トランペットを始めたばかりのあなた、 どんな曲から練習すればいいか迷っていませんか?
楽器を手にしたものの、 教本の単調な練習に飽きてしまったり、 好きな曲に挑戦してみたけれど難しすぎて挫折しそうになったり。 トランペット初心者が最初にぶつかる壁は、 「どの曲を、 どの順番で練習すればいいのか」 という選択の難しさです。
| # | 曲名 | ジャンル | 難易度 | 習得目安 | 練習ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | きらきら星 | 童謡 | ★☆☆☆☆ | 1週間 | 単音・息の基本制御 |
| 2 | メリーさんの羊 | 童謡 | ★☆☆☆☆ | 1週間 | 音の移動・リズム感 |
| 3 | かえるの合唱 | 童謡 | ★★☆☆☆ | 1〜2週間 | 繰り返し練習・安定感 |
| 4 | 聖者の行進 | ジャズ | ★★☆☆☆ | 2週間 | リズム感・スタッカート |
| 5 | 埴生の宿 | クラシック | ★★☆☆☆ | 2週間 | ロングトーン・音程 |
| 6 | アメイジング・グレイス | 讃美歌 | ★★★☆☆ | 3週間 | 息のコントロール・表現 |
| 7 | 威風堂々 | クラシック | ★★★☆☆ | 3〜4週間 | 音量コントロール・迫力 |
| 8 | コンドルは飛んでいく | フォーク | ★★★☆☆ | 3〜4週間 | フレージング・表現力 |
| 9 | オーラ・リー | フォーク | ★★☆☆☆ | 2〜3週間 | 滑らかな音の流れ |
| 10 | ラデツキー行進曲 | クラシック | ★★★★☆ | 1〜2ヶ月 | テンポキープ・正確性 |
トランペット初心者が練習曲を選ぶ3つのポイント

具体的な曲を紹介する前に、 初心者が練習曲を選ぶ際に押さえておくべきポイントをお伝えします。
1. 音域が無理なく吹ける範囲であること
トランペットを始めたばかりの頃は、 実音で E (ミ)からC (ド)までの1オクターブ程度が快適に吹ける音域です。 楽譜上では 「F (ファ)からD (レ)」 と表記されます。
この音域を超える曲は、 唇や呼吸の使い方がまだ確立していない初心者にとって、 無理な力みを生み出し、 かえって上達を妨げてしまいます。 最初は音域の狭い曲から始めて、 徐々に広げていくことが大切です。
2. リズムがシンプルでわかりやすいこと
トランペットは金管楽器の中でも、 音を出すこと自体に技術が必要な楽器です。 そのため、 初心者の段階では複雑なリズムの曲を選ぶと、 音を出すことに集中できなくなってしまいます。
4分音符や 8分音符が中心で、 拍子がはっきりしている曲を選ぶことで、 演奏に集中できます。 リズム感は後から練習できるので、 最初はシンプルなものから始めましょう。
3. 知っている曲・好きな曲であること
これは意外と見落とされがちですが、 非常に重要なポイントです。 知っている曲なら、 楽譜を見ながらでも 「次はこんなメロディーが来る」 と予測できるため、 演奏がスムーズになります。
また、 好きな曲を演奏できる喜びは、 日々の練習のモチベーションに直結します。 教本の練習曲だけでなく、 あなたが心から演奏したいと思える曲を見つけることが、 上達への近道です。
【超初心者向け】 まず吹けるようになりたい基礎練習曲5選

まず全10曲を一覧で確認してから、自分のレベルに合った曲を選んでください。
| No. | 曲名 | レベル | 難易度 | 音域の目安 | 主に練習できる技術 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | きらきら星 | 超初心者 | ★☆☆☆☆ | ソ〜レ(1オクターブ以内) | 単音を安定して出す・吹き吸いの基本リズム |
| 2 | メリーさんの羊 | 超初心者 | ★☆☆☆☆ | ミ〜ラ(狭め) | 音の移動・短いフレーズの滑らかな接続 |
| 3 | かえるの合唱 | 超初心者 | ★★☆☆☆ | ミ〜ソ(非常に狭め) | 繰り返しパターン・スタッカート入門 |
| 4 | 聖者の行進 | 超初心者 | ★★☆☆☆ | ソ〜ミ(1オクターブ強) | リズム感・吹奏楽でも頻出の行進リズム |
| 5 | 埴生の宿 | 超初心者 | ★★☆☆☆ | ソ〜レ(1オクターブ以内) | ロングトーン・フレーズの息の使い方 |
| 6 | アメイジング・グレイス | 初級者 | ★★★☆☆ | ド〜ソ(約1.5オクターブ) | レガート奏法・感情表現・息の流れ |
| 7 | 威風堂々 | 初級者 | ★★★☆☆ | ソ〜ラ(1オクターブ強) | 華やかな中音域の響き・フォルテの安定 |
| 8 | コンドルは飛んでいく | 初級者 | ★★★☆☆ | ミ〜ラ(1オクターブ強) | スラー・なめらかなメロディーライン |
| 9 | オーラ・リー | 初級者 | ★★★☆☆ | ミ〜ファ(約1オクターブ) | 音のつながり・柔らかい音色づくり |
| 10 | ラデツキー行進曲 | 初級者 | ★★★★☆ | ソ〜シ(1.5オクターブ) | テンポ感・スタッカートとレガートの使い分け |
トランペットを手にしたばかりの段階では、 まず音を安定して出せるようになることが最優先です。 ここでは、 音域が狭く、 リズムもシンプルな曲を紹介します。
1. きらきら星(Twinkle, Twinkle, Little Star)
トランペット初心者の練習曲として、 最もおすすめなのが 「きらきら星」 です。
おすすめの理由:
- 音域が1オクターブ以内に収まる
- ほぼ4分音符のみで構成されている
- 誰もが知っているメロディーで、 楽譜が読めなくても耳で覚えている
- ゆっくりしたテンポで、 息のコントロールを練習できる
この曲は、 音を一つ一つ丁寧に出す練習に最適です。 最初は 1音ずつしっかり鳴らすことを意識し、 慣れてきたらレガート(音を滑らかにつなぐ奏法)で演奏してみましょう。
2. メリーさんの羊(Mary Had a Little Lamb)
「きらきら星」 をクリアしたら、 次は 「メリーさんの羊」 に挑戦してみましょう。
おすすめの理由:
- 音域がさらに狭く、 初心者でも安心
- 同じ音が連続するフレーズがあり、 タンギング(舌を使った発音)の練習になる
- 短いフレーズの繰り返しで、 記憶しやすい
この曲では、 タンギングの基礎を身につけることができます。 「tu-tu-tu」 と舌で音を区切る練習をしながら、 クリアな発音を目指しましょう。
3. かえるの合唱(Frog’s Chorus)
輪唱で有名なこの曲も、 トランペット初心者の練習に適しています。
おすすめの理由:
- 音程の跳躍が少なく、 なめらかなメロディー
- 短いフレーズの中に、 トランペットらしい響きがある
- 2人以上で輪唱すれば、 アンサンブルの楽しさも味わえる
一人で練習するのに飽きたら、 家族や友人と輪唱に挑戦してみてください。 合奏の楽しさを知ることで、 練習へのモチベーションが高まります。
4. 聖者の行進(When the Saints Go Marching In)
ジャズの定番曲として知られる 「聖者の行進」 は、 トランペット初心者にとっても重要な練習曲です。
おすすめの理由:
- トランペットらしい明るく華やかなメロディー
- 基本的な音域で演奏できる
- シンプルなリズムながら、 ジャズの雰囲気が味わえる
- 発表会やストリート演奏でも使える実用的な曲
この曲を吹けるようになると、 「トランペットを演奏している」 という実感が湧いてきます。 少し速めのテンポにも挑戦して、 リズム感を養いましょう。
5. 埴生の宿(Home Sweet Home)
ゆったりとした美しいメロディーが特徴の 「埴生の宿」 は、 音の伸びを練習するのに最適です。
おすすめの理由:
- 音を長く伸ばすフレーズが多く、 ロングトーンの練習になる
- ゆったりしたテンポで、 息のコントロールを学べる
- 美しいメロディーラインで、 音楽的な表現力を磨ける
この曲では、 音を美しく響かせることに集中しましょう。 一音一音を大切に吹くことで、 トランペットの音色に対する感覚が磨かれます。
【初級者向け】 少し慣れてきたら挑戦したい練習曲5選

基礎的な曲が吹けるようになってきたら、 次のステップに進みましょう。 ここでは、 音域やリズムが少し複雑になりますが、 演奏の喜びをより感じられる曲を紹介します。
6. アメイジング・グレイス(Amazing Grace)
世界中で愛される賛美歌 「アメイジング・グレイス」 は、 トランペットの美しい音色を堪能できる名曲です。
おすすめの理由:
- 音域は広めだが、 ゆったりしたテンポで挑戦しやすい
- レガート奏法の練習に最適
- 感情を込めて演奏する表現力が身につく
- 結婚式や式典でも演奏される実用的な曲
この曲を通じて、 音と音をなめらかにつなぐレガート奏法を習得しましょう。 息の流れを止めずに、 フレーズ全体を一息で吹ききる練習が効果的です。
7. 威風堂々 (Land of Hope and Glory)
エルガー作曲の 「威風堂々」 の第1番中間部のメロディーは、 トランペットの華やかさを存分に発揮できる曲です。
おすすめの理由:
- 堂々とした旋律で、 トランペットらしい演奏ができる
- 中音域の響きを磨くのに最適
- 卒業式や式典でもよく演奏される
この曲では、 音の 「芯」 をしっかり捉えることを意識しましょう。 息のスピードと量をコントロールして、 力強くも美しい音色を目指します。
8. コンドルは飛んでいく(El Condor Pasa)
南米フォルクローレの名曲 「コンドルは飛んでいく」 は、 エキゾチックな魅力があります。
おすすめの理由:
- 覚えやすいメロディーで、 音楽的な表現を学べる
- 音の跳躍があり、 音程感覚を養える
- ゆったりした部分と躍動的な部分の対比が楽しめる
この曲では、 音程の跳躍をスムーズに行う練習ができます。 特に低音から高音へジャンプする際の息の使い方を習得しましょう。
9. オーラ・リー(Aura Lee)
19世紀のアメリカ民謡 「オーラ・リー」 は、 美しいメロディーラインが特徴です。 エルヴィス・プレスリーの 「Love Me Tender」 の原曲としても知られています。
おすすめの理由:
- ロマンチックなメロディーで、 音楽的な表現を磨ける
- 音域が適度で、 中級者へのステップアップに最適
- フレーズの歌い方を学べる
この曲を通じて、 「歌うように吹く」 ことを意識しましょう。 トランペットは歌心を大切にする楽器です。
10. ラデツキー行進曲(Radetzky March)
ヨハン・シュトラウス1世作曲の 「ラデツキー行進曲」 は、 明るく躍動的な行進曲です。
おすすめの理由:
- リズミカルで楽しく練習できる
- スタッカート(音を短く切る奏法)の練習になる
- テンポ感とリズム感を養える
- オーケストラでも演奏される有名曲
この曲では、 スタッカート奏法を習得できます。 歯切れよく、 明るい音色で演奏することを心がけましょう。
練習曲を効果的に活用する5つのコツ

良い練習曲を選んでも、 練習方法が適切でなければ上達は遅れてしまいます。 ここでは、 練習曲を最大限に活用するためのコツをお伝えします。
1. ゆっくりしたテンポから始める
初心者がよく陥る失敗は、 曲の原曲テンポで演奏しようとすることです。 最初は思い切ってテンポを半分にして、 一音一音を確実に吹けるようにしましょう。
メトロノームを使って、 正確なリズムで練習することをおすすめします。 ゆっくりしたテンポで完璧に吹けるようになってから、 徐々にテンポを上げていくのが上達の近道です。
2. フレーズを区切って練習する
曲全体を通して練習するのではなく、 4小節や 8小節といった短いフレーズに区切って練習しましょう。
一つのフレーズを完璧に演奏できるようになってから、 次のフレーズに進みます。 この方法なら、 苦手な部分を集中的に練習でき、 効率的に上達できます。
3. 録音して自分の演奏を聴く
スマートフォンの録音機能を使って、 自分の演奏を録音してみましょう。 演奏している最中には気づかなかった問題点が、 客観的に聴くことで見えてきます。
音程の不安定さ、 リズムのずれ、 音色の変化など、 改善すべきポイントが明確になります。 週に一度は録音して、 自分の成長を確認するのも良いでしょう。
4. 原曲を聴き込む
練習曲の原曲や、 プロの演奏を繰り返し聴くことも重要な練習の一部です。
どんなテンポで、 どんな表現で演奏されているかを耳で覚えることで、 楽譜を読む力がなくても音楽的な演奏ができるようになります。 特に、 表現力やフレージングを学ぶには、 良い演奏を聴くことが欠かせません。
5. 毎日少しずつ続ける
トランペットは、 唇の筋肉(アンブシュア)を使う楽器です。 この筋肉は毎日少しずつ鍛えることで強化されますが、 逆に数日サボると衰えてしまいます。
毎日30分の練習を続ける方が、 週末に 3時間まとめて練習するよりも効果的です。 短い時間でも良いので、 毎日トランペットに触れる習慣をつけましょう。
1ヶ月練習ロードマップ:10曲を使った週別スケジュール
| 時期 | 練習曲 | 毎日の練習内容(15〜20分) | この週の目標 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | きらきら星・メリーさんの羊 | ①ロングトーンで各音を5秒ずつ安定させる5分 ②きらきら星をゆっくり(♩=60)通す5分 ③メリーさんの羊の前半フレーズ5分 ④録音して聴き返す2分 | きらきら星を最初から最後まで止まらず吹ける。音が途切れず安定している |
| 2週目 | かえるの合唱・聖者の行進 | ①スタッカート練習(短く切る吹き方)3分 ②かえるの合唱をメトロノームに合わせて5分 ③聖者の行進の前半8小節を5分 | かえるの合唱を正確なリズムで通せる。スタッカートとタイの違いがわかる |
| 3週目 | 埴生の宿・アメイジング・グレイス | ①ロングトーン(1音を8秒)で音の伸ばし方を練習3分 ②埴生の宿を感情を込めて通す5分 ③アメイジング・グレイスの冒頭フレーズを5分 | 埴生の宿を息が続く限りなめらかに吹ける。レガートの感覚をつかむ |
| 4週目 | 好きな曲(7〜10番から選択) | ①1〜3週目の曲を1曲ずつ復習5分 ②新しい曲(威風堂々またはラデツキー行進曲)に挑戦10分 ③全曲録音して1週目と聴き比べる | 好きな曲の1コーラスを止まらず吹ける。1週目の自分と比べて成長を実感 |
大切なポイント:1日15〜20分で十分です。毎日短くても続けることが最大の上達法です。「今日は5分だけ」でも続けた方が、週1回の長時間練習よりはるかに効果的です。
初心者におすすめのトランペット教本3選

練習曲と並行して、 体系的な教本を使うことで、 基礎力を着実に積み上げることができます。
1. アーバン金管教本(Arban’s Complete Conservatory Method)
トランペット奏者なら誰もが知る名著、 「アーバン金管教本」。 1864年の初版以来、 世界中のトランペット奏者に愛用されている教本です。
特徴:
- 基礎練習から応用まで体系的に学べる
- 段階的に難易度が上がるため、 着実に上達できる
- 長く使える教本(初心者から上級者まで)
注意点:
- 全編英語・フランス語のため、 日本語版を選ぶと良い
- 練習曲が多く、 全てをこなすには時間がかかる
私自身、 この教本には 10年以上お世話になっています。 初心者の段階から、 少しずつ進めていくことをおすすめします。
2. トランペット吹きの休日(Daily Routine)
日本のトランペット教育でよく使われる 「トランペット吹きの休日」 は、 毎日の基礎練習に最適な教本です。
特徴:
- 短時間で効率的に基礎練習ができる
- 日本語の解説がわかりやすい
- ウォーミングアップに最適
注意点:
- 曲の練習というより、 技術練習が中心
- 単調に感じることがあるため、 他の教本と併用すると良い
朝の練習や、 本番前のウォーミングアップに使うと、 安定した演奏ができるようになります。
3. クラーク初心者のための技術練習(Clarke Technical Studies)
アメリカの伝説的トランペット奏者、 ハーバート・L・クラークによる教本。 基礎的な技術を効率よく習得できます。
特徴:
- 指の動きをスムーズにする練習が豊富
- 音域拡張の練習が段階的に学べる
- コンパクトで持ち運びやすい
注意点:
- 音楽的な表現よりも、 技術習得に特化している
- 初めての教本としては少し難易度が高い
ある程度吹けるようになってから、 技術をさらに磨くために使うと効果的です。
練習の効果を高めるための楽器メンテナンス
どんなに良い練習曲を選んでも、楽器の状態が悪ければ美しい音は出ません。日々のメンテナンスを習慣にしましょう。
| メンテナンス | 頻度 | 使う道具 | 費用目安 | 手順・ポイント |
|---|---|---|---|---|
| バルブオイルを注す | 毎回練習前後 | バルブオイル(HETMAN・Blue Juiceなど) | 500〜1,000円/本(数ヶ月持つ) | バルブを抜いてオイルを2〜3滴垂らし、滑らかに動くか確認。スムーズな指の動きに直結 |
| 水抜き(管内の水分除去) | 毎回練習後 | 水抜きキー操作のみ(道具不要) | 0円 | 演奏中・後にウォータースライド(水抜き管)を押して水分を出す。放置するとサビの原因に |
| マウスピース洗浄 | 週1〜2回 | マウスピースブラシ | 300〜500円(繰り返し使用) | ぬるま湯でブラシを通して汚れを落とす。食後すぐの演奏は避け、口を漱いでから吹く |
| 管内のクリーニング | 月1回 | フレキシブルクリーナー・クリーニングロッド | 800〜1,500円(セット購入推奨) | 各管を外して丁寧にブラシを通す。緑青(青サビ)が出たら早めにリペアショップへ |
| スライドグリス塗り直し | 月1回 | スライドグリス(チューニングスライド用) | 300〜600円/本 | スライドを抜き、古いグリスを拭き取ってから薄く均一に塗る。抜き差しがスムーズになる |
メンテナンス道具の初期費用目安:バルブオイル・マウスピースブラシ・クリーナーセットを揃えて3,000〜5,000円程度。楽器購入時に一緒に購入するのがおすすめです。
よくある質問(Q&A)
Q1: 練習曲は順番通りに進めるべき?
必ずしも順番通りでなくても大丈夫です。 あなたの興味や目標に合わせて、 好きな曲から始めても構いません。 ただし、 音域やリズムの難易度は考慮して、 無理のない曲を選びましょう。
Q2: 1曲をどのくらい練習すれば次に進めばいい?
目安としては、 ゆっくりしたテンポで、 ミスなく3回連続で演奏できるようになったら、 次の曲に進んでも良いでしょう。 ただし、 完璧を目指しすぎて前に進めないより、 ある程度できたら次に進んで、 後で戻ってくる方が効果的です。
Q3: 高い音が出ないのですが、 どうすればいい?
高い音は、 唇の筋肉と息のスピードのコントロールが必要です。 無理に力んで出そうとせず、 まずは中音域をしっかり鳴らせるようになることを優先しましょう。 高音域は、 基礎力がついてから自然に出るようになります。
Q4: クラシックよりもポップスやジャズの曲を吹きたいのですが?
もちろん大丈夫です!最近は、 ポップスやジャズのトランペット楽譜も豊富に出版されています。 ただし、 基礎的な技術を身につけるには、 クラシックの練習曲も並行して練習することをおすすめします。
Q5: 独学でも上達できますか?
独学でもある程度は上達できますが、 特に最初の段階では、 プロの指導を受けることを強くおすすめします。 間違った吹き方のクセがつくと、 後で直すのが大変です。 月に 1〜2回でも良いので、 レッスンを受けることを検討してみてください。
🎺 トランペット仲間とセッションしよう
EMMUアプリでは、トランペット奏者や吹奏楽仲間と繋がれます。演奏動画のシェア、メンバー募集、リハーサルのスケジュール管理がアプリひとつで完結します。
トランペット仲間と一緒に成長しよう
練習を続けていくと、一緒に合奏できる仲間がいるとさらに上達が加速します。EMMUアプリでトランペット奏者やブラス系の仲間を見つけてみましょう。
まとめ:楽しみながら着実に上達しよう
トランペットは難しそうに見えて、正しい順番で練習すれば1ヶ月で「1曲吹ける」という達成感を得られる楽器です。まず今日から始めましょう。
| 今日からの行動 | 具体的なアクション |
|---|---|
| 今日 | トランペットを手に取り、まずロングトーン1音(ソの音)を5秒間安定して出してみる。曲一覧表で「知っている曲」に丸をつける |
| 今週 | きらきら星を♩=60のテンポで最初から最後まで止まらず吹けるまで練習する。1日15〜20分でOK。スマホで録音しておく |
| 1ヶ月後 | 本記事のロードマップ通りに4週間練習。好きな曲の1コーラスを止まらず吹けるようになる |
| 道具がまだない方 | 教本は「トランペット吹きの休日」から始めると入りやすい。メンテ道具(オイル・ブラシ・クリーナー)を楽器購入時に一緒に揃える(3,000〜5,000円) |
毎日少しずつでも続けることが、上達への唯一の道です。まず今日、1音だけ吹いてみてください。それがトランペット上達への第一歩です。


