歌詞の書き方|初心者向け構成・作詞のコツ・例文テンプレート

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歌詞を書き始めるなら、最初に決めるべきことは「誰が、どんな場面で、どんな感情を伝える歌なのか」です。いきなりきれいな言葉を探すより、まずテーマ・主人公・場面・サビの一文を決めると書きやすくなります。

結論から言うと、初心者は「サビの一文」から作るのがおすすめです。曲全体で一番伝えたい言葉を先に決め、その言葉に向かってAメロで情景を描き、Bメロで感情を高めると、歌詞全体にまとまりが出ます。

この記事では、歌詞の書き方を初心者向けに、Aメロ・Bメロ・サビの構成、テーマの決め方、言葉選び、韻、サビの作り方、1曲完成までの手順まで解説します。例文テンプレートも用意しているので、初めて作詞する人でも今日から書き始められます。

  1. 結論:初心者はこの5ステップで歌詞を書けばOK
  2. 歌詞構成テンプレート|Aメロ・Bメロ・サビに何を書く?
  3. 初心者向け歌詞テンプレート|穴埋めで1番を書いてみよう
    1. テンプレートを使った短い例文
  4. 歌詞のNG例と改善例|抽象的な言葉を具体化する
  5. 歌詞のテーマを決める方法
    1. 初心者でもテーマを決めやすい3つの方法
  6. サビの書き方|一番伝えたい言葉を決める
    1. サビの一文を作る3つのコツ
  7. Aメロ・Bメロの書き方|情景からサビへつなぐ
    1. Aメロは「情景」を書く
    2. Bメロは「感情の変化」を書く
  8. 言葉選びの基本テクニック
  9. 作詞のやり方|1曲完成までの7ステップ
  10. 作詞と作曲はどちらから始める?
  11. 初心者がつまずきやすいポイントと対処法
  12. 作詞に役立つツールとアイテム
    1. 言葉の辞典類
  13. 表現力を高める日常練習
  14. 完成した歌詞を見直すチェックリスト
  15. 既存の歌詞を参考にするときの注意点
  16. 歌詞の書き方・作詞に関するよくある質問
    1. Q. 歌詞は何から書き始めればいいですか?
    2. Q. Aメロ・Bメロ・サビには何を書けばいいですか?
    3. Q. 歌詞がありきたりになってしまうときはどうすればいいですか?
    4. Q. サビが思いつかないときはどうすればいいですか?
    5. Q. 作詞と作曲はどちらから始めるべきですか?
    6. Q. 初心者でも1曲分の歌詞を書けますか?
  17. まとめ:今日から始める作詞の第一歩

結論:初心者はこの5ステップで歌詞を書けばOK

歌詞の書き方を初心者向けに解説する作詞入門記事

作詞初心者は、白紙の状態からいきなり1曲分を書こうとすると行き詰まりやすいです。まずは下の5ステップで、テーマとサビを決めてからAメロ・Bメロへ広げましょう。

ステップやること目的
1テーマを1つ決める歌詞全体の方向性を決める
2主人公・場面・感情を決める具体的な情景を作る
3サビの一文を先に書く一番伝えたい言葉を決める
4Aメロで情景、Bメロで感情の変化を書くサビに向かう流れを作る
5声に出して読み、文字数とリズムを整えるメロディーに乗りやすくする

最初から完璧な歌詞を目指す必要はありません。まずは「Aメロ1番+サビ」だけでも書き切ることを目標にしましょう。

歌詞構成テンプレート|Aメロ・Bメロ・サビに何を書く?

Aメロ・Bメロ・サビの歌詞構成を解説するイメージ

歌詞は、各パートの役割を決めてから書くとまとまりやすくなります。初心者は、まず「Aメロ=情景」「Bメロ=感情の変化」「サビ=一番伝えたい言葉」と考えると書きやすいです。

パート役割書く内容
Aメロ物語の導入場所・時間・主人公の状況「夜の駅」「帰り道」「誰かを待っている」
Bメロ感情の変化迷い・決意・葛藤「言えなかった言葉」「踏み出せない理由」
サビ一番伝えたいことテーマの核心・感情のピーク「それでも君に会いたい」
2番Aメロ視点や時間の変化1番とは違う場面「翌朝」「昔の記憶」「相手側の視点」
Cメロ転換点新しい気づき・本音「本当は自分が変わりたかった」
ラスサビ結論・余韻変化後の感情「もう一度歩き出す」

すべての曲にBメロやCメロが必要なわけではありません。初心者はまず「Aメロ→サビ」だけでも構いません。サビの一文が決まってから、そこに向かう場面をAメロで書きましょう。

行数の目安は、Aメロが4〜8行、Bメロが2〜4行、サビが4〜8行程度です。ただし、メロディーによって文字数は変わるため、最終的には声に出して歌いやすいかで調整しましょう。

初心者向け歌詞テンプレート|穴埋めで1番を書いてみよう

何も思いつかないときは、穴埋めテンプレートを使うと書き始めやすくなります。まずは上手い言葉を探すより、自分の場面と言葉を入れてみましょう。

テーマ:例)片想い、別れ、夢、再出発、友情

主人公:例)放課後の教室で相手を見ている自分

Aメロ:

[場所]で[相手/自分]を見ていた

[季節/時間]の[景色]が少しだけ揺れた

言えないままの[言葉]を

[動作]の中に隠していた

Bメロ:

あと少しだけ[行動]できたなら

[感情]は変わっていたのかな

サビ:

[一番伝えたい言葉]

[相手/夢/自分]に届くまで

[比喩や情景]みたいに

この気持ちを歌にする

テンプレートを使うときは、最初からきれいな言葉にしようとしなくて大丈夫です。まずは「場所」「時間」「感情」「伝えたい一文」を入れ、その後に言葉を削ったり言い換えたりして整えましょう。

テンプレートを使った短い例文

実際にテンプレートに当てはめて書くと、どのような完成形になるかを示した例です。テーマ「片想い」、主人公は「放課後の教室で相手を見ている自分」という設定で、Aメロ・Bメロ・サビをそれぞれ書きました。

テーマ:片想い

主人公:放課後の教室で相手を見ている自分

Aメロ:

放課後の窓辺で君を見ていた

夕焼けの色が机にこぼれた

言えないままの「また明日」を

ノートの端に隠していた

Bメロ:

あと少しだけ勇気があれば

この距離は変わっていたのかな

サビ:

それでも君に会いたい

言葉にならないままで

夕焼けみたいに消えそうな

この気持ちを歌にする

このように、テンプレートに自分の場面と言葉を入れるだけで、初心者でも歌詞の形を作れます。最初は完璧な言葉を探さず、まずは1番だけでも書き切ってみましょう。

歌詞のNG例と改善例|抽象的な言葉を具体化する

「君が好き」「悲しい」のような抽象的な感情語は、聴き手に伝わりにくいことがあります。場面・出来事・見た景色に置き換えると、印象に残る歌詞になります。

NG例問題点改善例
君が好き抽象的で場面が見えない君の名前を呼べないまま、改札の前で朝が来た
とても悲しい感情を説明しているだけ返信のない画面だけが、夜の部屋で光っていた
夢を叶えたいよくある表現で印象に残りにくい破れたノートの端に、まだ消せない未来がある
さよならがつらい状況が分からない最後の電車が過ぎても、手を振る形のままだった
ありがとう具体的な相手や出来事がない雨の日に貸してくれた傘の匂いをまだ覚えている

感情語をそのまま書くのではなく、「どこで」「何が起きて」「何を見たか」に置き換えると、聴き手が情景を想像しやすくなります。

歌詞のテーマを決める方法

歌詞のテーマを決めるためのメモとアイデア出し

テーマは歌詞全体の方向性を決める出発点です。テーマが曖昧だと、AメロやBメロも曖昧になり、聴き手に何を伝えたいか分からない歌詞になりやすくなります。

初心者でもテーマを決めやすい3つの方法

テーマが思いつかないときは、以下の3つから選ぶと迷いにくくなります。

方法やること
感情から決める今感じている気持ちを1語で書く悔しさ、寂しさ、感謝、希望
体験から決める最近の出来事を1つ思い出す友人との別れ、新生活、失恋、夢への一歩
誰かに伝えたい言葉から決める言いたかったが言えなかった言葉を書く「ありがとう」「ごめん」「もう少しだけ」

テーマは「片想い」「別れ」「夢」のように1語で表せると、Aメロ・Bメロ・サビでもブレにくくなります。

サビの書き方|一番伝えたい言葉を決める

サビは曲全体で一番伝えたいことを表す中心部分です。初心者は、サビ全体を一気に書くより「サビの一文」だけ先に決めると書きやすくなります。

サビの一文を作る3つのコツ

コツやり方
一文を短くする10〜20文字程度に収める「それでも君に会いたい」
覚えやすい言葉にする難しい言葉や説明的な表現を避ける「もう一度歩き出す」
感情のピークを置くテーマの核心を1文で言い切る「ありがとうって言えなかった」

サビの一文が決まったら、その前後に短いフレーズを足してサビ全体(4〜8行)を組み立てましょう。一番伝えたい言葉を繰り返したり、視点を変えて言い直すと印象が強くなります。

Aメロ・Bメロの書き方|情景からサビへつなぐ

Aメロからサビへ感情をつなぐBメロの書き方

サビの一文が決まったら、そこに向かう導入をAメロ・Bメロで作ります。Aメロで情景を、Bメロで感情の変化を書くのが基本です。

Aメロは「情景」を書く

Aメロでは、いきなり感情を書くのではなく、場所・時間・主人公の状況を描きましょう。例:「夜の駅」「雨上がりの教室」「最終電車のホーム」など、聴き手が頭の中で映像を描ける言葉を入れます。

Bメロは「感情の変化」を書く

Bメロでは、Aメロで描いた情景の中で主人公の気持ちがどう動いたかを書きます。「言えなかった言葉」「踏み出せない理由」「あの時の後悔」など、サビへ向かう感情の流れを作りましょう。

BメロからサビへつなぐときはサビとBメロの最後の言葉を意識すると、自然に盛り上がりを作れます。

言葉選びの基本テクニック

歌詞の言葉選びと比喩表現を考えるイメージ

同じ意味でも、選ぶ言葉によって歌詞の印象は大きく変わります。初心者でも使いやすいテクニックを押さえておきましょう。

テクニックやり方悪い例良い例
具体的な情景を入れる場所・時間・物の名前を入れる悲しい朝改札の前で朝が来た
五感を使う視覚・聴覚・嗅覚など感覚に訴える君を思い出すあの傘の匂いを思い出す
比喩を使う感情を別のものに例える胸が苦しい胸の奥で雨が降り続けた
動詞を効果的に使う動きのある言葉を選ぶ悲しい気持ちがある悲しみが指先まで伝う
韻(ライム)を意識する母音や音をそろえる夜(よる)/光(ひかる)/涙(なみだ)

すべてのテクニックを使う必要はありません。1曲の中で2〜3個ほど使うだけでも、歌詞の印象は大きく変わります。

作詞のやり方|1曲完成までの7ステップ

初心者が1曲を完成させるまでの流れを7つのステップに整理しました。順番に進めれば、迷わずに歌詞を組み立てられます。

ステップやること完了の目安
1テーマを決める一言で説明できる
2主人公・場面・感情を決めるどこで誰が何を感じているか分かる
3サビの一文を決める一番伝えたい言葉がある
4Aメロで情景を書く場所・時間・状況が見える
5Bメロで感情を高めるサビにつながる変化がある
6声に出してリズムを整える歌って不自然な部分が少ない
7推敲して言葉を削る余計な説明が減っている

初心者は、最初からフルコーラスを書こうとしなくても大丈夫です。まずは「Aメロ1番+サビ」だけを書き切り、慣れてから2番やCメロを追加しましょう。声に出して歌うときの音程確認には、音程確認に使えるボイトレアプリも役立ちます。

作詞と作曲はどちらから始める?

作詞と作曲は、どちらから始めても構いません。初心者は、自分が始めやすい方から進めるのが一番です。

始め方向いている人進め方
歌詞から作る伝えたいテーマや言葉が先にある人サビの一文を決めてからメロディーを考える
メロディーから作る鼻歌やコード進行が先に浮かぶ人メロディーのリズムに合う言葉を入れる
コードから作る楽器やDAWで作る人コード進行に合わせて仮歌詞を置く
同時に作る歌いながら考える人口ずさみながら言葉とメロディーを調整する

作曲全体の流れを知りたい方は、作曲のやり方|初心者向け7ステップもあわせて参考にしてください。

初心者がつまずきやすいポイントと対処法

作詞初心者が歌詞でつまずく原因と対処法

作詞初心者がよく直面する課題と、その対処法を整理しました。書き始める前に確認しておくと、行き詰まったときに戻ってこられます。

つまずき原因対処法
言葉が出てこないテーマや場面が決まっていないテーマを1語で書き、主人公・場面・サビの一文を先に決める
サビが書けない伝えたいことが多すぎる一番伝えたい言葉を10〜20文字に絞る
同じ言葉を繰り返してしまう類語や別の表現を知らない類語辞典を使う/視点や時間を変えて言い換える
歌詞が長くなりすぎる説明を入れすぎ形容詞や副詞を削り、動詞と名詞だけ残す
メロディーに乗らない文字数が多い/不自然な区切り声に出して読み、息継ぎがしやすい区切りに直す
抽象的すぎる感情語をそのまま書いている「どこで」「何を見たか」に置き換える

つまずいたときは、無理に書き続けず一度離れることも大切です。翌日に読み返すと、自分でも違和感に気づきやすくなります。

作詞に役立つツールとアイテム

作詞ツールは、なくても歌詞を書けます。ただし、言葉に詰まったときや、韻・言い換えを探したいときには役立ちます。下の比較表で、自分に必要なツールを確認してから検討しましょう。

ツール役立つ場面優先度
メモアプリ思いついた言葉をすぐ残す★★★★★
類語辞典ありきたりな言葉を言い換える★★★★
韻辞典・韻検索ラップ・語感を整える★★★
作詞用ノート手書きで整理したい人向け★★★
録音アプリ仮メロや読み上げを確認する★★★★

メモアプリと録音アプリはスマホに最初から入っていることが多いので、まずはそれを活用するだけでも作詞は始められます。

言葉の辞典類

表現の幅を広げるために、類語辞典が役立ちます。同じ意味でも別の言葉に置き換えるだけで、歌詞の印象が大きく変わります。

表現力を高める日常練習

歌詞の上達は、書く時間だけで決まるわけではありません。日常の中で言葉や情景を意識するクセをつけると、書ける表現の幅が広がります。

練習法やり方得られるもの
情景メモを取る気になった景色や瞬間を1日1つメモする具体的な情景表現の引き出し
感情を別の言葉で言い換える「悲しい」を別の表現で5通り考える抽象語に頼らない表現力
好きな曲を分析するサビの一文・Aメロの情景を書き出す構成感覚と言葉選びの感覚
詩や小説を読む短歌・現代詩・短編小説に触れる比喩や視点の変化の引き出し
声に出して読む書いた歌詞を毎回声に出して確認リズム感と歌いやすさ

毎日少しずつでも続けることで、書ける言葉の引き出しが自然と増えていきます。さまざまな音楽を効率よく聴きたい方は、音楽サブスクの最安プランもチェックしておくと参考になります。

完成した歌詞を見直すチェックリスト

歌詞を書き終えたら、すぐに完成にせず、声に出して確認しましょう。作詞では、読んで良い言葉と歌って自然な言葉が違うことがあります。

□ サビで一番伝えたいことが分かる

□ Aメロに場面・時間・人物がある

□ Bメロで感情が変化している

□ 同じ言葉を無意味に繰り返していない

□ 抽象的な感情語ばかりになっていない

□ 声に出して読んだときにリズムが悪くない

□ メロディーに乗せたときに文字数が多すぎない

□ 1番と2番で同じことを繰り返していない

□ 聴き手が情景を想像できる言葉がある

□ 最後に余韻が残る一文がある

既存の歌詞を参考にするときの注意点

好きな曲の構成や言葉の使い方を分析することは、作詞の練習になります。ただし、既存の歌詞をそのまま使ったり、少しだけ言い換えて自分の作品として発表したりするのは避けましょう。

参考にする場合は、Aメロ・Bメロ・サビの役割、言葉の密度、視点の変化、韻の使い方など「構造」を学ぶことを意識してください。歌詞の具体的なフレーズを長く引用する必要はありません。

歌詞の書き方・作詞に関するよくある質問

Q. 歌詞は何から書き始めればいいですか?

初心者は、まずテーマとサビの一文から決めるのがおすすめです。曲全体で一番伝えたい言葉を先に決めると、AメロやBメロも書きやすくなります。

Q. Aメロ・Bメロ・サビには何を書けばいいですか?

Aメロには情景や状況、Bメロには感情の変化、サビには一番伝えたいメッセージを書きます。初心者は「Aメロ=場面」「Bメロ=変化」「サビ=結論」と考えると分かりやすいです。

Q. 歌詞がありきたりになってしまうときはどうすればいいですか?

「悲しい」「好き」「寂しい」などの感情語を、具体的な場面や動作に置き換えましょう。たとえば「寂しい」ではなく「返信のない画面だけが夜の部屋で光っていた」のように書くと情景が伝わります。

Q. サビが思いつかないときはどうすればいいですか?

まず「この曲で一番伝えたい一文」を書いてください。完璧なフレーズにしようとせず、短い言葉で感情の結論を決めるとサビを作りやすくなります。

Q. 作詞と作曲はどちらから始めるべきですか?

どちらからでも構いません。言葉やテーマが先にある人は作詞から、鼻歌やコードが先にある人は作曲から始めると進めやすいです。

Q. 初心者でも1曲分の歌詞を書けますか?

書けます。最初はフルコーラスではなく、Aメロ1番とサビだけでも十分です。1曲分を完璧に作るより、まず1つのテーマで書き切る経験を作りましょう。

まとめ:今日から始める作詞の第一歩

歌詞を書くときは、テーマ・主人公・場面・サビの一文を決めてからAメロ・Bメロへ広げるのが、初心者にとって最も書きやすい順番です。最初から完璧を目指さず、まずは「Aメロ1番+サビ」だけでも書き切ることを目標にしましょう。

抽象的な感情語ではなく、場所・時間・出来事を入れて情景を描くと、聴き手が想像できる歌詞になります。声に出して読んでリズムを整え、推敲で余計な言葉を削る習慣をつければ、書くたびに歌詞は良くなっていきます。

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