このページを見ればわかること
- ボーカル用ワイヤレスシステムの基本構造とメリット
- 使用シーン別(ライブ/練習/イベント)での選び方
- 周波数帯の違い(UHF/B帯 vs 2.4GHz)と特徴
- 初心者〜プロ向けの価格帯別おすすめモデル
- Shure・Sennheiser・Audio-Technicaなど主要ブランドの違い
ボーカル用ワイヤレスシステムとは?
ボーカル用ワイヤレスシステムは、マイクとPA機材をケーブル無しで接続できるシステムです。主にハンドヘルド型のワイヤレスマイクと、受信機のセットで構成されており、ライブでのパフォーマンス性やセッティングの自由度を大幅に高めてくれます。
特に2025年現在、UHF帯(特に免許不要のB帯)や2.4GHz帯を利用したデジタル方式が主流で、音質や安定性が大きく進化しています。
使用シーン別|最適なワイヤレスシステムの選び方
大規模ライブ/コンサート
- UHF帯(B帯)対応モデルがおすすめ。
- 電波干渉に強く、多チャンネル運用可能。
- 例:Shure BLX/QLX-D、Sennheiser EW G4 など。
スタジオ練習/小規模イベント
- セットアップが簡単な2.4GHz帯デジタルモデルが便利。
- 軽量で操作も直感的。
- 例:Audio-Technica ATW-1102、Xvive U3 など。
カラオケ/家庭用
- Bluetoothや簡易VHF帯モデルも視野に入るが、音楽用途なら最低でも24bitデジタル方式推奨。
価格帯別おすすめモデル(10選)
| 製品名 | 方式 | 同時使用数 | 電源 | 価格帯 Amazon 4/8調査 |
特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Xvive U3 |
2.4GHz デジタル |
6ch | 充電式 | ¥28,000 | 有線マイクをワイヤレス化 軽量・24bit音質 |
| Audio-Technica ATW-1102 |
2.4GHz デジタル |
8ch | 単3×2本 | ¥39,000 | 簡単セットアップ、24bit音質、屋内向け |
| Shure BLX24/SM58 |
B帯 アナログ |
6ch | 単3×2本 | ¥41,000 | 業界標準SM58付き、安定性抜群 |
| BOSS WL-30XLR |
2.4GHz デジタル |
14ch | 単3×1本 | ¥27,000 | XLRマイク用、持ち運びに最適 |
| Shure GLX-D24+/SM58 |
2.4/5.8GHz デジタル |
8ch | 専用充電池 | ¥91,000 | デュアルバンド、長時間駆動 |
| Sennheiser XSW 1-835 |
B帯 アナログ |
7ch | 単3×2本 | ¥57,000 | e835カプセル、コスパ良い |
| Audio-Technica ATW-3212 |
UHF デジタル |
6ch | 単3×2本 | ¥95,000 | プロ仕様、広帯域・安定性 |
| Sennheiser EW 100 G4 |
B帯 アナログ |
8ch | 単3×2本 | ¥80,000 | プロライブ定番、高音質 |
| Shure QLXD24/SM58 |
UHF デジタル |
10ch | 単3×2本 | ¥265,000 | プロ仕様、Ethernet制御も可能 |
※最新の価格、商品仕様はメーカーHPや商品名リンクのAmazon等でご確認下さい。
↓表の見方について解説です
| 方式 | ワイヤレス信号の通信方式。主に「アナログ(UHF/B帯)」と「デジタル(2.4GHzなど)」があり、アナログは遅延が少なく、デジタルは音質や干渉回避に優れる特徴があります。 |
| 同時使用数 | 一度に使用できるワイヤレスマイクの最大数。イベントやバンド演奏で複数人が同時に使用する場合は要チェックの項目です。 |
| 電源 | 送信機(マイク側)に使用される電源の種類。充電式は経済的、乾電池式は電池交換ですぐ再稼働できる利便性があります。 |
ブランド別の特徴と選び方
- Shure(シュア):世界的に定番。初心者~プロまでカバー。SM58/BETA58Aなどマイクカプセルも優秀。
- Sennheiser(ゼンハイザー):高音質でプロ向け。堅牢性と多チャンネル運用に強い。
- Audio-Technica(オーディオテクニカ):国内定番。デジタル・UHF両対応モデルあり。
- Xvive / NUX / BOSS:プラグオン型や手軽なXLR変換型が人気。簡単・安価にワイヤレス化可能。
まとめ(ボーカル編)
ボーカル用ワイヤレスシステムは、単にコードレスで便利なだけでなく、ステージ上での自由度と音響的な安定性を大きく左右する重要機材です。
プロ現場ではUHF帯(特にB帯)のアナログ/デジタルモデルが主流ですが、一般ユーザーやライブハウスレベルでは2.4GHzデジタル方式の手軽さとコストパフォーマンスが非常に魅力的です。
ShureやSennheiserはマイクカプセルの音質と信頼性で定評があり、Audio-Technicaも堅実な作りと国内対応力で人気。さらにXviveやBOSSなどの簡易ワイヤレス化モデルも、近年では音質・レイテンシーともに大幅に進化しています。
自身の使用環境(屋内/屋外・ライブ規模・同時使用本数)を見極め、最適なモデルを選ぶことで、より自由に、より自信を持って歌声を届けることができるはずです。


