| # | 曲名・教本 | カテゴリ | 難易度 | 習得目安 | 身につくスキル |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ツェルニー30番練習曲 | テクニック | ★★★☆☆ | 3〜6ヶ月 | 指の独立性・均一なタッチ |
| 2 | ハノン | テクニック | ★★☆☆☆ | 継続使用 | 指の筋力・速弾き基礎 |
| 3 | ツェルニー40番練習曲 | テクニック | ★★★★☆ | 6ヶ月〜1年 | スケール・アルペジオ |
| 4 | ブルグミュラー18の練習曲 | 表現力 | ★★★☆☆ | 3〜6ヶ月 | 音楽性・フレージング |
| 5 | ヘラー 25の旋律的練習曲 | 表現力 | ★★★☆☆ | 3〜6ヶ月 | 歌うような旋律表現 |
| 6 | メンデルスゾーン無言歌集 | 表現力 | ★★★★☆ | 各曲1〜2ヶ月 | 感情表現・ペダル技術 |
| 7 | ピシュナ 60の練習曲 | スケール | ★★★☆☆ | 継続使用 | 指の柔軟性・スケール習得 |
| 8 | モシュコフスキー 20の小練習曲 | スケール | ★★★★☆ | 6ヶ月〜1年 | アルペジオ・音の粒立ち |
| 9 | ショパンプレリュード集 | ペダル技術 | ★★★★☆ | 各曲1〜3ヶ月 | ペダリング・表現の幅 |
| 10 | バッハインヴェンション | ポリフォニー | ★★★☆☆ | 3〜6ヶ月 | 両手独立・声部の歌い分け |
| 11 | バッハ小プレリュード | ポリフォニー | ★★★☆☆ | 各曲2〜4週間 | バッハ様式・装飾音 |
| 12 | ベルティーニ 25の練習曲 | リズム | ★★★☆☆ | 3〜5ヶ月 | リズム感・拍子感 |
| 13 | クラーマー=ビューロー 60の練習曲 | 和音 | ★★★★☆ | 6ヶ月〜1年 | 和音・跳躍の正確性 |
| 14 | ベートーヴェンソナチネヘ長調 | 総合 | ★★★☆☆ | 1〜2ヶ月 | 古典様式・楽曲構成理解 |
| 15 | クレメンティソナチネ集 | 総合 | ★★★☆☆ | 1〜2ヶ月/曲 | ソナタ形式・総合的技術 |
ピアノ中級レベルに到達したあなたへ

ピアノの初級教本を終えて、 「さあ、 次は何を弾こう?」 と考えているあなた。 バイエルやブルグミュラーは卒業したけれど、 ショパンのエチュードはまだ早い気がする …そんな 「中級の壁」 を感じていませんか ?
私自身、 この中級期に最も悩んだ経験があります。 簡単すぎる曲では物足りないけれど、 難しすぎる曲に手を出すと挫折してしまう。 この微妙なバランスを取るのが、 中級者にとって最大の課題なのです。
この記事では、 ピアノ中級者が技術を磨きながら音楽性も高められるクラシック練習曲を、 目的別・レベル別にご紹介します。 さらに、 効果的な練習方法や、 次のステップへ進むためのコツもお伝えしますので、 ぜひ最後までお読みください。
中級者とは?あなたの現在地を確認しよう

まず、 「中級者」 の定義を明確にしておきましょう。 一般的に、 以下のような技術を持っている方が中級レベルとされています。
- 両手で異なるリズムを同時に弾ける
- 8分音符の速いパッセージがある程度スムーズに弾ける
- シャープやフラットが3〜4個程度の調号に対応できる
- ペダルの基本的な使い方を理解している
- ツェルニー30番程度の曲が弾ける
- 和音の連続や跳躍がある程度できる
もしこれらの半分以上に当てはまるなら、 あなたは立派な中級者です。 これから紹介する曲は、 あなたの技術をさらに伸ばし、 表現力を豊かにしてくれるでしょう。
中級者が練習曲を選ぶ3つの基準

中級者が練習曲を選ぶ際には、 以下の3つの視点を持つことが大切です。
1. 技術的な目標が明確であること
ただ 「きれいな曲」 を弾くだけでなく、 何の技術を伸ばすための曲なのかを意識しましょう。 例えば、 指の独立性を高めたいのか、 スケールの速度を上げたいのか、 和音の響きを美しくしたいのか。 目的が明確だと、 練習の効果が格段に上がります。
2. 音楽的な魅力があること
技術練習だけに特化した機械的な曲では、 モチベーションが続きません。 中級レベルになったら、 技術と音楽性の両方を磨ける曲を選ぶことが重要です。 美しいメロディや和声の変化を楽しみながら練習できる曲なら、 毎日の練習が楽しくなります。
3. 段階的にステップアップできること
一つの作曲家の練習曲集には、 通常、 易しいものから難しいものへと段階的に配列されています。 自分の現在のレベルより少しだけ難しい曲を選び、 達成感を味わいながら進めることが上達の秘訣です。
【目的別】 中級者におすすめのクラシック練習曲15選

ここからは、 具体的な練習曲を目的別にご紹介します。 それぞれの曲の特徴と、 どんな技術が身につくかを解説しますので、 自分の課題に合わせて選んでください。
指の独立性とテクニックを磨く曲
ツェルニー30番練習曲(Czerny Op.849)
中級者の定番中の定番です。 30曲それぞれに明確な技術目標があり、 指の独立性、 スケール、 アルペジオ、 トリルなど、 あらゆる基礎技術をバランスよく学べます。 特に 1番から10番までは、 初級から中級への橋渡しとして最適です。
メリットは体系的に技術を習得できること。 デメリットは音楽的な魅力がやや少ないと感じる人もいることです。 しかし、 これをしっかりマスターすれば、 その後の上達速度が大きく変わります。
ハノン(Hanon: The Virtuoso Pianist)
指の筋力トレーニングとも言える練習曲集です。 1番から20番までの練習は、 5本の指を均等に動かす訓練に最適。 毎日10〜15分のウォーミングアップとして取り入れると効果的です。
単調に感じるかもしれませんが、 リズムを変えたり、 アクセントの位置を変えたりすることで、 飽きずに続けられます。
ツェルニー40番練習曲(Czerny Op.299)
30番の次のステップとなる練習曲集です。 より速いテンポ、 複雑なリズム、 広い音域での跳躍など、 高度な技術が要求されます。 中級の後半から上級への入口として、 じっくり取り組む価値があります。
音楽性と表現力を高める曲
ブルグミュラー18の練習曲(Burgmüller Op.109)
25の練習曲を終えた次のステップ。 「大雷雨」 「ゴンドラの船頭歌」 「泉」 など、 標題音楽として情景を思い浮かべながら弾ける曲が揃っています。 技術練習でありながら、 ロマンティックな表現を学べるのが魅力です。
特に 「大雷雨」 は、 オクターブの連打やダイナミクスの幅広い表現が必要で、 中級者の表現力を大きく伸ばしてくれます。
ヘラー 25の旋律的練習曲(Heller Op.45)
美しいメロディと和声が特徴の練習曲集。 ツェルニーよりも音楽的な魅力が高く、 弾いていて楽しいと感じる人が多いです。 左手の伴奏パターンのバリエーションも豊かで、 伴奏の技術も自然と身につきます。
メンデルスゾーン無言歌集(Mendelssohn Songs Without Words)
練習曲というよりは小品集ですが、 中級者の歌心と表現力を育てるには最高の教材です。 「春の歌」 「ヴェネツィアの舟歌」 など、 誰もが知る名曲が含まれています。
技術的には手が届くのに、 美しく歌わせるのは難しい。 この絶妙なバランスが、 中級者の音楽性を磨くのに理想的なのです。
スケールとアルペジオの練習
ピシュナ 60の練習曲(Pischna: 60 Progressive Exercises)
指の動きのパターンを徹底的に練習できる曲集。 ハノンよりも実践的な音型が多く、 実際の曲で出てくる指の動きに近い練習ができます。 地味ですが、 確実に技術の底上げができる隠れた名教材です。
モシュコフスキー 20の小練習曲(Moszkowski Op.91)
スケールとアルペジオを中心とした練習曲で、 音楽的にも洗練されています。 ツェルニーよりも音の響きが美しく、 モチベーションを保ちながら技術を磨けます。
ペダル技術を学ぶ曲
ショパンプレリュード集(Chopin Preludes Op.28)
24の前奏曲の中には、 中級者でも挑戦できる曲があります。 特に第4番ホ短調、 第7番イ長調、 第20番ハ短調などは、 技術的には手が届きつつ、 ペダルの使い方と和声感を学ぶのに最適です。
ショパンの音楽に触れることで、 ロマン派のスタイルを身につけることができます。
ポリフォニー(多声音楽)の理解を深める曲
バッハインヴェンション(Bach Two-Part Inventions BWV 772-786)
中級者が避けて通れないバッハの作品。 2声部を独立して歌わせる技術は、 すべての音楽の基礎となります。 最初は第1番ハ長調から始め、 各声部を別々に練習してから合わせるのが効果的です。
バロック時代の様式を学びながら、 指の独立性も高められる一石二鳥の教材です。
バッハ小プレリュード(Bach Little Preludes BWV 924-932)
インヴェンションの前段階として最適。 より短く、 シンプルな構造ながら、 バロック音楽の様式を学べます。 装飾音の弾き方や、 バロック期の奏法を自然と身につけられます。
リズム感を養う曲
ベルティーニ 25の練習曲(Bertini Op.29)
様々なリズムパターンが登場し、 リズムの正確さを磨くのに適しています。 ツェルニーほど知名度は高くありませんが、 音楽的にも充実しており、 楽しく練習できます。
クラーマー=ビューロー 60の練習曲(Cramer-Bülow: 60 Selected Studies)
中級後半から上級への橋渡しとなる練習曲集。 複雑なリズムと幅広いダイナミクスが要求され、 より高度な音楽表現を学べます。
和音と跳躍の練習
ベートーヴェンソナチネヘ長調(Beethoven Sonatina in F major)
古典派の形式を学びながら、 和音の響きや音楽の構造を理解できる作品。 本格的なソナタに進む前の準備段階として最適です。
クレメンティソナチネ集(Clementi Sonatinas Op.36)
6つのソナチネが段階的に難しくなっていく構成。 古典派の様式を学びながら、 跳躍や和音の連続など、 中級者に必要な技術を総合的に習得できます。
中級者おすすめクラシック練習曲15選一覧表
| # | 曲名・作曲者 | 難易度 | 主な習得技術 | 練習期間目安 | こんな人に特におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ツェルニー30番(Op.849)/ チェルニー | ★★☆☆☆ 中級入門 | 指の独立性・スケール・アルペジオ・トリル(基礎全般) | 1曲あたり1〜2週間 | 技術の体系的な基礎固めをしたい人。中級入りたての人 |
| 2 | ハノン(1〜20番)/ ハノン | ★★☆☆☆ 中級入門 | 指の筋力・均等な5指運動・ウォームアップ | 毎日10〜15分の継続練習 | ウォームアップ習慣を作りたい人。指の力が左右で違う人 |
| 3 | ツェルニー40番(Op.299)/ チェルニー | ★★★☆☆ 中級 | 速いパッセージ・複雑なリズム・広い跳躍 | 1曲あたり2〜4週間 | 30番を終えた人。上級への橋渡しを求める人 |
| 4 | ブルグミュラー18の練習曲(Op.109)/ ブルグミュラー | ★★★☆☆ 中級 | オクターブ・ダイナミクス・ロマン的表現 | 1曲あたり2〜3週間 | 25番を終えた人。情景描写の表現力を磨きたい人 |
| 5 | ヘラー 25の旋律的練習曲(Op.45)/ ヘラー | ★★★☆☆ 中級 | 歌うメロディ・美しい和声の響き | 1曲あたり2〜4週間 | 技術練習が単調に感じる人。音楽的な表現力を高めたい人 |
| 6 | バッハインヴェンション(15曲)/ J.S.バッハ | ★★★☆☆ 中級 | ポリフォニー(多声)・独立した両手コントロール | 1曲あたり3〜6週間 | 両手の独立性を高めたい人。クラシックの本流を学びたい人 |
| 7 | バッハシンフォニア(15曲)/ J.S.バッハ | ★★★★☆ 中上級 | 3声ポリフォニー・高度な両手・片手内声部コントロール | 1曲あたり4〜8週間 | インヴェンションを終えた人。バッハをより深く学びたい人 |
| 8 | ソナチネ集(クレメンティ・クーラウ等) | ★★★☆☆ 中級 | 古典的なフォーム・スケール・和声進行 | 1曲あたり3〜6週間 | クラシックソナタの構造を理解したい人 |
| 9 | モーツァルトソナタ K.545 ハ長調 | ★★★☆☆ 中級 | 古典スタイル・明確なアーティキュレーション | 全3楽章で2〜3ヶ月 | 初めてのソナタに挑戦したい人。古典派スタイルを学びたい人 |
| 10 | ショパンプレリュード Op.28-7(A-dur) | ★★☆☆☆ 中級入門 | ペダルの踏み方・柔らかい和音の響き | 1〜2週間 | ショパンに初挑戦したい人。ペダル技術の入門として |
| 11 | ショパンワルツ Op.69-1「別れのワルツ」 | ★★★☆☆ 中級 | ワルツのリズム感・歌うメロディ・ペダル | 1〜2ヶ月 | ロマン派の表現・ショパンを本格的に弾きたい人 |
| 12 | グリーグ叙情小品集より「蝶々」「エレジー」等 | ★★★☆☆ 中級 | 北欧的な音色・ペダルの活用・情景描写 | 1曲あたり3〜6週間 | 雰囲気のある曲を弾きたい人。ロマン派に興味がある人 |
| 13 | シューマン子供の情景 Op.15より「トロイメライ」 | ★★★☆☆ 中級 | 歌うメロディ・ゆっくりとした表現・音色のコントロール | 2〜4週間 | 情感豊かな演奏をしたい人。遅いテンポでの表現を磨きたい人 |
| 14 | ドビュッシーアラベスク第1番 | ★★★★☆ 中上級 | ペダル・柔らかな音色・近代的な和声感覚 | 2〜3ヶ月 | 印象派音楽に挑戦したい人。音色と色彩感を磨きたい人 |
| 15 | スカルラッティソナタ K.380(K.23) | ★★★★☆ 中上級 | バロックスタイル・繰り返し・装飾音 | 1〜2ヶ月 | バロックと古典を横断して学びたい人 |
効果的な練習方法|上達を加速させる5つのコツ

良い練習曲を選んでも、 練習方法が適切でなければ上達は遅れてしまいます。 ここでは、 中級者が意識すべき練習のポイントをお伝えします。
1. 片手ずつ完璧に仕上げる
両手で何となく弾けるようになると、 つい次に進みたくなりますが、 これは最大の落とし穴です。 右手だけ、 左手だけで完璧に弾けるようになってから両手を合わせると、 結果的に速く仕上がります。
特に左手は疎かになりがちですが、 伴奏の美しさが音楽全体のクオリティを決めます。 左手だけでも音楽として成立するように練習しましょう。
2. ゆっくりから始め、 段階的にテンポを上げる
「ゆっくり練習」 の重要性は誰もが知っていますが、 実際にできている人は少ないものです。 メトロノームを使い、 ミスなく弾けるテンポから始めるのが鉄則。
目安としては、 指定テンポの50〜60%から始め、 完璧に弾けたら4〜8拍分テンポを上げる、 という方法が効果的です。 焦らず、 着実に進めましょう。
3. 難所は取り出して集中練習する
曲を最初から最後まで通して弾く練習だけでは、 苦手な部分がいつまでも弾けないままです。 難しい2〜4小節を取り出して、 10回、 20回と繰り返すことで、 確実に克服できます。
難所の前後1小節を含めて練習すると、 曲の流れの中でもスムーズに弾けるようになります。
4. 録音して客観的に聴く
自分の演奏を録音して聴くと、 弾いているときには気づかなかった問題点が明らかになります。 スマートフォンの録音機能で十分ですので、 週に 1回は録音してみましょう。
テンポの揺れ、 音のバランス、 ペダルの濁りなど、 客観的に聴くことで気づくことが数多くあります。
5. 一度に複数の曲を並行して練習する
一つの曲だけを集中的に練習すると、 飽きてしまったり、 行き詰まったりします。 3〜4曲を並行して練習することで、 新鮮な気持ちを保ちながら、 それぞれの曲で学んだことを相互に活かせます。
例えば、 技術練習曲(ツェルニーなど)、 バロック作品(バッハ)、 ロマン派作品(ショパンやメンデルスゾーン)というように、 異なる時代・スタイルの曲を組み合わせるのがおすすめです。
中級者が陥りやすい3つの罠と対策

中級レベルでは、 多くの人が同じような壁にぶつかります。 その代表的な3つの罠と、 その対策をお伝えします。
罠1: 難しい曲ばかりに挑戦して基礎が疎かになる
中級者になると、 憧れの名曲に挑戦したくなるものです。 しかし、 背伸びしすぎた曲ばかり弾いていると、 基礎技術に穴ができてしまいます。
対策: 練習時間の60%は基礎練習と自分のレベルに合った曲、 40%を少し難しい曲に充てるバランスを保ちましょう。 地味な基礎練習こそが、 最終的には遠回りに見えて最短距離なのです。
罠2: 完成度を求めすぎて次に進めない
完璧主義も度が過ぎると、 一曲を何ヶ月も練習して飽きてしまい、 結局ピアノから離れてしまうケースがあります。
対策: 「80点で合格」 という基準を持ちましょう。 80%の完成度に達したら次の曲に進み、 後で余裕ができたときに再度取り組むという方法も効果的です。 数多くの曲に触れることで、 総合的な音楽力が高まります。
罠3: 音楽性よりも技術だけに偏る
指が速く動くようになることは大切ですが、 それだけでは音楽になりません。 技術練習ばかりしていると、 機械的な演奏になってしまいます。
対策: 練習曲であっても、 「この曲はどんな感情を表現しているのか」 「どこがクライマックスか」 を常に考えましょう。 作曲家の意図を読み取り、 それを表現するために技術を使う、 という順序を忘れないでください。
次のステップへ|上級への道のり
中級の練習曲を着実にこなしていくと、 いつの間にか上級の入口に立っていることに気づきます。 次のステップとして目指すべき作品をいくつか挙げておきます。
技術面での目標
- ツェルニー50番練習曲(Op.740)
- ショパンエチュード(Op.10, Op.25)の易しいもの
- バッハ平均律クラヴィーア曲集
- モシュコフスキー 15の技巧的練習曲(Op.72)
音楽性での目標
- ベートーヴェンピアノソナタ( 「悲愴」 「月光」 など)
- ショパンノクターン、 ワルツ、 マズルカ
- シューベルト即興曲
- ドビュッシー前奏曲集(易しいもの)
これらの曲は、 中級で培った技術と音楽性をさらに深めてくれる名曲ばかりです。 焦らず、 一歩ずつ進んでいきましょう。
🎹 ピアノ中級者同士で切磋琢磨しよう
EMMUアプリでは、ピアノ中級者や上級者と繋がれます。練習の進捗シェア、連弾やアンサンブル仲間の募集、発表会の情報交換などをアプリひとつでできます。
まとめ|中級期こそが音楽人生の土台となる
ピアノの中級期は長く感じますが、適切な曲選びと正しい練習方法があれば確実に上達します。自分の現在地を把握して、今日から一歩踏み出しましょう。
| あなたの状況 | まず取り組む曲 | 次のステップ |
|---|---|---|
| 中級になりたてで基礎を固めたい | ツェルニー30番(1〜10番)+ハノン(1〜10番) | 30番全曲を終えたらブルグミュラー18の練習曲へ |
| 技術よりも音楽的な表現を磨きたい | ブルグミュラー18の練習曲またはヘラー 25の旋律的練習曲 | グリーグの叙情小品集・シューマンの子供の情景へ |
| バッハを本格的に学びたい | バッハインヴェンション(1番から) | 全15曲修了後にシンフォニアへ。並行してソナチネも |
| ロマン派・ショパンに挑戦したい | ショパンプレリュード Op.28-7(A-dur) | 習得後にワルツ Op.69-1「別れのワルツ」→ノクターンへ |
| 近代・印象派の音楽を弾きたい | ドビュッシーアラベスク第1番 | 習得後にドビュッシー「月の光」→前奏曲集の易しいものへ |
今日からの行動プラン
| タイミング | アクション |
|---|---|
| 今日 | 本記事の「中級者とは?」セクションで自分のレベルを確認。本記事の15選一覧表から「まず取り組む曲」を1〜2曲選んで楽譜をIMSLPまたは楽器店で入手する |
| 今週 | 選んだ曲の片手練習から開始。右手→左手→両手の順番を守る。最初は指定テンポの50〜60%のBPMから始める |
| 1ヶ月後 | 自分の演奏を録音して聴き直す。「技術面と音楽面でそれぞれ1つずつ改善点」を書き出して次の1ヶ月の課題にする |
| 3ヶ月後 | 本記事の一覧表で「達成できた曲」に印をつける。次に取り組む曲を「次のステップへ」セクションから選んで上級への道を歩み始める |


