この記事では、 ギター弾き語り初心者の始め方|コードストロークから歌い方までを厳選してご紹介します。
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ギター弾き語りを始めたいあなたへ

「好きな曲を自分で弾いて歌いたい」 「路上ライブやオープンマイクに挑戦してみたい」 そんな憧れを持ちながら、 何から始めればいいかわからず悩んでいませんか?
ギター弾き語りは、 楽器演奏と歌を同時に行う音楽表現です。 一見難しそうに思えますが、 実は正しいステップを踏めば、 初心者でも数ヶ月で 1曲を完成させることができます。 私自身、 最初は指が思うように動かず、 歌いながら弾くなんて不可能だと感じていましたが、 基礎から順番に積み上げることで、 今では人前で演奏できるようになりました。
この記事では、 ギター弾き語りを始めるために必要な準備から、 コードストローク、 歌との合わせ方まで、 初心者が最短で上達するための具体的な方法をお伝えします。 10代の学生から50代で趣味を始める方まで、 誰でも実践できる内容になっています。
ギター弾き語りに必要な準備
弾き語りで使うギターは主に2種類。どちらを選ぶかで練習環境・費用・音の雰囲気が変わります。
| 種類 | 音量 | 弦の硬さ | 価格帯(入門) | 弾き語りへの適性 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|
| アコースティックギター(スチール弦) | 大きい(アンプ不要) | やや硬め | 1〜5万円 | ◎ 弾き語りの王道。マイク・アンプ不要で人前演奏もできる | 弾き語りをメインにしたい・路上ライブや発表を考えている人 |
| クラシックギター(ナイロン弦) | 中程度 | 柔らかい | 1〜4万円 | ○ 指が痛くなりにくい。ただし弾き語りには音色がやや合わないことも | 指の痛みが心配・クラシック・ボサノバに興味がある人 |
| エレキギター | 小さい(アンプで調整) | 柔らかい | 1〜5万円 | △ 弾き語り向きではないが練習用には使える。深夜練習に◎ | ロック・ポップスをメインにしたい・深夜に練習したい人 |
初心者への結論:弾き語りを目的にするなら、スチール弦のアコースティックギター(フォークギター)一択です。1〜3万円台の入門モデルで十分スタートできます。

ギターの選び方|アコギ?エレキ?
弾き語りには主にアコースティックギターが使われますが、 エレキギターでもアンプなしで練習することは可能です。 それぞれの特徴を理解して、 自分に合ったものを選びましょう。
アコースティックギターは、 電源不要で豊かな音量が出るため、 弾き語りに最適です。 ただし、 弦が硬めで最初は指が痛くなりやすいというデメリットもあります。 スチール弦のフォークギターと、 ナイロン弦のクラシックギターがありますが、 弾き語りにはスチール弦が一般的です。
エレキギターは弦が柔らかく押さえやすいため、 指の痛みが少なく初心者でも演奏しやすいです。 アンプなしでも小さい音が出るので、 深夜の練習にも向いています。 ただし、 弾き語りらしい響きを出すにはアコギの方が適しています。
初心者向けのアコースティックギターとしては、
がバランスの取れた選択肢です。 音質と弾きやすさを両立しており、 長く使える1本として多くの初心者に選ばれています。
最低限必要なアイテム
ギター本体以外にも、 快適に練習するためのアイテムがいくつかあります。
- チューナー:正確な音程で練習するために必須です。 クリップ式が便利で、
のようなコンパクトなモデルが人気です。
- ピック:ストローク演奏に使います。 厚さはミディアム(0.7〜0.8mm)から始めるのがおすすめです。
- カポタスト:キーを変えるための器具で、 弾き語りでは頻繁に使います。
は多くのプロも愛用する定番モデルです。
- ギタースタンド:ギターを安全に保管し、 いつでも手に取れる状態にしておくことで練習習慣が身につきます。
- 予備の弦:弦は消耗品なので、 切れた時のために予備を用意しておきましょう。
これらのアイテムは、 ギターを購入する楽器店でまとめて揃えることができます。 店員さんに相談すれば、 予算に合わせたセット提案もしてもらえます。
基礎中の基礎|ギターの持ち方と構え方

正しい姿勢が上達の近道
ギターの構え方は、 演奏の質と疲労度に大きく影響します。 間違った姿勢で練習を続けると、 肩や腰を痛める原因にもなるため、 最初から正しいフォームを身につけましょう。
座って演奏する場合、 椅子に深く座り、 背筋を伸ばします。 ギターのくびれ部分を右足(利き手が右の場合)の太ももに乗せ、 ボディを軽く胸に引き寄せます。 ネックは地面と平行か、 やや上向きにします。
立って演奏する場合はストラップが必須です。 ストラップの長さは、 座った時と同じ高さになるように調整するのが基本ですが、 低い位置で構えるとロックっぽく、 高い位置だと演奏しやすくなります。
左手と右手のフォーム
左手(フレットを押さえる手) は、 親指をネックの裏側に添え、 他の指で弦を押さえます。 指は立てて、 指先で弦を押さえることを意識しましょう。 寝かせて押さえると、 隣の弦に触れてしまい音が詰まります。
右手(弦を弾く手) は、 肘をボディの上部に軽く置き、 手首の回転でストロークします。 肩や腕全体に力を入れず、 リラックスした状態を保つことが大切です。
最初に覚えるべき基本コード
弾き語りの入門として、まず以下の5コードを覚えましょう。この5つだけで100曲以上のJ-POP・洋楽を演奏できます。
| コード名 | 押さえる指の数 | 難易度 | 習得目安 | よく使われる曲のジャンル | 初心者へのポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| C | 3本 | ★★(中) | 1〜2週間 | J-POP・フォーク・洋楽全般 | 人差し指〜薬指の3本で押さえる。親指をネック裏の中央に |
| G | 3〜4本 | ★(入門) | 3〜7日 | J-POP・ロック・カントリー | 指が広がるが形が大きく安定しやすい。最初に覚えるべき1つ目 |
| Am | 3本 | ★(入門) | 3〜7日 | バラード・J-POP・洋楽 | Aマイナーコード。暗く切ない雰囲気を出せる。Cコードと形が近い |
| Em | 2本 | ★(最易) | 1〜3日 | ロック・J-POP・フォーク | 押さえる指が2本だけ。最も簡単なコードのひとつ。最初の練習に最適 |
| F | 全弦(セーハ) | ★★★★(難) | 1〜3ヶ月 | J-POP・洋楽ほぼ全般 | 初心者最大の壁。人差し指1本で全弦を押さえる。まず簡易版Fから練習する |
推奨練習順序:Em → G → Am → C の順に覚え、最後にFに挑戦しましょう。Em・G・Am・C の4コードだけでも多くの曲を弾き語りできます。Fは焦らず毎日少しずつ練習するのが最短ルートです。
初心者向けの5つのコード
ギター弾き語りの第一歩は、 基本的なコードを覚えることです。 以下の5つのコードが弾ければ、 多くの曲を演奏できるようになります。
- C (シーメジャー) :明るく温かい響き。 5弦3フレット、 4弦2フレット、 2弦1フレットを押さえます。
- G (ジーメジャー) :開放的で明るい音。 6弦3フレット、 5弦2フレット、 1弦3フレットを押さえます。
- D (ディーメジャー) :華やかな響き。 4弦の開放弦から1弦までを鳴らします。
- Em (イーマイナー) :切ないメロディに合う。 5弦2フレット、 4弦2フレットだけを押さえるシンプルなコードです。
- Am (エーマイナー) :落ち着いた雰囲気。 4弦2フレット、 3弦2フレット、 2弦1フレットを押さえます。
これらのコードは 「オープンコード」 と呼ばれ、 開放弦(押さえない弦)を多く含むため、 初心者でも比較的押さえやすく、 響きも豊かです。
コードチェンジの練習方法
コードを覚えても、 スムーズに切り替えられなければ曲になりません。 コードチェンジの練習は、 以下のステップで進めましょう。
ステップ1:各コードをしっかり鳴らす
まず1つのコードを押さえて、 全ての弦を 1本ずつ弾いてみます。 全ての音がクリアに鳴るまで、 指の位置を微調整します。
ステップ2:2つのコード間を行き来する
Cと Gなど、 2つのコードを交互に押さえる練習をします。 最初はゆっくりで構いません。 メトロノームを使って、 一定のテンポでチェンジできるように練習しましょう。
ステップ3:共通する指を見つける
コードチェンジを速くするコツは、 動かさなくていい指を見つけることです。 例えば、 CからAmへのチェンジでは、 2弦1フレットを押さえている指はそのまま残せます。
ステップ4:曲のコード進行で練習する
実際の曲のコード進行(例:C→G→Am→F)を使って練習すると、 実践的なスキルが身につきます。
ストロークパターンの基礎

ダウンストロークとアップストローク
ストロークとは、 ピックや指で弦をまとめて弾く奏法です。 基本は 2種類あります。
ダウンストローク(↓) は、 6弦側から1弦側に向かって弾きます。 力強く、 リズムの表拍(1拍目、 3拍目)で使われることが多いです。
アップストローク(↑) は、 1弦側から6弦側に向かって弾きます。 軽やかで、 裏拍(2拍目、 4拍目の間)で使われます。
初心者向けストロークパターン3選
パターン1:8ビートの基本
↓ ↓↑ ↑↓↑
これは最も基本的な8ビートのストロークパターンです。 ポップスやロックの多くの曲で使えます。 「ダン・ダカ・アカダカ」 とリズムを口ずさみながら練習すると覚えやすいです。
パターン2:バラードの基本
↓ ー ↓↑ ー
ゆったりとした曲に適したパターンです。 「ー」 は休符で、 その部分は弾きません。 手首の動きは止めず、 空振りして次のストロークに備えます。
パターン3:16ビートの軽快なリズム
↓↑↓↑ ↓↑↓↑
細かく刻むパターンで、 明るく軽快な曲に使います。 最初はゆっくりのテンポから始め、 徐々に速くしていきましょう。
ストローク練習では、 メトロノームアプリを使ってテンポを一定に保つことが重要です。 最初は BPM60〜80の遅いテンポから始め、 正確にできるようになったら徐々に速くします。
歌とギターを合わせるコツ

別々に練習してから合わせる
初心者が最も苦戦するのが、 弾きながら歌うことです。 いきなり両方を同時にやろうとせず、 段階的に進めましょう。
ステップ1:ギターパートを完璧にする
まずコード進行とストロークパターンを、 考えなくても弾けるレベルまで練習します。 手元を見なくても弾ける状態が理想です。
ステップ2:歌のメロディを覚える
ギターなしで、 歌だけを練習します。 正確な音程とリズムで歌えるようにしましょう。 原曲を聴きながら、 または歌詞を見ながら歌う練習を繰り返します。
ステップ3:ハミングしながら弾く
いきなり歌詞を歌わず、 メロディをハミングしながらギターを弾きます。 これにより、 リズムの取り方やブレス(息継ぎ)のタイミングが掴めます。
ステップ4:歌詞を小さく歌いながら弾く
声量を抑えて、 ボソボソと歌いながら弾いてみます。 間違えても止まらず、 最後まで通すことを優先しましょう。
ステップ5:普通の声量で弾き語る
慣れてきたら、 通常の声量で歌います。 最初は難しく感じるかもしれませんが、 繰り返すうちに自然にできるようになります。
リズムキープのテクニック
弾き語りで重要なのは、 ギターのリズムと歌のリズムを一致させることです。 以下のポイントを意識しましょう。
- 右手は止めない:歌に気を取られて右手のストロークが止まることがよくあります。 右手は機械のように一定のリズムを刻み続けることを意識します。
- コードチェンジは歌の前に:コードが変わるタイミングは、 歌のフレーズが変わる少し前です。 「♪あなたに〜」 の 「あ」 の直前にコードをチェンジするイメージです。
- 難しい部分は簡略化する:複雑なコードやストロークで躓く場合、 その部分だけシンプルにしても構いません。 全体の流れを保つことが優先です。
弾き語りにおすすめの練習曲
初心者が最初に弾き語りする曲選びは上達速度に直結します。使用コード数・テンポ・知名度の観点で選んだジャンル別おすすめ曲を紹介します。
| 曲名 | アーティスト | 使用コード(主要) | 難易度 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| チューリップ(童謡) | — | C・G・F(3コード) | ★(入門) | 3コードのみで完結。最初の1曲として最適 |
| カントリーロード | John Denver | G・D・Em・C(4コード) | ★(入門) | テンポがゆっくりでコードチェンジの練習に最適 |
| さくらんぼ | 大塚愛 | G・Em・C・D(4コード) | ★★(初級) | J-POPの定番コード進行。弾き語りの入門曲として有名 |
| 糸 | 中島みゆき | G・Em・Am・C・D(5コード) | ★★(初級) | テンポが安定していてリズムキープの練習になる |
| ひまわりの約束 | 秦基博 | G・Em・C・D・Am(5コード) | ★★(初級) | アルペジオ入門にも最適。知名度が高く弾き応えがある |
| チェリー | スピッツ | G・C・D・Em・F(Fあり) | ★★★(中級) | Fコードを克服した後の目標曲として定番 |
| 夜に駆ける | YOASOBI | Am・F・C・G(4コード) | ★★★(中級) | テンポが速めでリズム感強化に効果的 |
選曲の鉄則:「好きな曲」であることが最も重要です。好きな曲なら練習が苦にならず、メロディが体に染み込んでいるため習得が速くなります。
選曲のポイント
初心者が最初に挑戦する曲は、 以下の条件を満たすものを選びましょう。
- 使用コードが3〜4個程度
- テンポがゆっくり(BPM80〜100程度)
- ストロークパターンがシンプル
- 自分が好きで、 何度も聴いたことがある曲
最後のポイントが実は最も重要です。 好きな曲なら練習も苦になりませんし、 メロディやリズムが体に染み込んでいるため習得が早いです。
ジャンル別おすすめ曲の特徴
J-POPバラード系
ゆったりとしたテンポで、 コード進行もシンプルな曲が多いジャンルです。 基本的なオープンコードだけで弾ける曲を探しましょう。
フォーク系
弾き語りの王道ジャンルで、 アコースティックギター1本で完結する曲が多いです。 シンプルなコード進行とストロークパターンが特徴です。
洋楽ポップス
4コード(C-G-Am-F など)の繰り返しで構成される曲が多く、 コード進行を覚えやすいのが特徴です。
コード譜の探し方と読み方
コード譜(コードダイアグラム)は、 インターネット上の無料コード譜サイトで検索できます。 ただし、 これらのサイトには著作権的にグレーな部分もあるため、 できれば公式の楽譜集や楽譜販売サイトを利用することをおすすめします。
コード譜には、 歌詞の上にコード名が書かれています。 そのコードを、 そのタイミングで弾き始めるという意味です。 最初は原曲を聴きながら、 どのタイミングでコードが変わるか確認しましょう。
よくある壁と乗り越え方
弾き語り初心者が必ずぶつかる3大の壁と、それぞれの具体的な解決策をまとめました。
| 壁・悩み | 主な原因 | 今すぐできる解決策 | 克服の目安 |
|---|---|---|---|
| Fコードが押さえられない・音が鳴らない | ①指の力不足 ②人差し指の当て方が直角すぎる ③ネックを握り込みすぎている | ①まず簡易Fコード(1〜4弦のみ)から練習する ②人差し指を少し斜めに当てる(指の側面を使う) ③カポタストを使ってFが不要なキーに変える ④毎日5分だけFコードを押さえる練習を継続 | 毎日5分継続で1〜3週間 |
| 歌いながら弾くと指が止まる・同時にできない | ギターパートがまだ「無意識」レベルで弾けていない | ①ギターパートを「考えなくても弾けるレベル」まで先に完成させる ②歌は最初ハミングから ③テンポを半分に落として練習する ④録音して客観的に確認する | ギターを体に覚えさせるまで2〜4週間 |
| 声が小さくなる・音程が不安定になる | ギターに集中しすぎて歌に意識が向かない | ①ギターパートを完全に自動化させてから歌と合わせる ②一人練習時から本番と同じ声量で歌う習慣をつける ③スマホで録音して自分の声を客観的に聴き返す | ギターが自動化されれば自然に改善する |
「Fコード」 が押さえられない問題
初心者の最初の壁と言われるのが Fコードです。 人差し指で複数の弦をまとめて押さえる 「セーハ(バレー)」 という技術が必要で、 指の力が足りないと音が詰まります。
解決策1:省略コードを使う
最初は 6弦を弾かない 「簡易Fコード」 から始めましょう。 4弦3フレット、 3弦3フレット、 2弦1フレットを押さえるだけで、 Fコードに近い響きが得られます。
解決策2:カポタストで回避する
カポタストを使えば、 Fコードを使わずに曲を演奏できることがあります。 例えば、 キーCの曲で Fコードが出てくる場合、 カポを 1フレットにつけてキーB♭として演奏すれば、 Fの代わりに Eコードが使えます。
解決策3:毎日少しずつ練習する
指の筋力と柔軟性は、 毎日の練習で必ず向上します。 1日5分でも Fコードを押さえる練習を続ければ、 1〜2ヶ月でクリアに鳴るようになります。
歌いながら弾くと指が止まる
これは多くの初心者が経験する現象です。 脳が 2つのことを同時に処理しきれず、 片方に集中すると片方が止まってしまいます。
解決策:片方を無意識レベルまで練習する
ギターパートを、 テレビを見ながらでも弾けるレベルまで練習します。 完全に体が覚えると、 歌に意識を向けても指が動き続けます。
また、 歌う部分を 「ラララ」 や 「タタタ」 で歌う練習も効果的です。 歌詞を思い出す負担がなくなるため、 リズムとメロディだけに集中できます。
声が小さくなる・音程が不安定になる
ギターの音量に負けて、 声が小さくなることがあります。 また、 ギターの音に惑わされて音程が不安定になることも。
解決策:ギターの音量を下げる
ピックを持つ力を弱めたり、 ストロークを浅くして、 ギターの音量を意図的に下げます。 声とギターのバランスが取れると、 歌いやすくなります。
解決策:自分の声を録音して確認する
スマートフォンで録音して、 客観的に聴いてみましょう。 自分では気づかなかった問題点が見えてきます。
上達を加速させる練習方法
効果的な練習スケジュール
毎日短時間でも練習を続けることが、 長時間の週1回練習よりも効果的です。 以下は 1日30分の練習スケジュール例です。
- 0〜5分:ウォームアップ – 各コードを押さえて音を確認
- 5〜15分:コードチェンジ練習 – メトロノームに合わせて2〜3個のコード間を行き来
- 15〜25分:曲の練習 – 実際の曲を通して弾く
- 25〜30分:苦手な部分の集中練習 – 難しいコードチェンジやフレーズを繰り返す
週末など時間がある時は、 録音・録画して自分の演奏を客観的にチェックする時間を設けましょう。
独学とレッスン、 どちらがいい?
独学でもギター弾き語りは習得できますが、 レッスンを受けることで上達速度は格段に上がります。 それぞれのメリット・デメリットを理解して選びましょう。
独学のメリット:費用が抑えられる、 自分のペースで進められる、 好きな曲だけ練習できる
独学のデメリット:間違った癖がつきやすい、 わからない時に質問できない、 モチベーション維持が難しい
レッスンのメリット:正しいフォームが身につく、 効率的な練習方法を教えてもらえる、 定期的な目標ができる
レッスンのデメリット:費用がかかる(月1万円〜)、 時間の制約がある、 先生との相性が重要
おすすめは、 最初の3〜6ヶ月だけレッスンを受けて基礎を固め、 その後は独学で好きな曲に挑戦するという方法です。 月1回のレッスンでも、 定期的なチェックとアドバイスがあるだけで大きな差が出ます。
オンライン教材とアプリの活用
現在は、 YouTubeや音楽学習アプリを使った学習環境が充実しています。 無料で質の高いレッスン動画が見られるため、 独学でも十分に上達できる時代です。
また、 コード進行が自動でスクロールするアプリや、 曲のテンポを変えられる練習用アプリなども便利です。 ただし、 情報が多すぎて迷うこともあるので、 1つの教材を決めて集中的に取り組むことをおすすめします。
人前で演奏するための準備
ライブ・オープンマイクへの挑戦
ある程度弾けるようになったら、 人前での演奏に挑戦してみましょう。 最初は家族や友人の前で演奏するだけでも、 大きな経験になります。
オープンマイクは、 カフェやライブハウスで開催される、 誰でも参加できる演奏会です。 1〜2曲演奏できれば参加できるところが多く、 初心者でも歓迎されます。 同じように音楽を楽しむ仲間と出会えるチャンスでもあります。
緊張対策とステージマナー
人前で演奏する時は、 どんなに練習しても緊張します。 以下の対策を試してみてください。
- リハーサルを十分に行う:本番と同じ流れで、 最初から最後まで通す練習を繰り返します。
- 深呼吸とストレッチ:演奏前に深呼吸をして、 肩や首のストレッチで体をほぐします。
- 間違いを気にしない:完璧を目指さず、 最後まで演奏することを目標にします。 多少のミスは聴いている人は気づきません。
- 笑顔を忘れない:真剣な表情よりも、 楽しんでいる表情の方が聴いている人も楽しめます。
ステージでは、 演奏前後の挨拶も大切です。 「今日は ○○という曲を演奏します」 と簡単に紹介し、 終わったら 「ありがとうございました」 と一礼しましょう。
ギタリスト仲間と一緒に成長しよう
弾き語りに慣れてきたら、同じギターや音楽が好きな仲間とつながってみましょう。EMMUアプリでギタリスト仲間・セッション相手を見つけて演奏を共有することができます。
まとめ|最初の1曲を完成させることが全ての始まり
ギター弾き語りは「まず1曲完成させること」が全ての始まりです。以下のロードマップで現在地を確認して、次のゴールを設定しましょう。
| フェーズ | 期間の目安 | 習得目標 | 主な練習内容 | 達成の目安 |
|---|---|---|---|---|
| フェーズ1(基礎固め) | 1〜2週間 | Em・G・Am・Cの4コードを押さえる | 各コードのフォーム確認・コードチェンジ(2コード間)をメトロノームに合わせて練習 | 4コードをBPM60で連続してチェンジできる |
| フェーズ2(1曲完成) | 2週間〜1ヶ月 | 3〜4コードの曲を弾き語りで1曲通せる | 本記事の「おすすめ練習曲表」からコード数の少ない曲を選んで集中練習 | 家族・友人の前で1曲弾き語りできた |
| フェーズ3(Fコード克服) | 1〜3ヶ月 | Fコードを含む曲を弾き語りできる | 毎日5分のFコード練習・簡易Fからフルバレーコードへの移行練習 | 「チェリー」などFコード含む曲を通して弾き語りできた |
| フェーズ4(レパートリー拡大) | 3〜6ヶ月 | 5曲以上を弾き語りできる・人前で演奏できる | 新しい曲への挑戦・ストロークバリエーション増加・録音して客観的に確認 | オープンマイクやEMMUアプリで仲間に演奏を聴かせられた |
今日からの行動プラン
| タイミング | アクション |
|---|---|
| 今日 | 本記事の「アコギvsエレキ比較表」で使うギターを決める。手持ちのギターがある人は本記事の「5コード難易度表」でEmとGから練習を始める |
| 今週中 | スマホに無料のチューナーアプリとメトロノームアプリをインストールする。Em→G→Am→Cの4コードを1日15分ずつ練習する。本記事の「練習曲表」から自分の好きな曲を1曲選んでコード譜を入手する |
| 1ヶ月後 | 選んだ練習曲を最初から最後まで弾き語りで通す。完成度60%でも録音してスマホで聴き返す。聴き返した時の「気になる点」が次の練習ポイント |
| 3ヶ月後 | Fコードに挑戦して5コード曲(チェリー・糸等)を弾き語りできるようにする。EMMUアプリでギタリスト仲間を見つけて演奏を聴かせ合う |


