MACKIEは、音をまとめるミキサー、会場で鳴らすスピーカー、録音・配信を支える機器を展開する音響ブランドです。最初に音の行き先を決めると、似た端子や型番があってもシリーズの役割を分けられます。
本記事ではMACKIEの主要系列と代表10製品を、マイク入力、USB音声、保存方法、出力先で整理します。自宅録音、小規模ライブ、対談配信、机での音楽再生を具体例に、必要な本体と買い足す機器まで選ぶガイドです。実機を聴き比べた音質順位ではありません。

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MACKIEの製品は、まとめる・録る・鳴らす役割から選ぶ
複数のマイクや鍵盤を混ぜるならミキサー、PCへ音を渡すならUSB音声対応機、客席へ鳴らすならPA用スピーカーが入口です。机で音を確認するスタジオモニターと、会場で拡声するスピーカーも目的を分けます。
| やりたいこと | 主なシリーズ | 音を渡す相手 | 先に決める条件 |
|---|---|---|---|
| マイク・楽器を混ぜる | Mix、VLZ4、ProFX、Onyx、DL | スピーカー、録音機、PC | マイク本数と左右出力の楽器数 |
| 対談や音声配信 | DLZ Creator | PC、記録媒体、通話相手 | 話者数と一人ずつの録音 |
| 映像も一緒に取り込む | MainStream | 配信用PCと画面 | HDMI映像とマイクを同時に扱うか |
| 机で聴く・制作音を確かめる | CR、MR、HR、Big Knob | 耳、モニタースピーカー | 左右の台数と入力・音量操作 |
| 会場・演奏の拡声 | Thump、Thrash、SRM、SRT、DRM等 | 客席や演奏者 | 電源、規模、持ち出し方 |
| 電源のない場所へ持ち出す | Thump GO、ShowBox、ProFX10 GO等 | 客席や録音先 | 電池が必要なのはどの機器か |
PAは、マイクや再生音を会場の人へ届ける拡声設備のことです。スタジオモニターは、制作中の音を近い位置で確かめるためのスピーカーです。同じ「パワード」というアンプ内蔵の製品でも、机の左右へ置くCRと会場へ向けるThumpでは、設置と使う距離が異なります。
ミキサーは音源同士の大きさや音質を整えて混ぜる機器で、ライン出力は、機器間で受け渡す大きさに整えた音声を出す端子で、スピーカーを直接動かす電力を出す端子ではありません。アナログは電気信号で音を伝える方式で、PCへ保存する音声データとは役割が違います。たとえばMix8とアンプを内蔵しないスピーカーだけを買っても、通常の構成では間に駆動用アンプが足りません。Thumpなどのアンプ内蔵機へ送るなら、そのライン入力へ接続できます。
USB端子だけでは録音方式を選べません。個別素材・混合左右・給電専用を分け、残したい音を決めます。
代表10製品の役割・マイク入力・USB音声を比較
下表では、ミキサー、録音・配信機器、スピーカーを同じ入力・出力の軸で比べます。目的の違う製品なので点数順ではなく、必要な役割の行を選びます。
| 製品 | 主な役割 | XLRマイク入力 | USB音声 | 本体録音・主な出力 |
|---|---|---|---|---|
| Mix8 | アナログで複数音源を混ぜる | 2本 | なし | 本体録音なし・アナログ主出力 |
| 802VLZ4 | アナログの送り・確認を分ける | 3本 | なし | 本体録音なし・MAIN/ALT/確認用出力 |
| ProFX6v3+ | 小規模ミックスとUSB録音・配信 | 2本 | PCへ2ch・PCから4ch | 本体録音なし・モードで録音元を選択 |
| Onyx8 | 楽器をPCへ個別録音 | 4本 | PCへ8ch(個別6+全体左右2)・PCから4ch | SDはステレオ録音・再生 |
| DLZ Creator XS | 二人の対談・音声制作 | 2本 | PCへ14ch・PCから4ch | microSD/USBメモリーへ個別+全体録音・ヘッドホン2系統 |
| MainStream | 映像とマイクのPC取り込み | 1本 | あり・USB-CでPC接続 | 本体録音なし・HDMI通過/音声出力 |
| Big Knob Studio | 録音と音源・モニター切替 | 2本 | PCへ2ch・PCから2ch | 本体録音なし・モニター2組/ヘッドホン2系統 |
| CR3.5 | 机の左右で音を聴く | なし | なし | 本体録音なし・左右のスピーカー/ヘッドホン |
| MR524 | 制作音を確認するモニター1台 | なし・XLRはライン入力 | なし | 本体録音なし・スピーカー |
| Thump210 | 会場の拡声用スピーカー1台 | 2本・CH1のみMIC/LINE切替 | なし | 本体録音なし・スピーカー/ミックス出力 |
chは独立して扱う音声の系統数です。表のUSBはPCから見た入力・出力へそろえています。左右のステレオ音源は2chを使い、総チャンネル数と挿せるXLRマイクの本数は一致しません。コンボ端子はXLRと標準プラグを一つの穴で受ける構造で、二つの音源を同時に挿せる意味ではありません。
MR524にXLR端子があっても、マイクの小さな信号を増幅するマイク入力ではありません。XLRは丸いロック付きの端子の形を表し、受ける信号の役割を一律に決める名称ではないためです。Thump210はXLRのCH1とCH2でマイクを受けられ、MIC/LINE切替スイッチがあるのはCH1です。
10製品は同じ目的を競う候補ではありません。たとえばOnyx8で録り、CR3.5で聴くというように組み合わせる関係もあります。手持ちの機材ですでに担える役割を消し込み、不足している行の製品を選ぶと、録音機能やアンプを二重に買い足すのを避けられます。
Mix・VLZ4・ProFX・Onyxのミキサーを選ぶ
アナログの拡声と取りまとめが中心ならMix・小型VLZ4、少数入力の録音配信までまとめるならProFXv3+、複数楽器をPCへ別々に録るならOnyxが入口です。同じシリーズ内でも、数字と末尾でマイク数や録音経路が変わります。
Mix8|2マイクとステレオ楽器をアナログでまとめる
Mix8は、マイク2本とステレオ音源2台を、PCなしでまとめたい人に向きます。録音のデータ接続より、音源ごとの音量と音質へ直接触れられる小さな構成を優先する候補です。
2系統のマイク/ライン入力、2組のステレオライン入力、外部へ送るAUXと戻りの端子を備えます。AUXは音を主出力とは別の行き先へ送る補助経路です。3バンドEQという低音・中音・高音の調整もあり、複数の鍵盤と声をその場で釣り合わせられます。
たとえばマイクをCH1とCH2へ、鍵盤Aの左右をCH3/4へ、鍵盤Bの左右をCH5/6へ割り当てます。機材は4台でも信号は1+1+2+2=6系統です。外部処理から戻るステレオリターンを、通常入力と同じ操作を持つ追加マイク入力として数えないことが、この機種の入力を読み取る要点になります。
制約は、USB音声と内蔵エフェクトがないことです。ミックスをPCへ直接録りたい人や、残響を本体だけで加えたい人には向きません。RCAの録音用出力があってもデータへ変える回路が増えるわけではなく、外部録音機器へアナログ音声を渡す構成になります。
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802VLZ4|3マイクと送り先の柔軟さを選ぶ
802VLZ4は、マイクを3本使いたい人や、主出力とは別の送り・確認を組みたい人の候補です。Mix8と同じ「8」という数字でも、マイクプリアンプは3系統で、音源の割り当てが変わります。
プリアンプは、マイクの小さな信号を次の回路で扱える大きさへ増幅する部分です。802VLZ4はOnyxマイクプリアンプ、マイク入力の低音を整理するローカット、PFLソロと確認用出力を備えます。PFLは主音量の調整前の音を確認するための機能で、客席へ出す全体音と入力の状態を分けて見る際に使えます。
楽器向けのHi-Z切替もあり、電池を使わないギターなどの信号を受ける条件へ合わせられます。Hi-Zは、増幅回路を内蔵しないエレキギターなどの信号を受けるための、高い入力インピーダンスの設定です。インピーダンスは電気信号を受け渡すときの性質で、端子の形が合うこととは別の条件です。ギターへこの入力を使えば、その入力をマイク用として同時には使えないため、将来増やす音源も含めて割り当てます。
制約は、この小型モデルにUSB音声や本体録音がないことです。PCへ個別録音したい人には向きません。ただしVLZ4全体を「すべてUSBなし」とはまとめられず、大型の2404VLZ4・3204VLZ4にはUSBや内蔵効果を持つ構成があります。系列名と今回の802という型番の機能を分けます。
MACKIE
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ProFX6v3+|歌と楽器の録音・配信を小さくまとめる
ProFX6v3+は、2本までのマイクを使い、USBでPCへ録音・配信したい人に向きます。6本のXLRマイクを挿す機種ではなく、2系統のマイク入力と音源のミックスを扱うモデルです。
USB-C接続でPCへ2ch、PCから4chを扱い、Standard・Loopback・Interfaceの三つの録音モードを選べます。Standardは効果を含む全体ミックス、LoopbackはPC音も加える配信向け、InterfaceはCH1/2の無処理録音です。ループバックはPCから再生した音を録音側へ戻す機能を指します。
GigFX+は残響などの音声効果で、画面から設定を編集・保存できます。双方向Bluetoothもあり、スマホの伴奏や通話を扱う入口になります。外部の音源を加えて一つの番組音を作りたい場合に、アナログだけのMix8とは選ぶ理由が変わります。
制約は、USB録音の枠が2chで、接続したすべての音源を後で個別に編集する機種ではないことです。歌、ギター、鍵盤左右を四つの独立素材で残したい人にはOnyx等が候補になります。末尾の+がないProFX6v3はUSB-Bの旧構成で、新しい録音モードやBluetoothまで同じと考えません。
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Onyx8|4マイクを含む音をPCへ分けて録る
Onyx8は、演奏中は本体で音を混ぜ、録音後はPCで音源を個別に調整したい人に向きます。4つのマイクプリアンプと、PCへ8ch・PCから4chのUSB音声を備えます。
Perkins EQは本体で音質を整える回路の名称で、中音域の対象周波数を動かせる調整もあります。USBは最大24bit/96kHzの録音に対応し、DAWへ個別の入力を割り当てられます。bitは音の大きさの記録精度、kHzは一秒間に音を読み取る回数の単位です。DAWは録音・打ち込み・編集を行う音楽制作ソフトです。Onyx8のUSB8chは個別入力6chと全体ミックスの左右2chで、物理入力8本がすべて独立する意味ではありません。通常の全体ミックスはUSB7/8で、Main USB Sendを入れるとUSB1/2との入れ替えになるため、録音ソフトの割り当ても合わせます。
SDカードへは全体のステレオを録音・再生できます。ここは重要な分岐で、USBで複数入力を分けられる仕様を、そのままSDカードの個別録音へ移すことはできません。ライブでPCなしの簡易記録、帰宅後に各パートを個別編集する収録という二つの目的では、同じ本体でも使う保存経路が変わります。
少数の音を一つの配信音へまとめるだけの人には、入力規模や操作が余る場合もあります。Onyxという語はほかの製品のプリアンプ名にも付くため、Onyx8というミキサー本体と旧Onyx Artist等の小型インターフェースも区別します。
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録音と配信は、保存したい音の分かれ方で選ぶ
全体を混ぜて残すならProFXのミックス録音、楽器を別々に編集するならOnyxのUSB、PCなしで対談を記録するならDLZが比較の入口です。「録音できる」という一語を、保存先とトラックの関係へ分けます。

ステレオの全体ミックスでは、歌と伴奏の音量差もその時点で一つの左右音声に入ります。録音後に声の入力を別に調整する用途には、声と伴奏が別のトラックとして保存される経路が必要です。トラックは音を別々に記録・編集する枠で、二本のマイクなら互いの音の入り込みまでは消えません。ソフトに複数トラックを作っただけで、同じ全体ミックスを何本も録れば独立編集の素材にはなりません。
一方、個別録音を選ぶと、後で調整できる余地の代わりに入力番号と録音先の管理が増えます。たとえば歌を入力1、ギターを入力2へ入れたら、録音ソフトでも入力1と2を別のモノラルトラックへ割り当てます。モノラルは一系統、ステレオは左右二系統の音声です。鍵盤の左右を残す場合は対応する二入力を一つのステレオ組として扱います。
録音前は一つの音源ずつ鳴らし、目的の録音先だけへ入るかを試します。全体を混ぜるモードなら、すべての必要音が一つの左右へ入ることが終了条件です。個別録音なら各音源が対応するファイルやトラックへ分かれ、停止後に別々に再生できることを確かめます。入力メーターが動くだけで保存を確認したことにはしません。
DLZ Creator XS|二人の声を扱う制作拠点
DLZ Creator XSは、二人へ一本ずつのXLRマイクを使い、対談や配信の音を作りたい人に向きます。セットアップを案内するMix Agentと、話者の音量を整えるAutoMixを備えます。
2系統のXLR/TRS入力、ステレオの外部入力、Bluetooth、PCへ14ch・PCから4chのUSB-C音声を持ちます。最大80dBのマイク増幅と、独立した二つのヘッドホン出力も特徴です。dBは増幅量などの比を表す単位で、数値が大きいほど常に良い音になるという順位ではありません。
microSDとUSBメモリーのどちらにも、入力別のマルチトラックと全体ステレオを記録できます。PCなしで二人の声を別素材にできる点が、SDでは全体ステレオを残すOnyxとの違いです。Bluetooth通話のミックスマイナスは、相手へ返す音からその人自身の声を除き、遅れた声が戻るエコーを避ける仕組みです。
制約は、XSの本体へ直接挿せるXLRマイクが2本であることです。4人を一本ずつ録りたい人には、4つのマイク入力を備える大型DLZ Creator等との比較が必要です。USBの14chという数字を14人分の物理マイク入力にしないこと、接続した外部音声のどれを録るかを本体と録音先で決めることが要点になります。
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MainStream|マイクにHDMI映像も加えてPCへ送る
MainStreamは、楽器を多数つなぐ卓より、カメラやゲーム機の映像とマイクをPCへまとめたい人に向きます。HDMI取り込みと音声操作を一台へ集める、PCへ映像や音声を渡すためのインターフェースです。
XLR/TRSのマイク入力1系統、ヘッドセットやスマホ向けの音声接続、二つのUSB-Cハブを備え、PCとはUSB-Cで接続します。ハブはUSB機器をまとめてPCへつなぐ部分です。音声だけを混ぜるOnyxやProFXと違い、映像取り込みという役割を加えられます。
HDMI映像の取り込みは1080p/60fps、画面へ通過させる映像は4K/60fpsです。fpsは一秒間の画像の枚数を表します。4Kを画面へ出せることを、PCへ4Kで録画できる意味にしないよう、取り込みと通過を別の仕様として読みます。
制約は、XLRマイクを二本以上そのまま挿す用途に合わず、本体単体での録音機でもないことです。音声だけの二人対談ならDLZ XS、複数楽器の個別録音ならOnyxの方が目的へ近づきます。任意のMatrixソフトはWindows用の案内なので、PCでの音源分離をMacでも同じ操作として約束しません。
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Big Knob Studio|録音と、聴くスピーカーの切り替えをまとめる
Big Knob Studioは、少数のマイク録音に加え、複数の音源やモニタースピーカーを切り替えて聴きたい人に向きます。大きな音量つまみを中心に、制作机の確認経路をまとめる機器です。
2つのマイクプリアンプとUSB2ch入出力を備え、音源3系統・モニター2組を選べます。独立音量のヘッドホン2系統、録音ブースの人へ話すトークバックもあり、演奏者と操作する人の聴き方を組みやすくなります。モニター2組は左右2台を二組という意味で、音声の入出力数と一緒に数えないようにします。
たとえば自分のスピーカーと別の一組を切り替え、同じ曲を違う確認先で聴く用途です。必要なのは音源の入力とスピーカーへのライン出力で、Big Knobがスピーカーを直接駆動するパワーアンプになるわけではありません。MRのようなパワードモニターなら、それぞれのライン入力へ送ります。
制約は、多数の音源を個別録音する大型ミキサーの代わりにはならないことです。またBig Knob PassiveにはUSB録音やマイクプリアンプがなく、Studio+はUSB2入力/4出力とモニター3組などへ広がります。名前の近い三製品でも、ただの大きな音量つまみの外観だけで代用しない選び方になります。
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CR・MRの卓上モニターと、Thumpの拡声を分ける
机の左右へ置くならCRやMR、客席や演奏者へ音を届けるならThumpなどのPA用を比べます。アンプ内蔵でも、マイクを直接受けるか、ライン信号を受けるか、左右を一組で買えるかは製品で異なります。

CR3.5|音楽再生と制作の入口を左右一組で作る
CR3.5は、机で音楽や制作中の音を聴き、前面で音量やヘッドホンへの切り替えを行いたい人に向きます。今回の商品案内は2本1組の販売で、MR524の1台単位と区別します。
TRS、RCA、3.5mmのアナログ音声入力を備えます。TRSはリング状の絶縁部が二つある標準フォーン等のプラグ方式、RCAは左右に分かれたピンプラグです。音声接続機器の左右出力や、対応するPCの音声出力から送れますが、USBマイク入力の代わりにはなりません。
トーンつまみで低域・高域を強める量を変え、設置用のスイッチで机の近距離と棚からの再生を使い分けられます。制作時は音色を盛らない設定を基準にし、楽しむ再生時は好みへ動かすという役割の切り替えです。つまみを変えた後の音を、録音素材そのものの変化とは取り違えないようにします。
一台の寸法は高さ206×幅140×奥行180mmです。左右の本体幅を足すと280mmですが、その間に画面を置く距離、背面プラグとケーブルの曲がりも別に要ります。小型なのでどんな幅の棚へも置けると判断せず、左右をどこへ向けて聴くかまで配置を作ります。
制約は、CR3.5にBluetooth受信とUSB音声がないことです。スマホから無線で流したい人にはCR3.5BT等のBT付きが候補です。客席へ大音量で投射するPAや、XLRマイクを本体へ直接つなぐ用途にも向きません。旧CR3・CR3-Xと第三世代のCR3.5は型番までそろえて比べます。
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MR524|一台ずつ構成する制作向けモニター
MR524は、音声接続機器やモニターコントローラーを使い、制作する音を左右の独立したスピーカーで確かめたい人に向きます。今回の案内は1台単位で、通常の左右再生には二台を用意します。
XLR、標準フォーン、RCAのライン入力を持ち、接続先の出力へ合わせられます。三種類の端子は同じ信号の入口につながるため、三つの再生機器を同時に混ぜるミキサーとしては使いません。一台には一つの信号を送り、複数音源の選択は手前のインターフェースやBig Knob側へまとめます。
Acoustic Spaceは壁や部屋の隅への設置で増えやすい低音を調整する機能で、高音の補正も備えます。部屋の形や壁との距離が違えば、同じ録音でも聴こえ方が変わるため、スピーカー側の設置調整と、曲の低音を削る編集を区別します。補正で部屋の影響をすべて解消できるという保証ではありません。
制約は、CRのような前面ヘッドホンや左右一組の手軽な構成を求める人には、追加の音量管理と配線が増えることです。左右二台にそれぞれ電源と信号を用意し、音量を連動させたいなら手前の機器で操作します。Amazonの販売欄にある自動的な仕様の表示より、型番MR524と公式のライン入力仕様を基準にしています。
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Thump210|小型のPA用スピーカーを一台から組む
Thump210は、会場やイベントでマイクと再生音を鳴らしたい人に向きます。10インチの低域ユニットを持つアンプ内蔵スピーカーで、PC録音機能より拡声の入力と出力を選ぶ本体です。
CH1とCH2はXLRでマイク、標準プラグでライン信号を受けられます。CH1だけにMIC/LINE切替スイッチがあり、CH2には3.5mmの音声入力もあります。XLRのTHRUミックス出力から、別のスピーカーへ同じ音を送る構成も作れます。
CH1の発声に合わせCH2を下げるMusic Duckingは、音楽の上から司会の声を届けるための機能です。Feedback Eliminatorは、スピーカー音をマイクが拾い続けて起こるハウリングという発振音を抑える処理です。どちらも設置を無視してよい機能ではなく、マイクへスピーカーを向けない配置と必要な音量を作ったうえで使います。
制約は、無線再生や電池運用を求める人には、その機能がないことです。Thump210XTは無線操作・再生を持つ別仕様、Thump GOは電池式の別系列です。型番の210、XT、GOを省いて「Thumpなら同じ」と考えず、手持ちの電源と再生方法へ合わせます。
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場面別に、必要な機器と音の経路を組む
同じMACKIE製品でも、自宅制作、対談、拡声では組み合わせが変わります。ここでは、使う音源から最後の録音・再生先までを割り当て、不足する役割を明確にします。
自宅で歌とステレオ鍵盤を録る
歌とステレオ鍵盤では、一人分の声と鍵盤の左右という三つの信号を割り当てます。録音時点で混ぜるか、後から三つを調整するかを決めます。
ProFX6v3+では歌をマイク入力、鍵盤の左右を対応するステレオ入力へ入れ、Standardで全体ミックスをPCへ送る構成です。声を前に出す配分は録音前に本体で作ります。鍵盤左右と声を独立した三つの素材にしたい場合、InterfaceモードのCH1/2だけでは不足するので、目的の録音入力を持つOnyxへ進む理由になります。
Onyx8で個別録音する例は、歌をCH1、鍵盤の左右をCH5/6へ入れ、Main USB Sendを切った状態でPCの入力1と5/6を選ぶ構成です。歌はモノラル、鍵盤はステレオの録音先を作り、一つずつ鳴らして対応を確かめます。
この用途でCR3.5を使うなら、ミキサーの確認用出力などから左右を送り、声を録る間はヘッドホンを使うとスピーカー音の回り込みを避けやすくなります。MR二台の電源・配線は前述の構成を使います。全体の録音のためにBig Knobまで必ず追加する必要はなく、切り替える音源やモニターが増えた場合の候補です。
二人の対談を録り、通話ゲストも入れる
二人へ一本ずつのマイクならDLZ Creator XSの二入力へ割り当てられます。聞くためのヘッドホンも二系統へつなぎ、通話ゲストはBluetoothのミックスマイナスを使う構成です。
本体と一緒に用意するのは、二本のマイク、二本のXLRケーブル、各人へ届く固定具、ヘッドホン、録音媒体またはPCです。マイクが外部給電を必要とする場合だけ、対象入力へのファンタム電源を使います。ファンタム電源はマイクケーブルを通じた給電で、発声を大きくするゲインの操作とは別です。
個別に残す場合は、SettingsのRecording / RoutingでDisk RecordingをMultitrack + Stereoにし、Disk DestinationでMicroSDかUSB Driveを選びます。媒体はFAT32形式を使い、初期化は中のデータを消すため必要なファイルを退避してから行います。本体の録音ボタンで待機し、画面のRECを押して開始、STOPで終了します。録音時間と赤いREC表示が開始の目印で、One-Tap Recordを有効にした場合は本体ボタンだけで始まります。停止後に素材を開き、二人の入力が別の録音先へ残ることを確かめます。その後にゲストへ接続し、相手の声が相手へ遅れて返らないかを聴きます。自分たちのヘッドホンに声が届くことと、ゲストへ正しい返しが届くことは別なので、通話を含む最終経路で確認する必要があります。
microSDとUSBメモリーとPCをつないでも、録音は選んだ一つの経路を使います。同時にすべてへ予備録音できる前提にはしません。媒体へ録る本番では、PC側のタイマーが進むことだけで録音済みとせず、ディスク側のREC表示と停止後のファイルを見ます。
歌・鍵盤を客席へ鳴らし、必要なら記録する
歌とステレオ鍵盤をまとめるならMix8などの主出力をThumpのライン入力へ送れます。同時録音も行うならProFX6v3+からアナログ主出力をスピーカーへ、StandardモードのUSB音声をPCのステレオ録音先へ送る構成にできます。
ミキサーの左右出力を二台のスピーカーへ送るなら、客席の左右へ対応する音が出ます。Thump210一台へMix8の全体左右を送る例は、MAIN OUTのLをThumpのCH1、RをCH2へ接続し、CH1をLINEにして両入力を使う方法です。本体のミキサーで二入力を混ぜるため、片側だけを抜き出す構成と違い、両方の信号を受けられます。左右の広がりは残りません。左右の出力を単純な分岐ケーブルで短絡して一本へする方法は選びません。
歌マイク一本と伴奏プレーヤーだけなら、Thump210のCH1とCH2へ直接つなぐ小さな構成も可能です。XLRマイク二本を直接つなぐこともできますが、さらに鍵盤左右を加えるなら二入力を超えるため、手前にミキサーを追加する理由が生まれます。スピーカーを増やすことと、混ぜる音源数を増やすことは別の拡張です。
他メーカーも含めて入力台数と大きさから選びたい場合は、小型オーディオミキサーの入力と操作性の比較で、マイク本数・ステレオ鍵盤・USBの条件を広げられます。本記事のメーカー内の体系を把握した後で、同じ編成を別ブランドで組む選択へ進むための案内です。
電池式・大型システム・周辺系列の位置付け
持ち出しや入力規模が今回の10本体を超える場合は、電池式のGOやShowBox、遠隔操作のDL、上位PAなどへ比較を広げます。現行一覧と市場の旧製品在庫も区別して選びます。
Thump GO・ShowBox・ProFX10 GOは何が電池で動くかが違う
スピーカーを電池で鳴らすならThump GOやShowBox、複数の音を混ぜるミキサーを電池で動かすならProFX10 GOが入口です。ミキサーだけが動いても、接続先スピーカーの電源は別に必要です。
Thump GOは交換可能なバッテリーを含み、公称最大12時間の運用とBluetooth再生・二台の連携を案内しています。実際の音量や使用条件で時間は変わるため、12時間を本番で必ず使える時間として確約しません。電池を交換できることと、予備電池が標準で二個付くことも別です。
ShowBoxは6入力と、取り外して手元へ置けるミックスコントローラーを持つ一体型です。Thump GOへ外部のミキサーを足す構成と比べ、どこで音量を操作するかが変わります。楽器を複数使うソロ演奏では、背面まで手を回すか手元で操作するかが、入力数と同じくらい運用へ影響します。
MobileMixはUSB電源で動くアナログミキサーです。USBで電源を受けることを、その端子でPCへ音声データを送れる意味にしないようにします。スマホの音声を扱う配線、ミックスマイナス、給電の持ち出し方を具体化してから、PC録音を主目的にするProFXとの違いを比べます。
DL・上位PA・周辺機器は役割を増やす系列
多入力の遠隔操作ならDL、会場の拡声方式を広げるならSRM・SRT・DRMなどが比較対象です。自宅録音の入力不足を、スピーカーの上位系列を買うだけで解決する関係ではありません。
DL16SE・DL32SEなどは、離れた場所からのミックス操作や多数の入力を扱う系列です。物理フェーダーという上下に滑らせる音量調整器が各入力に並ぶ卓とは操作が異なるため、操作する端末とその接続まで含めて設計します。PCで音楽制作ソフトを操作するMackie Control等のコントローラーとも役割を混ぜません。
公式の現在の案内にはThumpv4やThrashv2もあり、旧Thump210/212/215と併存しています。新しい数字が付くことを、販売カードの旧機種にも新機能が付いた根拠にしません。ワット表記は電力の仕様で、異なる条件の数値だけを並べて客席での聞きやすさや必要台数を断定する用途にも向きません。
録音環境にはEM系マイク、MC系ヘッドホン、MP系インイヤーモニター、HMのヘッドホン分配、MDBの信号変換、MTESTのケーブル確認機器もあります。入力・聴く人・配線のどこに不足があるかで追加するものです。本体のミキサー機能と、音を確認する道具やケーブルを調べる道具を一つのシリーズの上下として並べないようにします。
型番・購入費用・国内窓口を確かめる
購入時は本体の世代と末尾、販売単位、必要な追加品をそろえます。国内の輸入代理店は2025年6月26日からサウンドハウスへ移管されており、古い記事の窓口案内をそのまま現行の情報としないことも要点です。
型番は個別紹介の末尾まで合わせます。専用バッグやカバーが本体と一緒に検索へ出るため、写真と販売対象が本体であることも対応させます。
価格は取得済みの商品カードで本体を比較します。カードの価格はCR3.5が左右ペア、MR524とThump210が一台分なので、必要な数量へそろえます。
手持ち品があるなら、マイク、固定具、XLR線、鍵盤の左右線、ヘッドホン、PC、保存媒体へリストを分け、使える物を消し込みます。SD録音の製品でもカードが必要で、PC録音なら通信対応のUSBケーブルと対応OSが必要です。付属ソフトの案内があることと、使いたいOSや現在のライセンス条件へ合うことも分けます。
中古は外観だけでなく入力の接触、つまみやフェーダー、付属電源、記録媒体の認識、保証・返品の範囲を見ます。電源がない場合に形の合う汎用アダプターを無条件に使う計画にはしません。輸入品では電源電圧や国内窓口の対象も関係するため、新品・中古と国内向け・海外向けの条件を分けて比較します。
MACKIEについてよくある質問
ブランド名や評判は、具体的な用途に結び付けると購入判断へ使えます。シリーズ名だけで音質や使いやすさを一括評価しない見方を整理します。
Mackieはどこのメーカー?
MACKIEは米国で始まった音響ブランドです。ミキサー、スピーカー、録音・配信機器などを扱い、国内の正規輸入代理店はサウンドハウスです。
Mackieはどんなブランドですか?
ライブの拡声から自宅制作まで、音を混ぜる・録る・鳴らす機器を展開します。商品名より先に、必要な役割と接続先から系列を選べます。
Mackieのミキサーの評判はどうですか?
評判を全系列へ一括適用せず、入力数と録音経路で判断します。拡声ならMix、PC録音ならProFXやOnyxなど、用途が選択を変えます。
マッキーのスペルは何ですか?
音響ブランドの表記はMACKIEです。検索では同名の別分野と混ざるため、ミキサーやスピーカーの型番を加えると対象を絞れます。
出典・参考資料
Mackieの国際向け公式製品情報・取扱説明書と、国内輸入代理店の案内を参照しています。入力配分と接続は公表機能による構成例で、音質順位・電池時間・会場の必要台数を実測した結果ではありません。
- Mackie:現行の製品分類と新旧系列
- Mix8:2マイク・ステレオ入力・AUX
- 802VLZ4:3マイク・Hi-Z・送りと確認
- ProFX6v3+:USB録音モードと双方向Bluetooth
- Onyx8:個別USB録音とSDステレオ録音
- Onyx取扱説明書:USB送りと入力番号・SD記録
- DLZ Creator XS:入力2系統と記録・通話
- DLZ XS取扱説明書:記録媒体・録音設定・開始と停止
- MainStream:音声入力とHDMI取り込み・通過
- Big Knob:録音と音源・モニター切り替え
- CR3.5:第三世代の入力・寸法・操作
- MR524:制作向けモニター
- MR取扱説明書:ライン入力と同時接続・設置補正
- Thump210:入力の種類と拡声機能
- Thump210取扱説明書:二入力・マイク感度切替・THRU
- MobileMix:USB電源とアナログ音声接続
- サウンドハウス:正規輸入代理店業務の開始
- Thump GO:電池・音声入力・無線連携
情報確認日:2026年11月6日。






