ベーススケール表【無料】12キー×12種を4・5・6弦の指板図で一覧

ベーススケール一覧ツールの画面。キーとスケールを選ぶと4弦・5弦・6弦の指板図に構成音が表示される バンド

ベースのスケール(音階)を、26枚の指板図で見比べられる一覧表です。別のキーや5弦・6弦の図は、無料のEMMUツールで12キー×12種から選べます。まず図の読み方を押さえ、Eメジャーの音の位置と、弦数を変えたときの対応を確かめましょう。

掲載図はEとCの各12種類、G・Dのメジャースケールで、すべて標準調弦の4弦・24フレット表示です。12キー×12種の全144通りを掲載しているわけではありません。5弦・6弦では同じ音の弦番号を読み替えるため、下の対応表とツールの弦数表示を使います。

キーやスケールを自分で切り替えて調べたいときは、ベース音階ツール(EMMU)が便利です。12キー×12種を指板図で表示でき、4・5・6弦の切り替え、ポジション絞り込み、左利き反転、画像保存に対応しています。

ベーススケール表・指板図の見方

スケールは、基準となる音から一定の間隔で並べた音の集まりです。この指板図では、その音階に含まれる音が出る位置を丸印で示しています。

なお、楽器の仕様でいう「スケール」は、ナットからブリッジまでの弦長を意味します。34インチなどの寸法と、このページで扱う音階の種類は別の分類です。

上が細い1弦、下が太い4弦です。左端の「開放」は何も押さえない音、数字はフレット番号。右へ1フレット進むと半音、12フレット進むと1オクターブ高くなります。同じ名前の音が複数あっても、高さまで同じとは限りません。

Rは基準の音、M3は長3度、m3は短3度、5は完全5度を表します。たとえばEメジャーならR=E、M3=G#、5=Bです。図の9は2度と同じ音名、#11は#4と同じ音名を表す表示です。M7は長7度、m7は短7度、6は長6度、m6は短6度です。♭9は♭2と同じ音名を示します。丸印には指の番号や弾く順番は指定されていません。

音名と半音数から「何度か」を整理したいときは、音楽理論の早見表にある音程表で、長3度と短3度などの違いを比べられます。

Eメジャースケールを音名とフレットで照合する

EメジャーはE・F#・G#・A・B・C#・D#の7音です。4弦だけでたどると、開放から0・2・4・5・7・9・11・12フレットの順で、最後の12フレットが1オクターブ上のEになります。

ツールで「E」→「メジャースケール」→「4弦」→「音名」を選ぶと、この対応を音名で表示できます。「度数」に切り替えると同じ位置がR・9・M3・4・5・6・M7に変わります。構成音と丸印の対応を確かめてから、必要な範囲を12Fまたは24Fで選びます。

4弦・5弦・6弦の切り替え

ツールの「弦数」で4弦・5弦・6弦を選ぶと、標準調弦に合わせて段数と開放音が変わります。下表の5弦は低いB弦を加えるタイプ、6弦は低いB弦と高いC弦を加えるタイプです。最低音の数字は音の高さを区別するオクターブ番号です。

弦数 開放弦(1弦→最低弦) 最低音 特徴
4弦 G・D・A・E E1 G・D・A・Eの標準調弦
5弦 G・D・A・E・B B0 E1より下にB0〜D#1の5音を追加
6弦 C・G・D・A・E・B B0 高音側にC弦も追加。ソロやコード弾きの幅が広がる

Low-B(低いB弦)で増える低音は、B0・C1・C#1・D1・D#1の5音です。B弦の5フレットで、4弦ベースの最低音E1と同じ高さになります。6弦の高いC弦は、低音域をさらに下げるためではなく、高い音をより低いフレット位置で出すために加わります。

4弦ベースの1〜4弦(G・D・A・E)は、標準的なLow-B付き5弦では同じ1〜4弦、6弦では2〜5弦に対応します。したがって4弦図の「4弦開放のE」は、6弦では「5弦開放のE」です。各弦が完全4度(半音5個)間隔なので、押さえた音の形を移せますが、開放弦を含む形はそのまま移せない場合があります。

高いC弦を加えたE・A・D・G・Cの5弦や、4弦だけをDへ下げるドロップDなどは、この標準調弦の図と一致しません。弦数が同じでも、開放音が表と違う楽器には図のフレット番号をそのまま当てはめないでください。

どのスケールを選べばいい?

先に曲のキーとコードの構成音を見て、使う音階を絞ります。EメジャーとEナチュラルマイナーでは、G#/G、C#/C、D#/Dの3音が違います。同じEを基準にしていても、互いの図をそのまま代用できません。

たとえばコードEはE・G#・B、EmはE・G・Bです。E7とEm7は、どちらもDが加わる4音の和音ですが、第3音がG#かGかで異なります。E7にはEミクソリディアン、Em7にはEドリアンなどが候補になります。ただしEm7だけではCとC#のどちらを含むかは決まりません。曲の調や旋律との関係まで見て、ナチュラルマイナーとドリアンを選び分けます。

場面・コードの例 候補になるスケール 選ぶ前に見る音の関係
曲がEメジャーかEマイナーか メジャースケール/ナチュラルマイナー 曲の調に合わせ、長3度か短3度かを区別する
Eを中心にマイナーの5音を使う マイナーペンタトニック/ブルース マイナーの5音に、ブルースでは♭5を加える
Em7の上で第6音を選ぶ ナチュラルマイナー/ドリアン ドリアンはナチュラルマイナーより第6音が半音高い
E7の構成音を確かめる ミクソリディアン E・G#・B・Dを含み、長3度と短7度になる
Eと隣り合うFを含める ナチュラルマイナー/フリジアン フリジアンはナチュラルマイナーより第2音が半音低い

主要スケールの指板図一覧【26種】

EMMUのベースツールから書き出した26枚です。EとCの各12種にG・Dメジャーを加え、すべて標準調弦の4弦・24フレットでそろえました。

横にスクロールして右端まで見られます。ここにないキーや5弦・6弦の図は、ツールのキー・スケール・弦数を切り替えて表示します。

Eキーの12スケール

Eは4弦の開放音を基準にできるキーです。同じEでも音階の種類によって丸印の位置が変わるため、下の構成音と図を一組として見比べます。

Eメジャースケール|構成音は E・F#・G#・A・B・C#・D#。明るく素直な響き。ルートが4弦開放にあるので、開放弦を混ぜたフレーズが組みやすいキーです。

Eメジャースケールの4弦ベース指板図。構成音E・F#・G#・A・B・C#・D#を24フレットまで表示
Eメジャースケールの4弦ベース指板図

Eナチュラルマイナー|構成音は E・F#・G・A・B・C・D。Eメジャーの第3・6・7音を半音下げた形です。G・C・Dを使う点で、メジャーの図と区別します。

Eナチュラルマイナーの4弦ベース指板図。構成音E・F#・G・A・B・C・Dを24フレットまで表示
Eナチュラルマイナーの4弦ベース指板図

Eハーモニックマイナー|構成音は E・F#・G・A・B・C・D#。Eナチュラルマイナーの第7音DをD#へ上げた形です。B7の構成音D#を含み、Emへ戻るときの半音の動きを作れます。

Eハーモニックマイナーの4弦ベース指板図。構成音E・F#・G・A・B・C・D#を24フレットまで表示
Eハーモニックマイナーの4弦ベース指板図

Eメロディックマイナー|構成音は E・F#・G・A・B・C#・D#。Eナチュラルマイナーの第6・7音を上げた形です。図はC#・D#を含む上行形です。クラシックの音階課題で下行形を弾く場合は、C・Dを使うナチュラルマイナーの図に読み替えます。

Eメロディックマイナーの4弦ベース指板図。構成音E・F#・G・A・B・C#・D#を24フレットまで表示
Eメロディックマイナーの4弦ベース指板図

Eドリアン|構成音は E・F#・G・A・B・C#・D。Eナチュラルマイナーと比べ、第6音だけがCからC#になります。Em7の構成音に加えてC#を使う場面で区別します。

Eドリアンの4弦ベース指板図。構成音E・F#・G・A・B・C#・Dを24フレットまで表示
Eドリアンの4弦ベース指板図

Eフリジアン|構成音は E・F・G・A・B・C・D。Eナチュラルマイナーの第2音F#をFへ下げた形です。EとFが隣り合う半音の位置を図で確かめられます。

Eフリジアンの4弦ベース指板図。構成音E・F・G・A・B・C・Dを24フレットまで表示
Eフリジアンの4弦ベース指板図

Eリディアン|構成音は E・F#・G#・A#・B・C#・D#。第4音が半音高く、浮遊感のある明るさになります。

Eリディアンの4弦ベース指板図。構成音E・F#・G#・A#・B・C#・D#を24フレットまで表示
Eリディアンの4弦ベース指板図

Eミクソリディアン|構成音は E・F#・G#・A・B・C#・D。第7音が半音低いメジャー。E7の上で動くベースラインに使えます。

Eミクソリディアンの4弦ベース指板図。構成音E・F#・G#・A・B・C#・Dを24フレットまで表示
Eミクソリディアンの4弦ベース指板図

Eロクリアン|構成音は E・F・G・A・B♭・C・D。第5音が半音低く不安定。Em7♭5の上で使う特殊なスケールです。

Eロクリアンの4弦ベース指板図。構成音E・F・G・A・B♭・C・Dを24フレットまで表示
Eロクリアンの4弦ベース指板図

Eメジャーペンタトニック|構成音は E・F#・G#・B・C#。5音だけの明るい響き。カントリーやポップスの動きのあるラインに。

Eメジャーペンタトニックの4弦ベース指板図。構成音E・F#・G#・B・C#を24フレットまで表示
Eメジャーペンタトニックの4弦ベース指板図

Eマイナーペンタトニック|構成音は E・G・A・B・D。Eナチュラルマイナーから第2音F#と第6音Cを除いた5音です。7音の図と比べると、丸印が二種類減っています。

Eマイナーペンタトニックの4弦ベース指板図。構成音E・G・A・B・Dを24フレットまで表示
Eマイナーペンタトニックの4弦ベース指板図

Eブルーススケール|構成音は E・G・A・B♭・B・D。マイナーペンタに♭5のB♭を足した6音です。4弦ではAの5フレットとBの7フレットの間、6フレットに丸印が増えます。

Eブルーススケールの4弦ベース指板図。構成音E・G・A・B♭・B・Dを24フレットまで表示
Eブルーススケールの4弦ベース指板図

Cキーの12スケール

Cは3弦3フレットがルートです。理論の説明で基準にされるキーなので、度数の位置関係を確認するのに向いています。

Cメジャースケール|構成音は C・D・E・F・G・A・B。♯も♭も付かない7音。音楽理論の基準になるキーです。

Cメジャースケールの4弦ベース指板図。構成音C・D・E・F・G・A・Bを24フレットまで表示
Cメジャースケールの4弦ベース指板図

Cナチュラルマイナー|構成音は C・D・E♭・F・G・A♭・B♭。CメジャーのE・A・BをE♭・A♭・B♭へ下げた7音です。4弦の開放音Eは含まれず、1フレットのFから図の丸印が始まります。

Cナチュラルマイナーの4弦ベース指板図。構成音C・D・E♭・F・G・A♭・B♭を24フレットまで表示
Cナチュラルマイナーの4弦ベース指板図

Cハーモニックマイナー|構成音は C・D・E♭・F・G・A♭・B。Cナチュラルマイナーの第7音B♭をBへ上げた形です。G7の構成音Bを含み、Cmへ戻る半音の動きを作れます。

Cハーモニックマイナーの4弦ベース指板図。構成音C・D・E♭・F・G・A♭・Bを24フレットまで表示
Cハーモニックマイナーの4弦ベース指板図

Cメロディックマイナー|構成音は C・D・E♭・F・G・A・B。Cナチュラルマイナーの第6・7音A♭・B♭をA・Bへ上げた形です。クラシックの音階課題で下行形を弾く場合は、A♭・B♭へ戻るナチュラルマイナーの図と区別します。

Cメロディックマイナーの4弦ベース指板図。構成音C・D・E♭・F・G・A・Bを24フレットまで表示
Cメロディックマイナーの4弦ベース指板図

Cドリアン|構成音は C・D・E♭・F・G・A・B♭。Cナチュラルマイナーの第6音A♭をAへ上げた形です。Cm7の構成音は共通ですが、第6音を伸ばす場面では響きが変わります。

Cドリアンの4弦ベース指板図。構成音C・D・E♭・F・G・A・B♭を24フレットまで表示
Cドリアンの4弦ベース指板図

Cフリジアン|構成音は C・D♭・E♭・F・G・A♭・B♭。Cナチュラルマイナーの第2音DをD♭へ下げた形です。3弦3フレットのCと、隣の4フレットのD♭を比べられます。

Cフリジアンの4弦ベース指板図。構成音C・D♭・E♭・F・G・A♭・B♭を24フレットまで表示
Cフリジアンの4弦ベース指板図

Cリディアン|構成音は C・D・E・F#・G・A・B。F#が特徴。Cmaj7をIVとして扱うときに使います。

Cリディアンの4弦ベース指板図。構成音C・D・E・F#・G・A・Bを24フレットまで表示
Cリディアンの4弦ベース指板図

Cミクソリディアン|構成音は C・D・E・F・G・A・B♭。Cメジャーの第7音BをB♭へ下げた形です。C7の構成音C・E・G・B♭を含みます。

Cミクソリディアンの4弦ベース指板図。構成音C・D・E・F・G・A・B♭を24フレットまで表示
Cミクソリディアンの4弦ベース指板図

Cロクリアン|構成音は C・D♭・E♭・F・G♭・A♭・B♭。Cm7♭5の上で使う不安定なスケール。

Cロクリアンの4弦ベース指板図。構成音C・D♭・E♭・F・G♭・A♭・B♭を24フレットまで表示
Cロクリアンの4弦ベース指板図

Cメジャーペンタトニック|構成音は C・D・E・G・A。Cメジャーから第4音Fと第7音Bを除いた5音です。音数が少なくても、どのコードにもすべての音が合うという意味ではありません。

Cメジャーペンタトニックの4弦ベース指板図。構成音C・D・E・G・Aを24フレットまで表示
Cメジャーペンタトニックの4弦ベース指板図

Cマイナーペンタトニック|構成音は C・E♭・F・G・B♭。3弦3フレットのルートから始められる押さえやすい形です。

Cマイナーペンタトニックの4弦ベース指板図。構成音C・E♭・F・G・B♭を24フレットまで表示
Cマイナーペンタトニックの4弦ベース指板図

Cブルーススケール|構成音は C・E♭・F・G♭・G・B♭。マイナーペンタに♭5(G♭)を加えた6音。

Cブルーススケールの4弦ベース指板図。構成音C・E♭・F・G♭・G・B♭を24フレットまで表示
Cブルーススケールの4弦ベース指板図

開放弦にルートがあるキー(G・D)

Gメジャースケール|構成音は G・A・B・C・D・E・F#。ルートは4弦3フレットと1弦開放です。2弦開放はDなので、Gの位置と取り違えないよう弦番号を照合します。

Gメジャースケールの4弦ベース指板図。構成音G・A・B・C・D・E・F#を24フレットまで表示
Gメジャースケールの4弦ベース指板図

Dメジャースケール|構成音は D・E・F#・G・A・B・C#。ルートが3弦5フレットと2弦開放。ギターと合わせやすいキーです。

Dメジャースケールの4弦ベース指板図。構成音D・E・F#・G・A・B・C#を24フレットまで表示
Dメジャースケールの4弦ベース指板図

よくある質問

Q1. ベースのスケール表はどう見ればいいですか?

掲載図は上が1弦、下が4弦で、丸印が音階の音を出せる位置です。Rは基準の音、図の下の数字はフレット位置。開放は押さえない音を示します。

Q2. R(ルート)とは何ですか?

図のRは選んだ音階の基準の音です。コードCのルートはCですが、C/Eのような分数コードでは低音にEが指定されます。音階のRと実際のベース音は区別します。

Q3. 最初に覚えるスケールはどれですか?

音階の基本を知りたいならメジャーとナチュラルマイナーです。曲に合わせる場合は調を先に見て、5音のペンタトニックも構成音を比べて選びます。

Q4. 5弦・6弦ベースでも同じ指板図が使えますか?

標準調弦なら共通する弦で使えます。4弦図の1〜4弦は、Low-B付き5弦の1〜4弦、6弦の2〜5弦に対応します。追加弦はツールの弦数を切り替えて表示します。

Q5. 指板図を印刷して使えますか?

掲載図は画像を保存して印刷できます。別のキーや弦数はベース音階ツールで選び、「PNGで保存」を押します。保存した画像を開き、用紙を横向き・ページに合わせる設定で印刷すると24フレット全体を収められます。

Q6. スマホでも見られますか?

スマホでも、掲載図は左右にスクロールして端まで読めます。ツールはブラウザで使え、12Fにすると表示範囲を短くできます。全体を手元に残したい場合はPNG保存を使います。

EMMUの楽器ツール一覧

EMMUでは、ギター・ベース・ピアノそれぞれに無料のスケール/コードツールを用意しています。同じスケールを別の楽器で確認すると、音の並び方の違いがつかめます。

楽器 スケール(音階) コード
ギター ギタースケール一覧ツール ギターコード表示ツール
ベース ベース音階ツール
ピアノ ピアノスケール一覧ツール ピアノコード一覧ツール

出典・参考資料

表示機能・資料の確認日:2026年9月14日。

EMMU APP
音楽・ダンス活動をスマートに

EMMUは、音楽やダンス活動を支援するアプリです。
バンド・吹奏楽・合唱・ダンスチームの練習日程、出欠確認、
演奏曲、譜面、音源、動画、連絡を簡単に整理して共有。