ストリートダンスとは、路上やクラブ文化から発展したダンスの総称です。HIPHOP、ブレイキン、ロッキング、ポッピング、ハウス、クランプなど複数の種類があり、音楽、動き、難易度、体への負担がそれぞれ違います。
ダンスの種類と難易度を比べると、初心者はHIPHOP、ロッキング、ハウスなどの入門クラスから始めやすく、ブレイキンやクランプは運動量が高めです。この記事では、ストリート系ダンス14ジャンルの特徴・難易度・向いている人を一覧表で比較し、初心者におすすめの選び方までわかりやすく解説します。
学校体育で使われる「現代的なリズムのダンス」とストリートダンスの関係も補足するので、授業・部活・習い事でダンスの種類を調べている人にも役立つ内容です。

📝 この記事の結論
- ストリートダンスとは、路上・クラブ・HIPHOP文化などから発展した複数ジャンルの総称です。
- 初心者におすすめしやすいのは、HIPHOP・ロッキング・ハウスの3ジャンル。
- 難易度が比較的低い候補は、HIPHOP、ロッキング、リズムトレーニング、K-POP系入門。ただしK-POPはストリートダンスそのものではなく、ストリート系の動きが多く使われる関連ジャンルとして扱います。
- ブレイキン、クランプ、アニメーションは魅力的ですが、体力・筋力・身体操作の難易度が高めです。
- 迷ったら「好きな音楽」「体への負担」「通える初心者クラス」の3つで選びましょう。
結論|初心者は種類と難易度でストリートダンスを選ぼう
ストリートダンスを始めようと思っても、種類が多くて何から手を付ければよいか迷いがちです。最初のジャンル選びでつまずくと、楽しさを感じる前にやめてしまう原因になります。そこでこの記事では、ジャンル数だけで脅かさず、初心者向け入門クラスを基準にした難易度の目安でストリートダンスを整理します。
結論として、初心者には次の3ジャンルが入門先として比較的選びやすい候補です。
- HIPHOP:基礎の「ダウン」「アップ」を中心にリズム取りを学べる。入門クラスが多く、講師の数も豊富。
- ロッキング:腕を止めるロックやポイントなど、動きが見た目にもわかりやすく、明るい音楽で楽しめる。
- ハウス:軽快な4つ打ちのハウスミュージックに乗って足さばきを楽しめる。テンポは速いが基本ステップから学べる。
HIPHOPを基礎から学びたい人は、ヒップホップダンス初心者ガイドも参考になります。足さばきから入りたい人は、ハウスダンス基本ステップ名前一覧で代表的なステップ名を確認しておくと、入門クラスの説明についていきやすくなります。
※この記事で示す難易度は「初心者向け・入門クラスを基準にした目安」です。同じジャンルでも、曲のテンポ、振付、講師、クラスのレベルによって難しさは変わります。
ダンスの種類と難易度一覧|初心者はどれから始める?

ダンスと一口に言っても、ストリートダンス、バレエ、社交ダンス、リズムトレーニングなど性質が大きく異なります。この記事のメインテーマはストリートダンスですが、まず「自分が興味のあるダンスは初心者向けか」をざっくり把握しておくと、ジャンル選びで迷いにくくなります。
下の表は、入門クラスを基準にしたダンスの種類と難易度の目安です。星の数は、リズム取り・身体操作・運動量を総合した「初心者にとっての始めやすさ」を5段階で示しています。星が少ない=はじめの一歩を踏み出しやすい、星が多い=身体操作の習得に時間がかかりやすい、という意味です。
| ダンスの種類 | 初心者難易度 | 運動量 | 向いている人 | 最初に練習すること |
|---|---|---|---|---|
| リズムトレーニング | ★☆☆☆☆ | 低〜中 | まず音に乗りたい人 | 手拍子、ダウン、アップ |
| K-POP入門 | ★★☆☆☆ | 中 | 好きな曲で踊りたい人 | サビの簡単な振付 |
| HIPHOP | ★★☆☆☆ | 中 | 基礎から始めたい人 | ダウン、アップ、バウンス |
| ロッキング | ★★☆☆☆ | 中 | 明るく楽しく踊りたい人 | ロック、ポイント、トゥエル |
| ガールズHIPHOP | ★★☆☆☆ | 中 | J-POPやK-POP系が好きな人 | リズム取り、胸・腰の動き |
| ソウル | ★★☆☆☆ | 中 | 音楽のノリを楽しみたい人 | 基本ステップ |
| ハウス | ★★★☆☆ | 中〜高 | 足さばきが好きな人 | ツーステップ、パドブレ |
| ワッキング | ★★★☆☆ | 中 | 腕の表現を磨きたい人 | アームス、ポージング |
| ジャズHIPHOP | ★★★☆☆ | 中 | しなやかさとかっこよさを両立したい人 | アイソレーション |
| ポッピング | ★★★☆☆ | 中 | ロボットのような動きが好きな人 | ヒット、ウェーブ |
| ブレイキン | ★★★★☆ | 高 | アクロバティックに挑戦したい人 | トップロック、簡単なフットワーク |
| クランプ | ★★★★☆ | 高 | 力強く表現したい人 | ストンプ、チェストポップ |
| アニメーション | ★★★★☆ | 中 | 不思議な動きが好きな人 | ロボット、スローモーション |
| バレエ | ★★★☆☆ | 中 | 姿勢や柔軟性を身につけたい人 | 基礎姿勢、プリエ |
※難易度は初心者向け・入門クラスを基準にした目安です。同じジャンルでも、曲のテンポ、振付、先生、クラスのレベルによって難しさは変わります。
表のうち、リズムトレーニング〜ガールズHIPHOPまでが「最初の一歩」に向いた候補です。バレエは厳密にはストリートダンスではありませんが、姿勢や軸を整えたい人は、体が硬い大人でもバレエを始める方法も合わせて検討するとよいでしょう。社交ダンスに興味がある方は、年齢別の費用感を整理した50代からの社交ダンスの費用と始め方も参考になります。
ストリートダンスとは?ストリート系ダンスとの違い

「ストリートダンスとは何か」を一言で表すと、1つのジャンル名ではなく、複数のダンスジャンルをまとめた総称です。路上やクラブ、HIPHOPカルチャーなどから発展した自由度の高いダンスを広くカバーし、特定の決まった振付スタイルだけを指す言葉ではありません。
では「ストリート系ダンス」はストリートダンスと違うのでしょうか。結論から言うと、両者はほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。「ストリート系」と言うときは、路上文化やHIPHOP文化の影響を受けた、即興性や個性を重視するダンスをふんわり指していると考えるとよいでしょう。スタジオやSNSの分類によっては、K-POP振付やジャズHIPHOPなど「広義のストリート系」を含めることもあります。
初心者がよく混同するポイントを整理すると、次のようになります。
- ストリートダンス=総称。HIPHOP・ロッキング・ポッピング・ブレイキン・ハウス・クランプなど複数ジャンルの集合。
- HIPHOPはストリートダンスの中の代表的なジャンルの1つ。HIPHOP=ストリートダンス全体ではなく、その中の1ジャンル。
- K-POPダンスは、アーティストの振付を踊るスタイル。ストリートダンスそのものではないが、HIPHOP・ジャズ・ガールズ系などストリート系の動きが多く使われる。
- 路上で踊るかどうかだけがストリートダンスの定義ではなく、音楽・カルチャー・即興性・個性・リズムの取り方が判断材料になる。
つまり「ストリート系ダンスとは何ですか」と聞かれたら、「路上やクラブ、HIPHOP文化から発展した、複数ジャンルの総称」と答えるのが、現在のスタジオ・教室・SNSでの一般的な使い方に近いと言えます。
ストリートダンス14種類の特徴・難易度・向いている人

ストリートダンスの「種類」「ジャンル」は数え方によって6〜17種類など幅があります。この記事では、代表的なジャンルと、広義で含められることが多い関連ジャンルをあわせた14ジャンルを一覧表で整理しました。表の「分類」欄では、ストリートダンスの代表ジャンルか、関連ジャンルかを明記しています。
| ジャンル | 分類 | 主な動き | 音楽 | 初心者難易度 | 運動量 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HIPHOP | 代表 | ダウン・アップ・バウンス | ヒップホップ全般 | ★★☆☆☆ | 中 | 基礎から学びたい人 |
| ブレイキン | 代表 | トップロック、フットワーク、フリーズ | ブレイクビーツ | ★★★★☆ | 高 | アクロバットに挑戦したい人 |
| ロッキング | 代表 | ロック、ポイント、トゥエル | ファンク | ★★☆☆☆ | 中 | 明るく楽しく踊りたい人 |
| ポッピング | 代表 | ヒット、ウェーブ、アイソレーション | エレクトロファンク | ★★★☆☆ | 中 | 不思議でかっこいい動きが好きな人 |
| ハウス | 代表 | ツーステップ、パドブレ、ジャック | ハウスミュージック | ★★★☆☆ | 中〜高 | 足さばきを楽しみたい人 |
| クランプ | 代表 | ストンプ、チェストポップ、アームスイング | クランプビート | ★★★★☆ | 高 | 力強く感情表現したい人 |
| ワッキング | 関連 | アームス、ポージング、ターン | ディスコ・ファンク | ★★★☆☆ | 中 | 腕の表現を磨きたい人 |
| ソウル | 関連 | ステップ、ノリの強い体重移動 | ソウルミュージック | ★★☆☆☆ | 中 | 音楽のノリを楽しみたい人 |
| アニメーション | 関連 | ロボット、スローモーション、ストップ | 幅広いビート | ★★★★☆ | 中 | 不思議な動きが好きな人 |
| ガールズHIPHOP | 関連 | 胸・腰のアイソレ、しなやかな動き | R&B、J/K-POP | ★★☆☆☆ | 中 | 女性らしい雰囲気を楽しみたい人 |
| ジャズHIPHOP | 関連 | ジャズの柔らかさ+HIPHOPの強さ | R&B、ポップス | ★★★☆☆ | 中 | しなやかさとかっこよさを両立したい人 |
| ニュージャックスウィング | 関連 | 軽快なステップ、リズム重視 | 90年代R&B | ★★★☆☆ | 中 | レトロな雰囲気が好きな人 |
| レゲエ・ダンスホール | 関連 | ヒップワーク、ボディムーブ | レゲエ、ダンスホール | ★★★☆☆ | 中〜高 | 腰の動きを楽しみたい人 |
| K-POP系振付 | 関連(広義) | 振付重視。HIPHOPやジャズの動きを含む | K-POP楽曲 | ★★☆☆☆ | 中 | 好きな曲で踊りたい人 |
※「分類」の「代表」はストリートダンスの代表ジャンル、「関連」はストリート系の動きが多く使われる広義のジャンルです。K-POP系振付は、ストリートダンスそのものではなく「ストリート系の動きが取り入れられた振付スタイル」として整理しています。
種類別|各ジャンルの特徴と最初の練習ポイント
ここからは、14ジャンルを「どんな動きか」「どんな音楽か」「初心者難易度」「向いている人」「最初に練習すること」「注意点」の6点で1つずつ解説します。気になるジャンルだけを拾い読みしてもOKです。
HIPHOP|初心者難易度★★☆☆☆
音楽に合わせて膝を曲げてリズムを取る「ダウン」、伸ばす「アップ」が基本のジャンルです。ヒップホップ全般の楽曲で踊り、入門クラスが豊富にあるため、初心者が最初に選びやすいスタイルといえます。最初は、鏡の前で1拍ずつ正確にダウンとアップを刻む練習から始めましょう。注意点は、講師ごとにスタイルが大きく違うため、体験レッスンを1〜2件比較してから決めると安心です。
ブレイキン|初心者難易度★★★★☆
立ち技のトップロック、床のフットワーク、止めポーズのフリーズ、回転技のパワームーブで構成される、ストリートダンスの代表ジャンルです。ブレイクビーツの曲に合わせて踊ります。運動量と身体への負担が大きいので、最初はトップロックと簡単なフットワークから無理なく始めるのが安全です。手首・腰・膝への負担が高いため、ウォームアップを省かないようにしてください。
ロッキング|初心者難易度★★☆☆☆
腕を動かして急に止める「ロック」、指で人を指す「ポイント」、腕を回す「トゥエル」など、見た目にもわかりやすい動きが多いジャンルです。ファンクミュージックに乗って踊るため、明るく楽しく続けやすいのが特徴。最初は、ロック→ポイントの基本コンビネーションをゆっくり練習するところから始めましょう。注意点は、腕の動きが多いため肩を冷やさずにウォームアップを行うことです。
ポッピング|初心者難易度★★★☆☆
筋肉を瞬間的に弾く「ヒット」、波のように体を動かす「ウェーブ」、関節を1つずつ動かす「アイソレーション」を組み合わせ、エレクトロファンクで踊るジャンルです。ロボットのような独特の動きが特徴的で、最初はヒットを胸→腕→首→脚と1か所ずつ身体に覚えさせます。注意点は、動きを「見せる」ためには細かい身体操作の習得に時間がかかるため、焦らず週1〜2回の継続が前提になります。
ハウス|初心者難易度★★★☆☆
軽快な4つ打ちのハウスミュージックに乗って、ステップ中心で踊るジャンルです。ツーステップ、パドブレ、ジャックなどの足さばきが魅力。最初は、ツーステップを30〜60秒間連続でリズムよく踏めるところを目標にしましょう。注意点は、テンポが速い曲が多いため、最初からBPMの速い曲で練習せず、ゆっくりの曲で正確に踏むことを優先してください。代表的なステップ名は、ハウスダンス基本ステップ名前一覧の解説と合わせて確認すると覚えやすくなります。
クランプ|初心者難易度★★★★☆
地面を強く踏み込む「ストンプ」、胸を弾く「チェストポップ」、腕を強く振る「アームスイング」など、感情を全身で爆発させる激しいジャンルです。運動量が非常に高く、心拍数も上がりやすいため、初心者は最初の1〜2回はクラスの後半でバテないようにペース配分を覚えるところから始めましょう。膝・腰への負担が高いので、痛みがあるときは無理せず休む判断も大切です。
ワッキング|初心者難易度★★★☆☆
腕をしならせて空を切るアームス、ポーズの決め、回転を組み合わせる、ディスコ・ファンク発祥のジャンルです。腕の表現が中心のため、上半身を大きく見せたい人に向いています。最初の練習は、腕を肩甲骨から動かす意識でアームスをゆっくり繰り返すこと。注意点は、肩を急に振り回すと痛めやすいので、肩甲骨周りのストレッチを必ず入れてください。
ソウル|初心者難易度★★☆☆☆
ソウルミュージックのノリに合わせて全身でリズムを取る、ストリート系の中でも音楽性を大事にするジャンルです。難しいテクニックよりも、音への乗り方やステップを軽やかに踏む感覚が中心。最初は、ソウル系の名曲を1曲選び、自然に体重を左右に移しながらリズムを取ることから始めましょう。注意点は、振付を覚えるよりも「音楽を聴き込む時間」を意識的に作ることです。
アニメーション|初心者難易度★★★★☆
ロボット、スローモーション、ストップなどを駆使して、人間とは違う動きを表現するジャンルです。ポッピングの一部として説明されることもあります。音楽は幅広く、世界観に合わせた曲を選びます。最初は、ロボットの動きを1秒ずつコマ送りで再現するように練習しましょう。注意点は、身体操作の習得に時間がかかるため、短い動きを動画に撮って見返すサイクルを早めに作ることです。
ガールズHIPHOP|初心者難易度★★☆☆☆
HIPHOPをベースに、しなやかさや女性らしい雰囲気を強調したスタイルです。R&BやJ-POP、K-POPなど身近な楽曲で踊れるため、入り口にしやすいジャンルといえます。最初は、リズム取り+胸と腰のアイソレーションをセットで練習しましょう。注意点は、クラスや先生によって振付の傾向(クール系・キュート系)が違うので、好みを伝えてからクラスを選ぶとミスマッチが減ります。
ジャズHIPHOP|初心者難易度★★★☆☆
ジャズダンスの柔らかさ・しなやかさと、HIPHOPの強さ・キレを合わせたスタイルです。R&Bやポップスで踊ることが多く、見せ場のあるかっこいい振付が魅力。最初は、アイソレーションと簡単なジャズ系ステップを並行して練習しましょう。注意点は、姿勢や軸が重要なので、最初の数か月は無理に難しい振付を覚えるより、基礎姿勢を整える時間を取ったほうが伸びやすいです。
ニュージャックスウィング|初心者難易度★★★☆☆
90年代R&Bの軽快なリズムに乗って踊る、レトロな雰囲気が特徴のストリート系ジャンルです。ステップとリズム取りを中心に構成され、HIPHOPと近い動きも多く含まれます。最初は、ヒップホップの基本ステップ+少し速めのリズム取りから始めると入りやすいです。注意点は、知っている曲が少ないとモチベーションが続きにくいため、好きなアーティストを1人見つけることをおすすめします。
レゲエ・ダンスホール|初心者難易度★★★☆☆
レゲエやダンスホールミュージックに合わせて、腰や胸のアイソレーションを大きく使うジャンルです。リズムが独特なため、最初は曲を聴き慣れる時間を作るとスムーズです。最初の練習は、ヒップワーク(腰を前後・左右に動かす動き)を鏡の前でゆっくり繰り返すこと。注意点は、腰の動きを無理に大きくしようとして腰を痛めるケースがあるため、痛みが出たらすぐ休みましょう。
K-POP系振付|初心者難易度★★☆☆☆
K-POPアーティストの楽曲の振付をそのまま踊るスタイルです。HIPHOP、ジャズ、ガールズHIPHOPなどの動きが盛り込まれているため、「ストリート系の入り口」として人気があります。ただし、ストリートダンスそのものではない点には注意してください。最初は、好きな曲のサビ15秒だけを完コピするところから始めると続けやすいです。独学で始めたい人は、K-POPダンス独学の始め方も参考にしてください。
初心者におすすめのストリートダンス診断

ジャンルが多すぎて決められない、という人向けに、目的別の診断表を用意しました。「自分が何を楽しみたいか」をひとつだけ選んでみてください。
| 目的 | おすすめジャンル | 理由 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| とにかく始めやすい | HIPHOP | 入門クラスが多く、基礎を学びやすい | 先生によってスタイルが違う |
| 明るく楽しく踊りたい | ロッキング | 動きが見た目にわかりやすい | 腕の動きが多い |
| 足さばきを楽しみたい | ハウス | ステップ中心で音楽に乗りやすい | テンポが速い曲は難しい |
| 好きな曲で踊りたい | K-POP系振付 | モチベーションを保ちやすい | 曲によって難易度差が大きい |
| かっこよく不思議に見せたい | ポッピング | ヒットやウェーブが印象的 | 身体操作に時間がかかる |
| アクロバティックに挑戦したい | ブレイキン | 床技やフリーズが魅力 | 手首・腰・膝への負担に注意 |
| 力強く表現したい | クランプ | 感情表現が強い | 運動量が高い |
| 学校体育の授業に近い内容を知りたい | HIPHOP、ロッキング、リズムトレーニング | 「現代的なリズムのダンス」と関係が深い | 完コピよりリズムに乗ることを重視 |
診断結果はあくまで入口の目安です。実際に体験レッスンを1〜2件受けてみると、紙面の印象と自分の感覚が違うこともよくあります。「楽しい」と感じる感覚を最優先にしましょう。
現代的なリズムのダンスとは?ストリートダンスとの関係
学校体育で扱われる「現代的なリズムのダンス」は、ロックやヒップホップなどのリズムに乗って全身で自由に踊る内容を指す、体育の単元名です。中学校・高等学校の学習指導要領で示されているダンス領域のひとつとして登場します。
ストリートダンスとの関係でいうと、現代的なリズムのダンスはHIPHOPやロッキングと特に関係が深いと考えるとイメージしやすくなります。授業では、完璧な振付を覚えることよりも、リズムに乗る、仲間と関わる、動きに変化をつけて表現する、といった経験が重視されます。
そのため、学校体育の文脈でダンスの種類を調べているなら、まずは「リズム取り」「ダウン・アップなどの基本動作」「簡単なステップ」を押さえると、授業や発表のテーマづくりに役立ちます。完コピよりも、自分の解釈で動きにアクセントを加えることが評価のポイントになりやすい単元です。
この記事では、教育制度の詳細な解説には踏み込みませんが、より詳しく知りたい人は文部科学省『現代的なリズムのダンス』資料で公的な位置づけを確認できます。
ストリートダンスを始める前に必要なもの

ストリートダンスは、最初から高価な専用品を揃える必要はありません。まずは家にあるトレーニングウェアと室内用シューズで十分です。動きやすさと、汗をかいても気にならない素材かどうかだけ意識すれば、初期費用は数千円以内で収まります。
具体的に最低限あると安心なのは、次の4点です。
- 動きやすい服:Tシャツ+スウェットや、レギンス+オーバーサイズTでOK。
- 室内用シューズ:屋外用と分けて、底がフラットで軽いもの。スタジオの床を傷つけないため必須。
- タオル:思っているより汗をかきます。フェイスタオル1枚+首に巻ける小さめがあると快適。
- 飲み物:500mlの水か、塩分入りスポーツドリンクをこまめに。
本格的に続けると決めたら、ジャンルに合わせたシューズに買い替えていくと表現の幅が広がります。たとえば、ハウスはソールがしなやかでターンしやすいスニーカー、ブレイキンはグリップが効き手首をついても滑りにくいシューズ、というように得意分野が変わります。具体的な選び方は、下のAmazon商品リンクから売れ筋をチェックして検討するのも一つの方法です。
「最初から専用品を全部揃える」必要はないので、まずは家にあるもので2〜3回試して、自分が続けられそうか確認してからの追加購入で十分間に合います。
独学とスクールはどっちがいい?
ストリートダンスを始める方法は、独学・スクール・オンライン・サークルの4つに大きく分かれます。それぞれの長所と短所を比較し、自分の生活リズムに合うものを選びましょう。
| 方法 | メリット | デメリット | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 独学 | 費用を抑えやすい/自分のペース | フォームの癖に気づきにくい | とりあえず試したい人 |
| スクール | 講師に見てもらえる/基礎を体系的に学べる | 費用と通学時間がかかる | 本気で上達したい人 |
| オンライン | 自宅で学べる/時間を選べる | 細かい修正が難しい場合がある | 通学が難しい人 |
| サークル | 仲間と続けやすい/費用が安め | レベル差や雰囲気の確認が必要 | 仲間と楽しみたい人 |
迷ったら、最初の1〜2か月は独学やオンラインで基礎の感触を試し、続きそうなら体験レッスンを1〜2件受けてスクールやサークルに移行する流れが、費用面・継続面でバランスを取りやすい進め方です。
初心者向け|1週間の練習メニュー
「とりあえず1週間だけ試したい」という人に向けて、無理なく続けられる1週間の練習メニューを紹介します。1日10〜30分、自宅でも実施できる内容です。
| 曜日 | 練習内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 1日目 | 好きな曲を1曲選ぶ/手拍子でリズムを取る | 10〜15分 |
| 2日目 | ダウンとアップを各5分 | 10〜15分 |
| 3日目 | アイソレーションを首・肩・胸・腰で練習 | 15〜20分 |
| 4日目 | HIPHOPの基本ステップを1つ練習 | 15〜20分 |
| 5日目 | 15秒だけ振付を覚える | 20〜30分 |
| 6日目 | スマホで撮影して見返す | 15〜20分 |
| 7日目 | できた動きと難しかった動きをメモする | 10〜15分 |
このメニューのポイントは、6日目に「自分の動きを動画で見る」時間を必ず入れることです。自分のフォームを客観視できると、上達スピードが大きく変わります。仲間と一緒に練習日程を管理したい人は、ダンスグループの練習日程調整をアプリで管理する方法を見ておくと、メンバー間の調整がスムーズです。
⚠️ 注意:筋肉痛や関節の痛みがある場合は無理をせず、必ず休みを取ってください。痛みが続く場合は専門の医療機関に相談しましょう。練習による筋肉痛の対処は、ダンス筋肉痛の場所別ガイドも参考になります。
📋 この記事の分類基準
この記事の難易度・おすすめ度は、次の6つの基準で整理しています。
- 初心者クラスの見つけやすさ
- 基礎動作の覚えやすさ
- 運動量と体への負担
- 好きな音楽と結びつけやすいか
- 独学で試しやすいか
- 体験レッスンで確認しやすいか
※難易度は絶対的な評価ではありません。同じジャンルでも、講師、曲、振付、クラスのレベルによって難しさは変わります。
※監修・確認:EMMUS編集部
よくある質問
Q1. ストリートダンスとは何ですか?
ストリートダンスとは、路上やクラブ文化から発展したダンスの総称です。HIPHOP、ブレイキン、ロッキング、ポッピング、ハウス、クランプなど複数の種類があります。
Q2. ストリート系ダンスとは何ですか?
ストリート系ダンスは、ストリートダンスとほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。路上やクラブ文化、HIPHOP文化などに関係する自由度の高いダンスジャンルを指します。
Q3. ストリートダンスにはどんな種類がありますか?
代表的な種類には、HIPHOP、ブレイキン、ロッキング、ポッピング、ハウス、クランプがあります。広義では、ワッキング、ソウル、ガールズHIPHOP、ジャズHIPHOPなども関連ジャンルとして扱われます。
Q4. ダンスの種類で難易度が低いのはどれですか?
入門クラスを基準にすると、HIPHOP、ロッキング、リズムトレーニング、K-POP系入門は始めやすい候補です。ただし、曲や振付、先生によって難易度は変わります。
Q5. 初心者におすすめのストリートダンスはどれですか?
迷ったらHIPHOP、ロッキング、ハウスの入門クラスから検討しやすいです。基礎を学びたいならHIPHOP、明るく楽しく踊りたいならロッキング、足さばきが好きならハウスがおすすめです。
Q6. ストリートダンスとHIPHOPの違いは何ですか?
ストリートダンスは複数ジャンルの総称で、HIPHOPはその中の代表的なジャンルです。HIPHOPはリズム取りやバウンスを重視し、ストリートダンスの入口として選ばれることが多いです。
Q7. 現代的なリズムのダンスにはどんな種類がありますか?
学校体育の文脈では、ロックやヒップホップなどのリズムに乗って全身で自由に踊る内容が扱われます。ストリートダンスの中ではHIPHOPやロッキングと関係が深いです。
Q8. K-POPダンスはストリートダンスですか?
K-POPダンスは、アーティストの振付を踊るスタイルです。ストリートダンスそのものではありませんが、HIPHOP、ジャズ、ガールズHIPHOPなどストリート系の動きが使われることがあります。
まとめ|まずは好きな1曲と週1回の練習から始めよう
ストリートダンスは、種類が多いからこそ「最初の1ジャンル」をどう選ぶかが続けやすさを大きく左右します。この記事の14ジャンル一覧と難易度の目安を、自分の好きな音楽・体への負担・通えるクラスの3点で照らし合わせて選んでみてください。
ストリート系以外のダンスにも興味がある人は、ベリーダンス初心者の始め方のような身体表現系を選択肢に入れると、自分に合うジャンルが見つかりやすくなります。
ジャンル選びで迷ったら、まずは好きな曲を1曲選び、週1回の練習記録を残すところから始めましょう。練習予定や仲間との活動を整理したい人は、EMMUアプリの使い方も参考にしてください。EMMUアプリは、ダンスやバンドなどの活動を続けたい人のために、日程調整やセトリ・資料の共有を1つにまとめて管理できるツールです。詳しい使い方はEMMUアプリの使い方で紹介しています。


