レコード大賞の歴代受賞曲一覧|受賞年・歌手・連覇の記録がわかる

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ヴォーカル

レコード大賞歴代受賞曲の一覧は、1959年の「黒い花びら」から2025年の「ダーリン」まで全70曲です。受賞年・歌手の一覧と、通算受賞回数・連覇の記録を分けて紹介します。

最新の確定結果は第67回・2025年です。2026年の受賞曲はまだ決まっていません。年を探す方は年代別一覧へ、ミセスの3連覇やEXILEの受賞回数を知りたい方は記録の比較へ進めます。1990〜1992年だけは大賞が2部門に分かれるため、1年に2曲を掲載しています。

受賞年から曲と歌手を調べ、通算と連覇を区別する案内図

レコード大賞歴代受賞曲一覧|年・曲名・歌手の探し方

一覧の年は曲の発売年ではなく、レコード大賞を受賞した年です。歌手は受賞時の歌唱者を載せ、後年のカバー歌手や作詞・作曲者とは分けています。

古い曲を探す場合は、覚えている年代から表を開き、曲名と歌手を組にして読んでください。同じ歌手が別の曲で再び受賞していることもあります。たとえばMr.Childrenの「innocent world」は1994年、「Sign」は2004年で、歌手名だけでは年を一つに絞れません。

曲名の英語は原表記を尊重しています。「ルビーの指環」の「環」、「シクラメンのかほり」の「ほり」などは、普段使う言葉に置き換えると検索結果が変わることがあります。長い曲名を入力しにくい場合は、歌手名と曲名の先頭を組み合わせると見つけやすくなります。

創設から1960年代の受賞曲

最初の受賞曲は水原弘の「黒い花びら」です。1960年と1962年には複数の歌手による歌唱作品が選ばれているため、歌手欄を一人だけに省略せず掲載しました。

受賞年 回 大賞受賞曲 歌手
1959年 第1回 黒い花びら 水原弘
1960年 第2回 誰よりも君を愛す 松尾和子/和田弘とマヒナスターズ
1961年 第3回 君恋し フランク永井
1962年 第4回 いつでも夢を 橋幸夫/吉永小百合
1963年 第5回 こんにちは赤ちゃん 梓みちよ
1964年 第6回 愛と死をみつめて 青山和子
1965年 第7回 柔 美空ひばり
1966年 第8回 霧氷 橋幸夫
1967年 第9回 ブルー・シャトウ ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
1968年 第10回 天使の誘惑 黛ジュン
1969年 第11回 いいじゃないの幸せならば 佐良直美

1970年代の受賞曲

1970年代は10年分がすべて異なる歌唱名義です。「夜空」「襟裳岬」「UFO」など、短い曲名ほど歌手名も添えて探すと同名曲との取り違えを減らせます。

受賞年 回 大賞受賞曲 歌手
1970年 第12回 今日でお別れ 菅原洋一
1971年 第13回 また逢う日まで 尾崎紀世彦
1972年 第14回 喝采 ちあきなおみ
1973年 第15回 夜空 五木ひろし
1974年 第16回 襟裳岬 森進一
1975年 第17回 シクラメンのかほり 布施明
1976年 第18回 北の宿から 都はるみ
1977年 第19回 勝手にしやがれ 沢田研二
1978年 第20回 UFO ピンク・レディー
1979年 第21回 魅せられて ジュディ・オング

五木ひろしの「夜空」は1973年の受賞曲です。後の1984年には「長良川艶歌」で再び受賞しますが、二つの年は連続していません。「2回受賞した歌手」と「2連覇した歌手」を同じ一覧にすると、この違いが消えてしまいます。

1980年代の受賞曲

1980年代には細川たかしと中森明菜の2年連続受賞があります。細川たかしは1982・1983年、中森明菜は1985・1986年で、同じ曲の連続受賞ではありません。

受賞年 回 大賞受賞曲 歌手
1980年 第22回 雨の慕情 八代亜紀
1981年 第23回 ルビーの指環 寺尾聰
1982年 第24回 北酒場 細川たかし
1983年 第25回 矢切の渡し 細川たかし
1984年 第26回 長良川艶歌 五木ひろし
1985年 第27回 ミ・アモーレ (Meu amor é…) 中森明菜
1986年 第28回 DESIRE(DESIRE -情熱-) 中森明菜
1987年 第29回 愚か者 近藤真彦
1988年 第30回 パラダイス銀河 光GENJI
1989年 第31回 淋しい熱帯魚 Wink

寺尾聰の受賞曲は「ルビーの指環」です。また中森明菜の1986年の曲は、TBSの歴代表では「DESIRE」、音源では「DESIRE -情熱-」などの表記が使われます。副題の有無だけで別の受賞曲があると数えず、年と歌手を合わせて照合します。

1990年代の受賞曲

1990〜1992年は「歌謡曲・演歌部門」と「ポップス・ロック部門」に分かれ、各年2曲が大賞です。1993年以降は再び1年1曲の一覧になります。

受賞年 回 大賞受賞曲 歌手 部門
1990年 第32回 恋唄綴り 堀内孝雄 歌謡曲・演歌
1990年 第32回 おどるポンポコリン B.B.クィーンズ ポップス・ロック
1991年 第33回 北の大地 北島三郎 歌謡曲・演歌
1991年 第33回 愛は勝つ KAN ポップス・ロック
1992年 第34回 白い海峡 大月みやこ 歌謡曲・演歌
1992年 第34回 君がいるだけで 米米CLUB ポップス・ロック
1993年 第35回 無言坂 香西かおり 部門分けなし
1994年 第36回 innocent world Mr.Children 部門分けなし
1995年 第37回 Overnight Sensation〜時代はあなたに委ねてる〜 trf 部門分けなし
1996年 第38回 Don't wanna cry 安室奈美恵 部門分けなし
1997年 第39回 CAN YOU CELEBRATE? 安室奈美恵 部門分けなし
1998年 第40回 wanna Be A Dreammaker globe 部門分けなし
1999年 第41回 Winter,again GLAY 部門分けなし

この表は10年間で13曲あります。二部門制だった3年間の歌謡曲・演歌部門を省くと、ポップス・ロック部門だけの不完全な一覧になるため、両部門を一行ずつ掲載しました。

2000年代の受賞曲

2001〜2003年は浜崎あゆみが3年連続で受賞しています。2008年の「Ti Amo」と2009年の「Someday」は、翌2010年まで続くEXILEの3連覇の前半です。

受賞年 回 大賞受賞曲 歌手
2000年 第42回 TSUNAMI サザンオールスターズ
2001年 第43回 Dearest 浜崎あゆみ
2002年 第44回 Voyage 浜崎あゆみ
2003年 第45回 No way to say 浜崎あゆみ
2004年 第46回 Sign Mr.Children
2005年 第47回 Butterfly 倖田來未
2006年 第48回 一剣 氷川きよし
2007年 第49回 蕾(つぼみ) コブクロ
2008年 第50回 Ti Amo EXILE
2009年 第51回 Someday EXILE

年代の区切りと連覇の区切りは一致しません。2000年代だけの表を見るとEXILEは2曲ですが、連覇を数えるときには次の表の2010年もつなげます。一方、Mr.Childrenの2004年は1994年以来の2回目で、同じ年代内の連続受賞ではありません。

2010年代の受賞曲

2010年にEXILEの3連覇が完成し、2013年には通算4回目の大賞となりました。この10年にはAKB48、三代目J Soul Brothers、乃木坂46の2連覇もあります。

受賞年 回 大賞受賞曲 歌手
2010年 第52回 I Wish For You EXILE
2011年 第53回 フライングゲット AKB48
2012年 第54回 真夏のSounds good ! AKB48
2013年 第55回 EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~ EXILE
2014年 第56回 R.Y.U.S.E.I. 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2015年 第57回 Unfair World 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2016年 第58回 あなたの好きなところ 西野カナ
2017年 第59回 インフルエンサー 乃木坂46
2018年 第60回 シンクロニシティ 乃木坂46
2019年 第61回 パプリカ Foorin

EXILEと三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEは、別の歌唱名義として表に掲載しています。

2020〜2025年の受賞曲

2025年の大賞はMrs. GREEN APPLEの「ダーリン」です。2023年「ケセラセラ」、2024年「ライラック」に続き、3年連続の受賞となりました。

受賞年 回 大賞受賞曲 歌手
2020年 第62回 炎 LiSA
2021年 第63回 CITRUS Da-iCE
2022年 第64回 Habit SEKAI NO OWARI
2023年 第65回 ケセラセラ Mrs. GREEN APPLE
2024年 第66回 ライラック Mrs. GREEN APPLE
2025年 第67回 ダーリン Mrs. GREEN APPLE

2020年から2025年までの6回では、LiSA、Da-iCE、SEKAI NO OWARI、Mrs. GREEN APPLEの4名義が受賞しています。最新年を含む表を参照するときは、更新日だけでなく実際に2025年の行があるかを見ると、2024年までの一覧との違いが分かります。

67回なのに70曲ある理由|二部門制の3年間

1959〜2025年は67回ですが、大賞の受賞作品は70曲です。1990・1991・1992年に通常より1曲ずつ多く選ばれたため、67+3=70曲となります。

67回に二部門制の三年間の追加三曲を加え70曲となる図

二部門制が始まった1990年、日本作曲家協会は音楽の多様化を理由に「歌謡曲・演歌部門」と「ポップス・ロック部門」を設けたと説明しています。その年の大賞は、各部門のゴールド・ディスク賞の候補から大衆投票で決まりました。今の実施要項を読んだだけで、過去の全受賞年も同じ方法だったと考えることはできません。

どちらの部門にも正式な「日本レコード大賞」という賞名があり、一方が優秀賞でもう一方が大賞、という関係ではありません。

受賞年 歌謡曲・演歌部門 ポップス・ロック部門 数え方
1990年 恋唄綴り/堀内孝雄 おどるポンポコリン/B.B.クィーンズ 第32回の大賞2曲
1991年 北の大地/北島三郎 愛は勝つ/KAN 第33回の大賞2曲
1992年 白い海峡/大月みやこ 君がいるだけで/米米CLUB 第34回の大賞2曲

ここでいう「回」は開催された回数、「曲」は大賞として選ばれた作品数です。二つを同じ列にすると第32回を2回開催したように見えてしまうため、最初の一覧では回の番号を両方の作品に付けています。自分で表を作る場合も、年と回を結び付けたまま部門の列を増やすと整理できます。

新人賞やアルバム大賞まで含めると、同じ年の受賞数はさらに増えます。しかし、それらはこの記事が集計する大賞の70曲には入りません。「賞を受けた曲」と「日本レコード大賞になった曲」を区別することで、数の違う一覧同士も読み比べられます。

連覇の記録|3連覇した3組と2連覇した歌手

2025年までの大賞で、最長の連続受賞は3年です。浜崎あゆみ、EXILE、Mrs. GREEN APPLEの3組が達成しており、4年連続での受賞はありません。

三連覇した三組の年と曲名を横に対応させた図

連覇は、同じ歌唱者が隣り合う年に続けて大賞を受けることです。間に別の歌手の受賞年が入ると連続記録はそこで切れます。曲が違っても同じ歌唱者が翌年に大賞となれば連覇に含めますが、同じ曲を後に別の歌手がカバーした回数は含めません。

歌手 連覇した年 連続数 受賞曲の順
浜崎あゆみ 2001〜2003年 3年 Dearest → Voyage → No way to say
EXILE 2008〜2010年 3年 Ti Amo → Someday → I Wish For You
Mrs. GREEN APPLE 2023〜2025年 3年 ケセラセラ → ライラック → ダーリン
細川たかし 1982〜1983年 2年 北酒場 → 矢切の渡し
中森明菜 1985〜1986年 2年 ミ・アモーレ → DESIRE
安室奈美恵 1996〜1997年 2年 Don't wanna cry → CAN YOU CELEBRATE?
AKB48 2011〜2012年 2年 フライングゲット → 真夏のSounds good !
三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 2014〜2015年 2年 R.Y.U.S.E.I. → Unfair World
乃木坂46 2017〜2018年 2年 インフルエンサー → シンクロニシティ

Mrs. GREEN APPLEの3曲をまとめて聴けるアルバム『10』については、後半でCDの収録位置と盤の違いを紹介します。

細川たかしは2連覇、EXILEは3連覇と通算4回

細川たかしの大賞連覇は1982年「北酒場」と1983年「矢切の渡し」の2回です。EXILEは2008〜2010年に3連覇し、2013年に4回目の大賞を受賞しています。

細川たかしの翌1984年の大賞は、五木ひろしの「長良川艶歌」です。年表のこの1行を間に置くと、細川たかしを3連覇と数える誤りを避けられます。似た時期の賞歴や、テレビで見た複数年の出演の印象だけで連覇を決めないことが重要です。

EXILEの場合は、2010年の後にAKB48の2011・2012年が入り、2013年の「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」へ続きます。したがって4回受賞は正しくても4連覇ではありません。「3+1回」と捉えると、受賞作品の数と連続記録の両方を覚えやすくなります。

通算受賞回数の比較|最多はEXILEの4回

大賞の通算受賞回数はEXILEの4回が最多です。次いで浜崎あゆみとMrs. GREEN APPLEが3回で、複数回受賞には連覇だけでなく年を隔てた受賞も含まれます。

EXILEの三連覇と間を空けた四回目を示す時系列図

下表は大賞を2回以上受賞した歌手・グループを掲載しています。作詞賞、作曲賞、最優秀歌唱賞などを加えた「レコード大賞の各賞の受賞回数」ではありません。橋幸夫は1962年の吉永小百合とのデュエット受賞を個人の履歴に含めています。

歌手 通算 受賞年 最長の連続受賞
EXILE 4回 2008・2009・2010・2013年 3年
浜崎あゆみ 3回 2001・2002・2003年 3年
Mrs. GREEN APPLE 3回 2023・2024・2025年 3年
橋幸夫 2回 1962・1966年 連覇なし(1962年はデュエット)
五木ひろし 2回 1973・1984年 連覇なし
細川たかし 2回 1982・1983年 2年
中森明菜 2回 1985・1986年 2年
安室奈美恵 2回 1996・1997年 2年
Mr.Children 2回 1994・2004年 連覇なし
AKB48 2回 2011・2012年 2年
三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 2回 2014・2015年 2年
乃木坂46 2回 2017・2018年 2年

歌唱者・グループ・デュエットで数える単位をそろえる

グループの受賞を各メンバーへ分配したり、関連グループ同士を合算したりせず、受賞した名義でそろえるのが基本です。デュエットの個人履歴を数える場合だけ、その扱いを注記します。

1960年の「誰よりも君を愛す」は松尾和子と和田弘とマヒナスターズ、1962年の「いつでも夢を」は橋幸夫と吉永小百合による作品です。一曲に複数の歌唱者が載るため、歌手名の数を足した数字と受賞作品数70は一致しません。作品数を知りたいなら曲の行を、個人の履歴なら歌手欄を読みます。

また、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの受賞をEXILEに足して6回とする数え方は、この一覧では行いません。グループ名の共通する文字より、各年の正式な歌唱名義が集計の基準です。現在の名前や大文字・小文字の表記が変わっていても、受賞年に同じ名義であるかを確かめてから一つにまとめます。

大賞・優秀作品賞・最優秀新人賞は何が違う?

日本レコード大賞は、現行の要項では優秀作品賞の作品の中から選ばれる賞です。最優秀新人賞や最優秀歌唱賞は別の賞で、受賞者の名前が番組に並んでいても大賞受賞者とは限りません。

日本作曲家協会の現行要項は、大賞について作曲・作詩・編曲の芸術性、独創性、企画、優れた歌唱、大衆の支持、その年度を代表・反映する作品であることなどを挙げています。売上枚数や動画の再生数をそのまま並べた年間ランキングとは、選び方と意味が異なります。

賞名 主に見る対象 大賞一覧へ加えるか
日本レコード大賞 優秀作品賞から選ばれる年度の代表作品 加える
優秀作品賞 大賞の候補となる作品(現行は10作品) 大賞に選ばれた作品だけ
最優秀新人賞 新人賞受賞者の中から選ぶ新人 加えない
最優秀歌唱賞 歌唱に関する別の表彰 加えない
作曲賞・作詩賞・編曲賞 作品制作の各担当に対する表彰 その賞だけでは加えない
アルバム大賞など過去の各賞 その年・部門で定めたアルバム等 単曲の大賞と分ける

2025年を例にすると、大賞はMrs. GREEN APPLEの「ダーリン」、最優秀新人賞はHANA、最優秀歌唱賞は山内惠介です。同じ年に紹介される名前でも、HANAや山内惠介を2025年の大賞欄へ加えることはありません。調べたい賞名まで合わせると、記事や番組の紹介で名前が多く並ぶ理由を理解できます。

過去年には現在と異なる部門や名称があります。1991年の公式記録には、ポップス・ロック部門の最優秀ボーカル賞としてASKA「はじまりはいつも雨」が載っていますが、大賞はKAN「愛は勝つ」です。よく知られた曲や別賞の受賞曲を、そのまま大賞へ置き換えないようにします。

「ノミネート」という言葉で候補をまとめた記事もありますが、候補になったことと最終的に大賞となったことは二段階です。この記事の歴代表は結果が確定した大賞だけを掲載しています。候補作を幅広く聴きたい場合は、協会の各年の記録で優秀作品賞などの欄も開くと対象を広げられます。

歴代受賞曲を聴く方法|曲名だけでなく歌手と録音の版を選ぶ

受賞曲を探すときは「曲名+受賞した歌手」を出発点にし、原曲、再録音、ライブ、カバー、伴奏だけの音源を区別します。同じ曲名でも聴こえる歌声や演奏が違うためです。

原曲の録音、歌い直し、ライブ、カバーの違いを比較する図

原曲とは元の歌唱者による作品を指す言い方ですが、同じ歌手が後年に歌い直した音源も検索結果へ出ます。受賞当時の録音を聴きたいのか、現在の演奏を楽しみたいのかを決めると、アルバム名や版の表記を見る理由がはっきりします。

音源の表示 聴ける内容の目安 選ぶ場面
原曲のシングル・収録アルバム その発売に使われた歌唱・演奏 受賞曲の元の音源を探したい
Remaster/リマスター 既存録音の音を調整した版。再録とは限らない 元の演奏を別の音質調整で聴きたい
再録・Self Cover 同じ歌手による録り直し 後年の歌い方も比べたい
Live/ライブ 公演での演奏。歓声や構成差がある場合も ステージの演奏を楽しみたい
Cover/カバー 別の歌手や演奏者による版 曲の解釈の違いを聴きたい
Instrumental/カラオケ 歌唱を含まない伴奏中心の版 伴奏を聴く、歌の練習に使う

公式プレイリストも全70曲とは限らない

配信サービスの「歴代日本レコード大賞」プレイリストは、歴代表そのものではなく聴くための選曲です。掲載曲が少ない場合でも、抜けた曲が大賞ではなかったという意味にはなりません。

調査時のLINE MUSIC公式「歴代日本レコード大賞受賞曲」は52曲、dヒッツの同趣旨の一覧は12曲でした。どちらも、この記事の全70曲をそのまま再生する完全版ではありません。サービスで利用できる曲や編集方針に応じた一覧なので、曲名を探す資料と再生用のリストは使い分けます。

聴き始めたい方はLINE MUSICの公式受賞曲プレイリスト、またはdヒッツの受賞曲プレイリストから曲目を見られます。フル再生できる範囲は会員状態などで変わるため、表示される再生条件に従って利用してください。

利用者が作った動画リストには、公式ミュージックビデオ、個人のカバー、歌詞付きの非公式動画、削除済み動画が混在する場合があります。「歴代受賞曲」というリスト名だけでは音源の出所を判断できません。動画を選ぶときは、曲名に加えて歌手・レコード会社の公式チャンネルか、音源の権利者による配信表記があるかを見ます。

曲が見つからないときは表記と収録先を切り分ける

検索で出ないときは、曲名の短縮表記や副題、歌手名、収録アルバムの順に見直します。検索結果がないことだけで、曲が存在しない、配信が全面的に終了した、と判断しないようにします。

「蕾(つぼみ)」なら「蕾コブクロ」、「DESIRE」なら「DESIRE中森明菜」のように組み合わせます。「Winter,again」は句読点や空白の違いがあるため、まず「Winter GLAY」までを入れて対象を絞る方法があります。似たタイトルの別曲を除きつつ、記号の違いで候補を落とさない検索です。

「Live」とある曲は、必ずしもレコード大賞の放送で歌った映像や音声ではなく、別の公演を収録したものです。

CDを選ぶ場合も、ジャケットの歌手名だけでなく裏面や公式の収録曲一覧を見ます。ベスト盤に代表曲が多数入っていても、探している受賞曲がすべて収録されるとは限りません。複数の盤がある場合は品番をそろえると、通常盤と映像付き盤を取り違えずに調べられます。

ミセスの3連覇曲をまとめて聴くなら『10』通常盤

Mrs. GREEN APPLEの『10』通常盤CDには、「ケセラセラ」「ライラック」「ダーリン」の3曲がすべて収録されています。この3年の大賞曲を一枚で聴きたい方に合う選択です。

通常盤10の三曲の収録位置を受賞年と結ぶ図

通常盤の品番はUPCH-20693、発売日は2025年7月8日、CDの収録は19曲です。レコード大賞の歴代70曲を集めたオムニバス盤ではなく、Mrs. GREEN APPLEのアルバムなので、他の受賞歌手の曲は入りません。目的を「歴代曲を広く聴く」から「ミセスの3曲をまとめて聴く」へ絞った場合の紹介です。

収録曲 CD内の位置 対応する受賞年
ケセラセラ 5曲目 2023年
ライラック 9曲目 2024年
ダーリン 15曲目 2025年

CDの曲順は受賞年の順に3曲が続く構成ではありません。5、9、15曲目を選んで聴けば3連覇の順を追えますし、アルバム全体を聴くなら19曲の元の並びを楽しめます。どちらも同じ収録盤で行えるため、3曲のために異なるベスト盤を一枚ずつ探す必要はありません。

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通常盤・映像付き盤・デジタル版の選び分け

3曲を音楽CDで聴く目的なら通常盤で足ります。映像や追加特典が目的なら、CDの曲数に加えてDVD・Blu-rayの収録内容を別に比べます。

版 公式案内で確認できる違い 向く目的
通常盤CD 19曲、UPCH-20693 CDでアルバムと3曲を聴く
初回限定盤CD+DVD/Blu-ray 映像ディスク付き。スタジオでのセッションやトーク等 音楽と付属映像を両方楽しむ
デジタルのダウンロード版 「道徳と皿〜2025 ver.〜」を加えた20曲の案内 追加曲を含むダウンロード購入
ストリーミング配信 19曲の案内。会員条件に応じて再生 配信サービスで聴く

初回限定盤の映像は、レコード大賞の授賞式を3年分まとめた映像ではありません。公式案内にはセッションやトークなどが載り、さらに「Harmony」の映像を含む別のボックス仕様もあります。テレビで見た授賞シーンが欲しい場合は、「映像付き」という言葉だけで選ばず、収録内容がその目的に合うかを見ます。

発売時に案内された「MAGICAL PRICE盤」は、紙の歌詞ブックレットの代わりに二次元コードから歌詞を見る仕様でした。名前が同じ『10』でも、紙の歌詞カードが欲しい人には違いになります。販売ページで選んでいる版と品番を合わせ、通常盤の説明を別仕様の盤へそのまま当てはめないようにします。

このアルバムの発売時キャンペーンや応募特典には期限があります。すでに終わった応募を現在も利用できる特典として購入理由にせず、今販売されている商品の収録内容を基準に選びます。

CDを買ってスマホでも聴きたい場合は、CDを読み取る機器と取り込み先が必要です。CDをスマホに取り込む方法では、パソコンを使う方法と専用機器を使う方法を、iPhone・Androidの保存先まで分けて説明しています。専用機器のアプリで聴く方式と、スマホの標準の音楽アプリへ入れる方式の違いも確認できます。

レコード大賞の記録を調べるときのよくある質問

受賞年の一覧と記録の比較では、対象となる賞名と数え方をそろえると答えが明確になります。検索でよく出る疑問を短く整理します。

レコード大賞で3連覇したのは誰ですか?

浜崎あゆみ、EXILE、Mrs. GREEN APPLEの3組です。受賞年は順に2001〜2003年、2008〜2010年、2023〜2025年です。

レコード大賞を4回受賞したアーティストは誰ですか?

EXILEです。2008・2009・2010・2013年の計4回で、連続受賞は最初の3年間です。4回受賞と4連覇は区別します。

日本レコード大賞の歴代優勝者は誰ですか?

初回は水原弘「黒い花びら」、最新の確定結果は2025年のMrs. GREEN APPLE「ダーリン」です。全受賞者は年代別表に掲載しています。

出典・参考資料

受賞年・曲・歌手は主催者と放送局の記録を照合し、連覇と通算回数はその年表から集計しました。配信リストの曲数は閲覧時点の表示です。

情報確認日:2026年10月29日。アイキャッチは実写風の生成イメージです。

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