吹奏楽部に 入ると、 不思議と 「このパートの人ってこういう性格だよね」 と いう話題で 盛り上が った経験は ありません か ? トランペットは 明るくて目立ちたが り、 クラリネットは 真面目で 几帳面、 パーカッションは 自由奔放…こんな 「ある ある 」 を 一度は 耳に した こと が ある は ずで す。
私自身、 長年吹奏楽に 関わってきた中で、 確か に パートごと に 共通する 雰囲気や 傾向が ある こと を 実感してきました。 も ちろん、 すべての人に 当ては まるわけで は ありません が、 楽器の特性や 演奏スタイルが、 演奏者の性格形成や 行動パターンに 影響を 与えている 可能性は 十分に あります。
この記事で は、 吹奏楽の各パート別に 見られる 性格の傾向や 「ある ある 」 を、 ユーモアを 交えなが ら紹介していきます。 あなたのパートや 周りの仲間に 当ては まるか どうか、 楽しみなが ら読んで みてください。
この記事で は、 吹奏楽パート性格ある ある を 厳選してご紹介します。
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なぜ吹奏楽のパートで性格が似てくるのか?

「楽器が 性格を 作るのか、 性格が 楽器を 選ぶのか 」 と いう鶏と 卵のような話で すが、 実は どちらの要素も 関係している と 考えられます。
楽器選択時の性格の影響
吹奏楽部に 入部した ばか りの中学1年生が 楽器を 選ぶと き、 すで に 自分の性格や 好みが 反映されています。 「目立ちたい」 と 思う人は メロディを 担当する 楽器を 選びが ちで すし、 「みんなを 支えたい」 と 思う人は 低音楽器や リズムセクションに 惹か れる こと が 多いので す。
楽器が性格を育てる側面
一方で、 選んだ楽器の特性が、 その後の性格形成に 影響を 与えること も 確か で す。 音量の大きい楽器を 担当すれば自然と 自己主張が 強くなります し、 繊細な音色の楽器を 演奏し続ければ、 細か いこと に 気づく感性が 育ちます。
また、 同じパートの先輩や 仲間と 長時間過ごすこと で、 そのパート特有の文化や 価値観が 受け継が れていく側面も あります。
【木管楽器】 パート別性格あるある

まずは 木管楽器セクションか ら見ていきましょう。 木管楽器は 繊細な音色と 複雑な指使いが 特徴で、 演奏者に も 独特の傾向が 見られます。
フルート:上品で几帳面、 でも意外と負けず嫌い
フルート奏者に は、 上品で 女性らしいイメージが あります が、 実際に は 芯の強い人が 多いのが 特徴で す。 高音域を 担当する ため、 合奏で は 目立ちや すいポジションに あり、 それゆえに 責任感も 強い傾向が あります。
フルートある ある :
- 楽器ケースや譜面台周りが常に整理整頓されている
- 練習熱心で、 個人練習の時間を大切にする
- 音程にうるさく、 チューニングに時間をかける
- 実は競争心が強く、 パート内での序列を気にする
- 姿勢や見た目にも気を使う人が多い
クラリネット:真面目で協調性があり、 縁の下の力持ち
吹奏楽の中核を 担うクラリネットセクションは、 人数も 多く、 合奏全体を 支える重要な役割を 持っています。 そのため、 協調性が あり、 真面目で 責任感のある 人が 集まりや すいパートで す。
クラリネットある ある :
- とにかく真面目で練習熱心、 遅刻や欠席が少ない
- パート練習では建設的な意見を出し、 まとめ役になることが多い
- 楽譜への書き込みが丁寧で、 マーカーやペンの色分けも完璧
- リード選びに異常にこだわり、 リードの話で盛り上がる
- 目立つより 「良いハーモニーを作りたい」 という意識が強い
- 実は地味な存在に甘んじることに少し不満を持っている人も
オーボエ:個性的でマイペース、 職人気質
オーボエは 吹奏楽の中で も 特殊な楽器で、 リード作りか ら演奏まで 高度な技術が 必要で す。 そのため、 オーボエ奏者に は 独特の個性と 職人気質が 備わっている こと が 多いで す。
オーボエある ある :
- マイペースで、 自分の世界観を持っている
- リード作りに情熱を注ぎ、 その話を延々とできる
- チューニングの基準音を出すという重要な役割にプライドを持つ
- 少し変わっていると言われても気にしない強さがある
- こだわりが強く、 妥協を許さない完璧主義
サックス:社交的で明るい、 ムードメーカー
ジャズや ポップスで も 活躍する サックスは、 華や か で 表現力豊か な楽器で す。 サックス奏者に は 明るくて社交的な人が 多く、 セクション全体が 賑や か な雰囲気に なりが ちで す。
サックスある ある :
- 明るくて話しやすく、 部内の人気者が多い
- ソロパートを任されることが多く、 それを楽しんでいる
- ジャズやポップスなど、 クラシック以外の音楽にも詳しい
- 練習は真面目だけど、 休憩時間は誰よりも楽しんでいる
- 「サックスってかっこいいよね」 と言われると素直に喜ぶ
- 実は音程やピッチにシビアで、 技術向上への意欲が高い
ファゴット:優しくて控えめ、 癒し系
低音木管楽器のファゴットは、 独特の柔らか い音色を 持ち、 縁の下の力持ち的存在で す。 ファゴット奏者に は、 穏や か で 優しい性格の人が 多い傾向が あります。
ファゴットある ある :
- 物腰が柔らかく、 誰に対しても優しい
- 目立たないポジションだが、 それを気にしていない
- 楽器が大きくて重いため、 忍耐強い
- 低音セクションとして、 チューバやバスクラと仲が良い
- 実は音楽的センスが高く、 ハーモニーへの理解が深い
【金管楽器】 パート別性格あるある

金管楽器セクションは、 その音量の大きさと 華や か さか ら、 自己主張が 強く明るい性格の人が 多いと いう印象が あります。 実際のと ころは どうで しょうか。
トランペット:明るくて目立ちたがり、 リーダー気質
吹奏楽の花形と も 言えるトランペットは、 メロディを 担当する こと が 多く、 音量も 大きいため、 自然と 目立つポジションに あります。 トランペット奏者に は、 明るくて社交的、 リーダーシップのある 人が 多いで す。
トランペットある ある :
- 明るくて元気、 部活の雰囲気を盛り上げる存在
- 自信家で、 自分の演奏に誇りを持っている
- 負けず嫌いで、 他のパートとの音量勝負を楽しむ
- 目立つことが好きで、 ソロパートを積極的に希望する
- 実はプレッシャーに弱く、 本番前に緊張しがち
- 高音が出ないと落ち込むが、 立ち直りも早い
ホルン:繊細で真面目、 職人気質
金管楽器の中で は 異色の存在で ある ホルンは、 難易度が 高く繊細な楽器で す。 ホルン奏者に は、 真面目で 努力家、 そして少し神経質な人が 多い傾向が あります。
ホルンある ある :
- 真面目で練習熱心、 個人練習の時間が長い
- 音を外すことを極端に恐れ、 本番前は緊張MAX
- ホルンの難しさについて語り出すと止まらない
- 実は負けず嫌いで、 完璧を目指す努力家
- 繊細で気を使うタイプが多く、 協調性がある
- 「ホルンは難しい」 と言われるとちょっと嬉しい
トロンボーン:おおらかで明るい、 場の雰囲気を和ませる
スライドを 使う独特の奏法を 持つトロンボーンは、 豪快で 力強い音色が 魅力で す。 トロンボーン奏者に は、 おおらか で 明るく、 親しみや すい性格の人が 多いで す。
トロンボーンある ある :
- 明るくて気さくで、 誰とでも仲良くなれる
- 細かいことは気にしない、 おおらかな性格
- グリッサンド (音を滑らせる奏法) が大好き
- スライドをぶつけられても笑って許す寛容さ
- 低音セクションとしてのプライドを持っている
- 実は技術的な向上心も高く、 努力家
ユーフォニアム:優しくて穏やか、 癒し系
柔らか く温か い音色を 持つユーフォニアムは、 吹奏楽の中音域を 支える重要な楽器で す。 ユーフォニアム奏者に は、 優しくて穏や か な性格の人が 多く、 「癒し系」 と 呼ばれる こと も しばしばで す。
ユーフォニアムある ある :
- 穏やかで優しく、 誰に対しても丁寧に接する
- 控えめだが、 音楽への情熱は誰にも負けない
- ソロパートを任されると、 意外な表現力を発揮する
- 「ユーフォニアムって何? 」 と聞かれ慣れている
- 低音セクションの一員として、 チューバを支える役割を大切にする
- 実は野心家で、 もっと目立ちたいと思っている人も
チューバ:おおらかでマイペース、 安定感のある存在
吹奏楽の最低音を 担当する チューバは、 バンド全体の土台を 支える重要な楽器で す。 チューバ奏者に は、 どっしりと した 安定感が あり、 おおらか な性格の人が 多いで す。
チューバある ある :
- おおらかで動じない、 どっしりとした安定感がある
- マイペースで、 自分のペースを崩さない
- 重い楽器を持ち運ぶため、 体力と忍耐力がある
- 目立たないポジションだが、 それに誇りを持っている
- 実はリズム感が良く、 音楽的センスが高い
- 「縁の下の力持ち」 と言われると嬉しい
【パーカッション】 自由で個性的、 リズム感抜群

パーカッションセクションは、 吹奏楽の中で も 特に 個性的なメンバーが 集まるパートで す。 多様な楽器を 扱い、 リズムの要と して活躍します。
パーカッションある ある :
- 自由で型にはまらない、 個性的な人が多い
- リズム感が抜群で、 日常生活でも常にリズムを刻んでいる
- 楽器が多いため、 セッティングや運搬が大変だが文句を言わない
- 目立つことが好きで、 ソロやカデンツァを楽しむ
- 他のパートとは少し離れた位置にいるため、 独自の文化を持つ
- 実は音楽理論にも詳しく、 全体のバランスを考えられる
- 練習中に突然面白いことをして場を和ませる
ティンパニ担当の特徴
パーカッションの中で も ティンパニを 任される 人は、 特に 責任感が 強く、 音楽的センスが 高い傾向が あります。 音程を 持つ打楽器で ある ティンパニは、 合奏の中で 重要な役割を 果たすため、 慎重で 几帳面な性格の人が 選ばれる こと が 多いで す。
スネアドラム・バスドラム担当の特徴
リズムの中核を 担うスネアや バスドラムを 担当する 人は、 リズム感が 抜群で、 安定した 演奏が で きる人が 多いで す。 細か いロール (連打) の技術など、 高度なテクニックを 持つこと に 誇りを 持っています。
【コントラバス・ピアノ】 特殊パートの性格あるある

コントラバス:おおらかでマイペース、 低音の守護者
吹奏楽で は 珍しいコントラバスは、 オーケストラか ら来た弦楽器で す。 コントラバス奏者に は、 おおらか で マイペースな人が 多く、 独自の存在感が あります。
コントラバスある ある :
- おおらかでマイペース、 あまり他人と競わない
- 巨大な楽器を扱うため、 忍耐強く力持ち
- チューバと仲が良く、 低音セクションとしての連帯感がある
- オーケストラ経験者も多く、 幅広い音楽知識を持つ
- 「弦楽器なのに吹奏楽にいる」 という特殊性を楽しんでいる
ピアノ:多才で音楽的、 少し孤独な存在
吹奏楽で ピアノを 担当する 人は、 音楽的素養が 高く、 幅広い音楽ジャンルに 対応で きる多才な人が 多いで す。 一方で、 合奏の中で は 少し孤立しが ちな面も あります。
ピアノある ある :
- 幼少期からピアノを習っていて、 音楽的基礎がしっかりしている
- 楽譜を初見で弾ける能力が高い
- 他の楽器奏者とは少し距離があり、 独自のポジション
- 伴奏やリズムセクションとしての役割を理解し、 サポートに徹する
- 実は他の楽器にも興味があり、 将来的には別の楽器にも挑戦したいと思っている
パート別性格あるあるは本当か? 科学的視点から

ここまで パート別の性格ある ある を 紹介してきました が、 これらは 本当に 根拠が ある ので しょうか ? 実は、 音楽心理学の分野で は、 楽器選択と 性格の関連性に ついての研究が 行われています。
楽器の物理的特性が与える影響
楽器の大きさや 音量、 演奏方法は、 演奏者の身体的・心理的な経験に 影響を 与えます。 例えば、 大音量の楽器を 演奏する 人は、 自然と 自己主張が 強くなる傾向が ある と 言われています。
社会的役割の影響
吹奏楽の中で の各パートの役割 (メロディ、 ハーモニー、 リズム、 ベースライン) に よって、 求められる 行動パターンや 思考方法が 異なります。 これが 長期的に 性格形成に 影響を 与える可能性が あります。
確証バイアスの可能性
一方で、 「トランペットは 明るい」 と いう先入観が ある と、 実際に そう見えてしまう 「確証バイアス」 の影響も 考えられます。 実際に は 性格は 多様で ある に も か かわらず、 共通点だけが 強調されて記憶される ので す。
結論:傾向はあるが、 個人差が大きい
パート別の性格傾向は 確か に 存在します が、 それは あくまで 「傾向」 で あり、 個人差のほうが は るか に 大きいと いうのが 事実で す。 大切なのは、 こうした 「ある ある 」 を 楽しみなが らも、 一人ひと りの個性を 尊重する こと で す。
パートの垣根を越えた良い関係を築くために
パート別の性格ある ある を 知ること は 楽しいで すが、 それが 偏見や セクション間の対立に つなが っては いけません。 良い吹奏楽団を 作るために は、 パートの垣根を 越えた理解と 協力が 必要で す。
他のパートの役割を理解する
自分のパートだけで なく、 他のパートが どんな役割を 担い、 どんな苦労を している か を 理解する こと で、 より深い協力関係が 築けます。 パート交換体験や、 他のパートの楽器を 試してみる機会を 作るのも おすすめで す。
ステレオタイプにとらわれない
「このパートは こういう性格だ」 と いうステレオタイプに と らわれず、 一人ひと りを 個人と して見ること が 大切で す。 クラリネットで も 社交的な人は います し、 トランペットで も 内向的な人は います。
お互いの違いを楽しむ
パートごと の違いを 批判する ので は なく、 その多様性を 楽しむ姿勢が 大切で す。 それぞれの個性が 集まること で、 豊か なハーモニーが 生まれる のが 吹奏楽の魅力で す。
まとめ:パート別性格あるあるは吹奏楽の魅力の一つ
吹奏楽のパート別性格ある ある は、 長年の観察か ら生まれた 「傾向」 で あり、 完全に 正確と いうわけで は ありません。 しか し、 こうした 共通点を 見つけて楽しむこと は、 吹奏楽コミュニティの一つの文化で あり、 仲間意識を 高める要素に も なっています。
大切なのは、 こうした 「ある ある 」 を 楽しみなが らも、 一人ひと りの個性を 尊重し、 パートの垣根を 越えた協力関係を 築くこと で す。 トランペットの華や か さ、 クラリネットの安定感、 パーカッションのリズム感、 低音セクションの支え…それぞれの個性が 集まること で、 素晴らしい音楽が 生まれる ので す。
あなたのパートの 「ある ある 」 は 当ては まりました か ? それと も 「自分は 違うな」 と 思いました か ? どちらで も 構いません。 大切なのは、 自分のパートに 誇りを 持ち、 他のパートを 尊重し、 みんなで 一つの音楽を 作り上げること で す。
次の練習で は、 他のパートの仲間の性格や 行動を 少し観察してみてください。 新しい発見が ある か も しれません し、 も っと 深い理解が 生まれる か も しれません。 そして何より、 パートの違いを 楽しみなが ら、 素晴らしい音楽を 一緒に 作っていきましょう。


