EDMおすすめ30曲を、定番・歌もの・重低音の3タイプから選べます。歌から入るなら「Wake Me Up」、女性の声なら「Clarity」、電子音なら「Animals」。似た曲の違い、3曲の聴く順番、原曲と別版の探し方まで紹介します。
EDMはElectronic Dance Musicの略で、電子音を使ったダンス音楽を広く指す呼び方です。この記事の「定番」は歴年の入門曲という意味で、現在の再生順位や最新ヒットのランキングではありません。「歌もの」と「重低音」は互いに重なる特徴なので、厳密なジャンル分類ではなく、自分の好きな要素から探すための入口として使ってください。

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
- 好みの音から選ぶ|30曲の3つの入口
- 有名な定番から入る|メロディーと展開を楽しむ10曲
- 歌ものから選ぶ|声を入口にする10曲
- 11. Beautiful Now|Zedd feat. Jon Bellion
- 12. I Want You To Know|Zedd feat. Selena Gomez
- 13. Stay The Night|Zedd feat. Hayley Williams
- 14. Break Free|Ariana Grande feat. Zedd
- 15. Heroes(we could be)|Alesso feat. Tove Lo
- 16. Perfect Strangers|Jonas Blue feat. JP Cooper
- 17. By Your Side|Jonas Blue feat. RAYE
- 18. Firestone|Kygo feat. Conrad Sewell
- 19. BREATHE AGAIN|KSUKE × AMBER from f(x)
- 20. Let Me Feel|Nicky Romero & Vicetone feat. When We Are Wild
- 重低音・リズムの勢いを楽しむ|電子音を主役にする10曲
- 曲の中で何が変わる?|歌・ビルドアップ・ドロップ
- 似た曲を選び分ける|歌声とリズムの違い
- 3曲ずつ聴いて好みを絞る|タイプ別の順番
- 重低音を聴き比べる|音量と機器をそろえる
- 原曲・リミックスを間違えずに探す|版の表示の読み方
- Aviciiをまとめて聴くなら|日本盤ベストの収録内容
- EDMおすすめ曲についてよくある質問
- 出典・参考資料
好みの音から選ぶ|30曲の3つの入口
歌手の声やメロディーを覚えたいなら歌もの、声よりビートへ意識を向けたいなら重低音・リズムの組から選べます。まだ好みが分からない人は、定番の10曲から歌と電子音の違いを聴き比べると入口を作れます。
| 聴きたいもの | 最初の候補 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 歌と楽器からEDMへ入る | Wake Me Up | ギターと歌の場面から電子音の盛り上がりへ変わる |
| 女性の声と大きなメロディー | Clarity | 歌の余韻と電子音の広がりを一緒に楽しむ |
| 歌より繰り返す電子音 | Animals | 短い音型(繰り返し現れる音の形)とビートの組合せを中心にする |
| 少しゆったりした歌もの | Firestone | 声の伸びとやわらかな電子音を選ぶ |
| 低い音とリズムの変化 | Bangarang | 整った四つ打ちとは違うリズムと音色の切替を味わう |
「低音が多い曲」と「速く感じる曲」は同じではありません。低い音が長く響く曲もあれば、短い電子音と打楽器が連続して勢いを作る曲もあります。下の重低音の組には、低い響きだけでなくビートや音の切れを楽しむ曲も選びました。低音量を数値で順位付けした一覧ではなく、歌より音の動きを主役に聴く候補です。
有名な定番から入る|メロディーと展開を楽しむ10曲
初めての一曲を選びやすいよう、歌から入れる曲と、電子音のメロディーから入れる曲を混ぜています。全曲を一度に覚える必要はなく、好きな声があるか、歌の後の音の広がりが好きか、という二つの目印で候補を残せます。
1. Wake Me Up|Avicii
ギターと歌の場面から、電子音とビートが広がる場面へ進む一曲です。普段はポップスやバンドの曲を聴く人が、歌を入口にEDMへ進む候補になります。
最初の歌の感触と、その後の伴奏の変化を並べて聴くと、同じ曲の中で生楽器と電子音がどう違って聞こえるかをつかめます。「Levels」の繰り返す音型より、人の声と曲の物語のような流れを主役にしたい人向け。Aviciiの作品を続けて聴く場合も、この曲のギターの印象を基準にすると、歌のない部分が多い曲との違いを見つけやすくなります。
2. Levels|Avicii
覚えやすい電子音のメロディーと、繰り返しながら広がる演奏が入口です。歌詞を追うより、音型そのものが気に入る曲を探したい人の候補になります。
同じメロディーが続いても、音の重なりや打楽器が変わることで曲の景色が動きます。短い部分だけで終えず、その前後を比べると同じ音をそのまま繰り返すだけの演奏との違いが見えてきます。Avicii「Wake Me Up」でギターや歌を気に入った人には別方向の候補ですが、電子音の明るさが好きだった人には次の入口として置けます。
3. Don’t You Worry Child|Swedish House Mafia feat. John Martin
John Martinの歌声と、大きく開く電子音のメロディーを楽しめる一曲です。歌の部分も盛り上がる部分も主役にしたい人の入口になります。
落ち着いた歌から音が広がる場面へ進むため、いきなり強い電子音だけを聴く曲より、変化の流れを追いやすい候補です。Zedd「Clarity」と比べるなら、男性の声の太さを入口にするか、女性の声の伸びを入口にするかで選べます。名義のSwedish House Mafiaは制作側のアーティスト名、feat. John Martinは参加歌手の表示。歌っている人と検索時の主名義が違う例としても分かりやすい曲です。
4. Summer|Calvin Harris
歌と明るい電子音のメロディーが交互に印象を作る曲です。大きく歌い上げる声より、軽快なリズムと音色から入りたい人に選びました。
夏という題名に限らず、明るい音の景色を聴きたいときの候補として使えます。「Titanium」の強い声と大きな展開に比べると、こちらは歌と電子音の親しみやすいまとまりを入口にできます。同じフレーズが戻ってくるところで、声と伴奏のどちらを待っているかに気付くと、自分が歌ものと電子音のどちらを好むかを整理する手がかりになります。
5. Faded|Alan Walker
少し切ないメロディーと、歌から電子音へつながる響きが入口です。EDMの明るい勢いより、余韻のある曲を探す人の候補になります。
強いビートの部分もありますが、曲全体の印象を作るのは歌とメロディーの関係です。「Animals」の短い音型を中心にした感触とは違い、静かな場面との対比を楽しめます。Alan Walkerの作品情報には通常の「Faded」と「Faded(Restrung)」があり、同じ題名の別アレンジです。最初にこの記事の候補を探すなら、Restrungなどの追加表示のない録音を入口にすると比較しやすくなります。
6. Clarity|Zedd feat. Foxes
Foxesの声の伸びと、電子音が大きく広がる場面を一緒に楽しむ曲です。歌のメロディーを覚えたい人にも、盛り上がりの音を聴きたい人にも入口があります。
歌が止まった後もメロディーの印象が続くので、歌ものと器楽的な部分を完全に切り離さず聴けます。同じZeddの「Beautiful Now」では男性の声が入口になりますが、この曲では女性の声の透明感を好むかが分岐になります。大きな音の広がりを楽しみたいときの基準の一曲にもできます。
7. I Could Be The One|Avicii vs Nicky Romero
歌と、明るく大きな電子音のメロディーを楽しめる共作曲です。Aviciiの歌から入る曲と、Nicky Romeroの電子音中心の曲を比べる橋渡しになります。
名義にある「vs」はこの曲では二組のアーティストを示す表記で、別々の曲を対決させる意味の一覧ではありません。歌の場面から伴奏が広がる流れが好きなら、曲名と両方の名義を入れて探せます。「Wake Me Up」のギターの印象より、電子音の明るい重なりを求める日はこちら。Nicky Romero「Toulouse」へ進むと、歌の役割を減らして音の動きを聴く違いもつかめます。
8. The Nights|Avicii
歌と楽器の親しみやすさから、電子音の盛り上がりへ進む曲です。「Wake Me Up」が気に入った人が、同じアーティストの別の歌ものを探す候補になります。
「Wake Me Up」のギターから入る流れが好きで、次に口ずさみたくなる歌を選ぶならこちら。「Levels」で電子音のメロディーを待つ楽しさを気に入った人には、歌のフレーズが前に出る別方向の候補になります。三曲の順番では、生楽器を含む歌ものを残す側の差し替えとして使えます。ベスト盤で同じ名義をまとめる場合も、歌を中心にしたい日にはこの曲を入口へ置けます。
9. Waiting For Love|Avicii
歌と鮮明な鍵盤のような電子音が印象を作る曲です。明るいメロディーを入口にしながら、リズムの勢いも楽しみたい人に選びました。
「The Nights」の楽器と歌の親しみやすさから、より電子音の輪郭へ注意を移す比較ができます。同じアーティストでも曲ごとに声や伴奏の役割は違うため、Aviciiという名前だけで一括りにせず、好きな部分を残すと再生リストが作りやすくなります。落ち着いた歌から盛り上がりへ進む流れが好きなら、前後の場面をまとめて聴くと曲の変化をつかめる一曲です。
10. Titanium|David Guetta feat. Sia
Siaの存在感のある声と、大きな電子音の広がりを楽しむ一曲です。歌声の強さを中心にEDMを選びたい人の候補になります。
歌の輪郭がはっきりしているので、ビートだけを背景へ置きたい気分より、歌と曲の展開を主役として聴きたい時間に向きます。「Clarity」と迷ったら、声の質感の違いを先に比べると候補を絞れます。
歌ものから選ぶ|声を入口にする10曲
普段のポップスと同じように、好きな歌声から曲を探したい人向けの10曲です。ここには大きな電子音へ進む曲と、やわらかなリズムを保つ曲の両方があり、歌が入ることだけで音の強さが決まるわけではありません。
11. Beautiful Now|Zedd feat. Jon Bellion
Jon Bellionの歌声と、明るく開く電子音を楽しめる曲です。Zedd「Clarity」の女性の声とは違う入口で、歌と盛り上がりを一緒に味わえます。
「I Want You To Know」のSelena Gomezの声と迷うなら、男性の声を入口にしたい日にこちらを残せます。「Clarity」で女性の声の余韻を気に入った人にも、同じZeddの名義を保ちながら声の印象を変える比較候補です。声の太さを求めるか、女性の声の輪郭を求めるかで、三曲の順番の最後を選び直せます。
12. I Want You To Know|Zedd feat. Selena Gomez
Selena Gomezの声と、輪郭のはっきりした電子音のリズムを楽しめます。なじみのあるポップな歌声からEDMへ入りたい人の候補です。
歌の存在感と伴奏の勢いが両方あるので、「歌ものだから穏やか」とは限りません。同じZeddの「Beautiful Now」と並べるなら、女性の声と男性の声の違いを保ちながら、電子音の明るさを比べられます。日本盤『True Colors』(UICS-1295)のボーナスには、この曲のMarc Benjamin RemixとFox Stevenson Remixがあります。通常の「I Want You To Know」を選んでから別版へ進むと、同じ歌でも伴奏の組み替えを比べる材料になります。
13. Stay The Night|Zedd feat. Hayley Williams
Hayley Williamsの鮮明な歌声と、勢いのある電子音の組合せが入口です。ロックの強い声が好きな人が、歌もののEDMへ進む候補になります。
やわらかな声を背景へ置く曲ではなく、歌そのものの存在感を受け取りたい時間に選べます。「Firestone」のゆったりした声と音色に比べると、こちらは歌と伴奏の輪郭が強い側です。強い女性の声を入口に選ぶなら「Titanium」とも比較できますが、声の質感は同じではありません。二曲を続けて聴いて、電子音の山場より歌を待っているなら、声を中心にしたリストへ残せます。
14. Break Free|Ariana Grande feat. Zedd
Ariana Grandeの歌声と、鮮明な電子音の勢いを楽しめる曲です。ポップスの歌手を主役に聴く感覚のまま、ダンスのビートへ入れる候補になります。
この曲は主名義がAriana Grandeで、Zeddが参加する表記です。「Zeddが関わる曲はすべてZeddのソロ名義」と考えると検索で迷いやすくなります。歌の高い伸びが好きなら候補に残し、声より短い電子音へ集中したいなら「Animals」などへ進む選び方ができます。「Stay The Night」と比べる場合も、女性歌手という共通点より、歌い方の質感を決め手にすると好みが見えてきます。
15. Heroes(we could be)|Alesso feat. Tove Lo
Tove Loの歌声と、大きなメロディーの広がりを楽しめます。歌から始まり、電子音が開く場面へ進む流れを好む人の候補です。
曲名の括弧にある「we could be」まで入れると、同名の別曲と区別しやすくなります。静かな部分と盛り上がる部分の対比を聴けるため、短い山場の切り抜きだけでは曲の入口が変わります。「Don’t You Worry Child」の男性の声と比べるなら、曲の大きな展開を保ちながら声の印象を変えられます。歌が好きな人にも、伴奏の広がりが好きな人にも残せる一曲です。
16. Perfect Strangers|Jonas Blue feat. JP Cooper
JP Cooperの歌声と、軽やかな電子音のリズムを楽しむ曲です。重い音の連続より、歌と明るい音色の組合せから入りたい人に選びました。
男性の歌声が入るEDMの中でも、Aviciiのギターから始まる感触とは違い、音色とリズムの軽さを入口にできます。Kygo「Firestone」と並べるなら、どちらも声を残しつつ電子音のやわらかい側を比べられます。強い盛り上がりばかりのリストに一曲加えると、音の景色を変える役割にもなります。
17. By Your Side|Jonas Blue feat. RAYE
RAYEの声と、明るく弾む電子音の伴奏が入口です。同じJonas Blueの「Perfect Strangers」から、女性の声へ印象を変えて聴きたい人の候補になります。
二曲を比較すると、制作側の名義が同じでも声の役割によって曲の感触が変わることが分かります。強いギターを含む音より、軽い電子音と歌の組合せが好きなら、この組へ残せます。「By Your Side」は同名曲が多い題名なので、Jonas Blueを省かずに検索するのが目印です。歌が入る場面と伴奏が前に出る場面のどちらを好むかを聴くと、自分の再生リストでの置き場所も決めやすくなります。
18. Firestone|Kygo feat. Conrad Sewell
Conrad Sewellの伸びる声と、やわらかな電子音の響きが入口です。強い音の山場より、少しゆったりした流れで歌ものを聴きたい人の候補になります。
Kygoの音楽で使われるトロピカル・ハウスという呼び方は、一定の拍を刻むダンス音楽のうち、明るくやわらかな音色を生かす方向を示す言葉です。ここでは名称を覚えるより、「Stay The Night」の鮮明な声と勢いよりこちらの音の感触が好きかを比べれば十分。「Firestone」にはライブでピアノから始まる演奏などもあるため、最初の比較ではConrad Sewellが参加する通常の録音を目印にすると分かりやすくなります。
19. BREATHE AGAIN|KSUKE × AMBER from f(x)
日本のプロデューサー(曲の音作りや制作を担う人)KSUKEと、AMBERの声を組み合わせた歌ものです。海外のアーティストだけでなく、日本の制作側からEDMを探したい人の入口になります。
声のフレーズと電子音の動きを合わせて聴く候補で、歌手の出身国と制作側の国を一つにまとめないことも、名義を読む手がかりになります。KSUKEは制作・DJ活動(曲を選び、つないで流す活動)を行うアーティスト、AMBERはこの曲に参加する歌手です。日本の例を探す場合も、日本語の歌詞があることだけを基準にせず、制作者や参加者まで見て選べます。
20. Let Me Feel|Nicky Romero & Vicetone feat. When We Are Wild
歌と、大きな電子音のメロディーを楽しめる曲です。Nicky Romero「Toulouse」のビート中心の感触より、声のある展開を聴きたい人の候補になります。
名義には制作側のNicky RomeroとVicetone、参加するWhen We Are Wildが並びます。「Heroes(we could be)」の歌から開く流れが気に入った人にも、別の声とメロディーを比べる候補として置けます。同じアーティストの曲でも歌ものと電子音中心の曲があるため、名前だけでタイプを決めず、曲単位で選ぶ違いが分かる一曲です。
重低音・リズムの勢いを楽しむ|電子音を主役にする10曲
歌詞より、低い音、短い電子音、打楽器の変化へ意識を向けたい人向けの10曲です。すべてが歌のない曲ではなく、声が掛け声や短いフレーズとして使われる候補もあります。低音が多い順ではなく、音の動きから選べるように並べました。
21. Animals|Martin Garrix
短い電子音の音型と、はっきりしたビートを中心に聴ける曲です。長い歌のメロディーより、繰り返す音の動きへ乗りたい人の入口になります。
音が増えていく場面と、強いリズムが戻る場面の差を聴くと、EDMの山場の作り方をつかみやすくなります。歌ものと違う方向を一曲だけ試すなら、定番の歌を聴いた後へ置く組合せにも使えます。Original Mixという原曲側の表記がある資料を目印にすると、後から作られたリミックスとの違いを整理できます。
22. Booyah|Showtek feat. We Are Loud & Sonny Wilson
声の勢いと、鮮明な電子音・ビートの切替を楽しむ曲です。歌のある部分も含めて、にぎやかな展開を主役に聴きたい人に選びました。
重低音の組だから歌がないと考えると、この曲の入口を見落とします。声と音が入れ替わる感触が好きなら候補に残せます。長いメロディーをしっとり受け取る「Firestone」とは違う方向で、盛り上がる場面の音の強さを求める人向けです。Radio Editと表示される版もあるので、版の説明を合わせて読むと選びやすくなります。
23. Toulouse|Nicky Romero
電子音の質感と、繰り返すリズムの動きを中心に楽しむ曲です。歌の声を入口にする「Let Me Feel」とは違い、伴奏そのものを主役にできます。
同じNicky Romeroでも、声があることで覚える曲と、電子音の音型で覚える曲の違いを比べられます。映像やタイトルのイメージを知らなくても、低い音と高い電子音の関係から聴く入口を作れる一曲。原曲側を探すなら、Nicky RomeroとToulouse、Original Mixの表示を目印にできます。
24. Bangarang|Skrillex feat. Sirah
Sirahの声、低い電子音、リズムの切替を楽しむ曲です。四つ打ちの整った流れとは違う、音の急な変化が好きな人の候補になります。
四つ打ちとは、拍ごとに同じ間隔で低い打楽器の音を置くビートのこと。この曲ではその一定の歩幅だけを待つより、低い音の形や声・打楽器の受け渡しへ注意を向けると違いが分かります。「Animals」の繰り返す音型と並べて、規則的な流れを好むか、切替の多い音を好むかを比べられます。低音が聞こえにくい機器でも高い音の変化は追えますが、両方を聴くと曲の輪郭をつかみやすくなります。
25. Rattle|Bingo Players
繰り返す電子音と、弾むようなリズムの組合せが入口です。長い歌を追うより、音型が戻ってくる楽しさを選びたい人の候補になります。
同じフレーズを待ちながら聴けるので、複雑な変化の多い「Bangarang」とは違う方向です。短い電子音の輪郭が好きなら「Animals」と比較し、どちらの音色を繰り返し聴きたいかでリストへ残せます。
26. Ode To Oi|TJR
短い声の音型と、弾むリズムを楽しめる曲です。声を長い歌のメロディーとしてではなく、ビートの一部のように聴く入口があります。
長い歌の旋律を追う「Beautiful Now」と違い、ここでは短い声が何度も戻ることをリズムの目印にできます。同じTJRの「What’s Up Suckaz」より、声を細かな音の一つとして覚えたいときの入口です。語るような呼び掛けより、短い声の反復を待つ聴き方が好きならこちらを残せます。歌の内容を読み取るより音の断片へ乗りたい、という選択を試せる曲です。
27. What’s Up Suckaz|TJR
声のフレーズと、切れのある電子音・ビートを楽しむ曲です。短い音のやり取りへ意識を向けたい人に選びました。
「Ode To Oi」の短い声の反復に対し、こちらは呼び掛けのフレーズを目印にする選び方ができます。言葉のまとまりが戻る場面を待ちたいならこちら、声を小さな音として刻む感触を楽しみたいなら「Ode To Oi」が候補です。長い歌のメロディーを追う「Clarity」との違いは、歌手の声の良し悪しではなく、声が曲のどの役割を担うかにあります。
28. Jumper|Hardwell & W&W
大きな電子音と、はっきりしたビートの山場を楽しむ共作曲です。歌声より伴奏の勢いを主役に聴きたい人の候補になります。
公式レーベルは、粗い電子音の勢いの中にメロディーの高揚を挟む曲として紹介しています。この記事では、短い電子音の打撃感だけでなく、途中のメロディーも待ちたい人に選びました。「Animals」の短い音の反復から、もう少し広がる音へ進む候補です。山場の押し出しを続けたい「Countdown」と迷ったら、メロディーへ意識を移す場面を求めるかで選べます。
29. Countdown|Hardwell & MAKJ
盛り上がる場面へ向かう電子音と、強いビートを楽しめる曲です。「Jumper」と同じく、歌の声より音の展開を選ぶ入口になります。
公式レーベルは、2013年のUltra Music Festivalで披露され、演奏の盛り上がる時間帯に使われた曲として紹介しています。穏やかな歌から始めるリストの入口より、電子音中心の曲を聴いた後の山場へ置く候補です。「Jumper」の途中のメロディーを待つより、強い電子音の場面を続けたいときに選べます。現在は「Countdown 2026」という別の作品名もあるので、この記事の対象は2013年の「Countdown」と区別してください。
30. Greyhound|Swedish House Mafia
電子音のうねりと、長めの展開を追う楽しさを入口にできる曲です。同じSwedish House Mafiaの「Don’t You Worry Child」とは違い、歌声を主役にせず選べます。
音の重なりが変わる流れへ意識を向けると、短い音型だけを覚える曲との違いも分かります。すぐ歌のサビを聴きたい人より、伴奏の変化を待ちながら楽しめる人の候補。同じ名義の歌ものと比べることで、アーティスト名が同じでも聴く目的を変えられます。
曲の中で何が変わる?|歌・ビルドアップ・ドロップ
EDMの紹介で出てくるビルドアップは、音を重ねたり打楽器の動きを増やしたりして盛り上がりへ向かう部分、ドロップは強いビートや主な電子音が入る山場を指す呼び方です。歌のサビとドロップが同じ場所の曲もあれば、歌の後に電子音が主役になる曲もあります。

「Wake Me Up」なら歌とギターの場面から電子音が広がる変化、「Animals」なら音が積み上がる場面と強いリズムが戻る変化に注目すると、同じ説明語でも入口が違うことが分かります。すべてのEDMが同じ順序で進むわけではありません。曲の中で声が戻るか、電子音のメロディーが戻るか、リズムが変わるかを目印にすると、専門用語を覚えなくても好きな部分を見つけられます。
ドロップだけが気に入った場合も、そこまでの流れを含めて聴くか、同じ音色を持つ別曲へ進むかで再生リストの作り方が変わります。歌のある静かな部分が退屈に感じるなら「Rattle」「Toulouse」など音型中心の候補へ、反対に強い音が続くと疲れるなら「Firestone」「Perfect Strangers」など歌と軽い音色を楽しむ候補へ進めます。曲の山場の強さを優劣にせず、何を待って聴いているかで選ぶ手順です。
似た曲を選び分ける|歌声とリズムの違い
同じEDMという言葉でも、曲ごとに歌の役割と電子音の進み方は違います。好みを絞るときは、似た候補を隣に置いて「声が決め手か、音の輪郭が決め手か」を比べると、ジャンル名だけで探すより一曲を残しやすくなります。

| 比べる二曲 | 左を選ぶ条件 | 右を選ぶ条件 |
|---|---|---|
| Wake Me Up/Levels | 歌とギターから入る流れが好き | 繰り返す電子音のメロディーが好き |
| Clarity/Titanium | Foxesの声と電子音の余韻を選ぶ | Siaの声の存在感を選ぶ |
| Stay The Night/Firestone | 鮮明な女性の声と勢いを求める | 男性の声とやわらかな音色を求める |
| Animals/Bangarang | 短い音型と規則的なビートを楽しむ | 低い電子音とリズムの切替を楽しむ |
| Don’t You Worry Child/Greyhound | 歌と大きなメロディーを聴く | 歌声より電子音の長い展開を追う |
女性の声か男性の声かだけで好みが決まらない場合は、まず同じ制作側の名義で比べられます。Zedd「Beautiful Now」と「I Want You To Know」なら電子音の明るさを保ちながら歌声を変え、Nicky Romero「Let Me Feel」と「Toulouse」なら歌の役割そのものを変えられます。比較の条件を一つそろえると、曲が多い一覧でも何を好きだったのかを言葉にしやすくなります。
3曲ずつ聴いて好みを絞る|タイプ別の順番
初めての再生リストは、違いが見える3曲から始めると選びやすくなります。以下は一曲ずつ聴く組合せ例です。DJのように拍を合わせて曲を連続で混ぜる手順ではなく、声・音色・リズムを比べるための順番として使ってください。

歌とメロディーから:Wake Me Up → Clarity → Beautiful Now
ギターと歌から入る曲、女性の声と電子音が広がる曲、男性の声と明るい電子音の曲、という順番です。歌を入口に保ちながら、楽器の感触と声の質感を変えて比べられます。
一曲目の生楽器の響きが一番好きなら「The Nights」へ、二曲目の女性の声が好きなら「Stay The Night」へ、三曲目の男性の声が好きなら「Don’t You Worry Child」へ進む候補があります。三曲を聴いた結果が、そのまま次の一曲の選択へつながる組合せです。全部を気に入る必要はなく、残したい要素が一つ見つかれば、30曲の一覧を絞る基準にできます。
やわらかな歌ものから:Firestone → Perfect Strangers → By Your Side
声を主役に保ちながら、やわらかな電子音、軽いリズム、女性の声へ印象を変える順番です。強い山場ばかりの曲を求めない人が、歌ものの中の違いを探せます。
「Firestone」の男性の声を残し、リズムを軽くしたいなら「Perfect Strangers」を中心にします。その軽い伴奏を残して女性の声を聴きたいなら「By Your Side」へ、男性の声を保ちながら山場を大きくしたいなら「Beautiful Now」へ進めます。穏やかさだけを同じものとして扱わず、声の質感と伴奏の勢いのどちらを変えるかを決める組合せです。
電子音と低音から:Animals → Toulouse → Bangarang
短い電子音の音型から、別の質感の電子音、リズムの切替が多い曲へ進む順番です。歌の好みより、伴奏の動きの好みを探す入口になります。
最初の二曲の規則的な感触が好きなら「Rattle」、そこへメロディーの広がりも足したいなら「Jumper」が次の候補です。「Bangarang」の声と電子音の切替を気に入った人は、声のあるにぎやかさを残す「Booyah」へ進めます。一方、切替が多くて追いにくかったなら「Animals」へ戻ると、反復する音を基準にリストを組み直せます。
重低音を聴き比べる|音量と機器をそろえる
曲の低音を比べるときは、同じイヤホンやスピーカーを使い、近い音量で聴くと曲同士の違いをつかみやすくなります。機器を替えると低い音の聞こえ方も変わるので、曲の違いと再生環境の違いを一度に比較しないのが入口です。

たとえば「Animals」と「Bangarang」をスマートフォン本体のスピーカーで比べた後、一曲だけイヤホンへ替えると、後の曲だけ低音が大きく聞こえる場合があります。これは曲の低音が必ず強いという証拠にはなりません。両方を同じ機器へ戻し、低い音が短く打つのか、長くうねるのか、打楽器と一緒に動くのかを聴くと、音量以外の特徴も見つかります。
イコライザーは低音・中音・高音のバランスを変える調整機能です。比較する二曲のうち片方だけ低音を増やすと、曲の本来の違いが分かりにくくなります。まず同じ設定で比べ、低音を増やした結果がこもって聞こえる場合は、調整前へ戻して声や打楽器の輪郭を確認します。低音を足すと声が埋もれる場合の調整は、イコライザー設定の手順とこもり対策で、基準へ戻すところから比較・保存まで確認できます。
原曲・リミックスを間違えずに探す|版の表示の読み方
再生サービスでは「曲名+主名義」で探し、曲名の後ろに付く版の表示まで見ると、この記事の候補を取り違えにくくなります。初めての比較ではRemixが付かない原曲側を入口にし、気に入った後で別の版へ進むと違いが分かりやすくなります。

| 表示 | 意味 | 選ぶ場面 |
|---|---|---|
| Original Mix | 原曲側の版を示す表記 | まず曲の音色と展開を知りたい |
| Radio Edit | 放送などへ向けて短く編集した版 | 長い導入より主要な歌や音型へ入りたい |
| Extended Mix | 導入や終わりなどを長くした版 | 曲へ入る前後のビートも味わいたい |
| Remix | 原曲を別の音作りや構成へ組み直した版 | 知っている歌やメロディーの違う表情を探したい |
| DJ Mix/連続MIX | 複数の曲を続けて混ぜた録音 | 曲同士がつながる流れを楽しみたい |
「Mix」という単語が付くから、すべてリミックスとは限りません。Original Mixは一曲の版の表示ですが、DJによる連続MIXは複数の曲をつないだ録音です。コンピレーション盤という、複数のアーティストの曲を集めたアルバムにも、独立した曲を収録するものと連続MIXのものがあります。曲目に名前が載っていても、通常の一曲と同じ長さや始まり方とは限らない点が、探すときの違いになります。
具体例として「Faded」と「Faded(Restrung)」は別のアレンジ、「Booyah」と「Booyah(Radio Edit)」は版の表示が違う候補です。元のメロディーを気に入ってから別版を比べると、歌は同じでも伴奏や長さが違うことをつかめます。配信サービスによって大文字・小文字や参加者の表示位置が違っても、主名義、曲名、括弧の版名を合わせると目当ての録音へ近づけます。
気に入った版は、曲名だけでなく括弧内の版名まで再生リストやメモへ残します。たとえば「I Want You To Know(Marc Benjamin Remix)」を選んだ後は、Zeddという主名義とMarc Benjaminというリミックス担当者の両方を記録します。別のサービスへ移るときも、原曲へ戻ったのか、同じ別版を見つけたのかを区別できる手がかりになります。
Aviciiをまとめて聴くなら|日本盤ベストの収録内容
Aviciiの歌と電子音の組合せが気に入った人には、『フォーエヴァー~ベスト・オブ・アヴィーチー』の日本盤CDが候補です。品番UICY-16251、CD1枚の版で、「Wake Me Up」「Levels」「The Nights」「Waiting For Love」「I Could Be The One」などを収録しています。
日本盤には「Tough Love(Tiësto Remix)」と「Fades Away(Tribute Concert Version)」のボーナス2曲が加わります。同じタイトルの輸入盤CDやレコードと収録内容・形態が違うため、手元にCDを残したい人は、商品名だけでなく日本盤と品番を目印に選べます。この記事の30曲をすべて集めたアルバムではなく、Aviciiの作品をまとめて聴くための案内です。
複数のアーティストをタイプ別に聴きたい人は、まず上の3曲の組合せから自分の再生リストを作る方が目的に合います。Aviciiの明るい電子音や歌ものを続けて比べたい人、解説や歌詞・対訳が付く日本盤を手元に置きたい人には、この特定の版が選択肢です。販売店の独自特典の有無は通常盤の内容とは別の条件なので、下の商品カードはメガジャケ付き限定版と区別して案内しています。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
EDMおすすめ曲についてよくある質問
最初の候補、日本の制作者、曲の楽しみ方を短く確認できます。
EDMの代表的な曲は?
歌から入るなら「Wake Me Up」、歌と大きな電子音なら「Clarity」、音型とビートなら「Animals」。好きな要素から選べる入口です。
日本の有名なEDMは?
日本のKSUKEの代表曲として公式紹介に挙がる「BREATHE AGAIN」が入口です。AMBERとの共作で、制作側の名義から探せます。
EDMの何がそんなにいいの?
歌の後に電子音が広がる変化や、繰り返す音とビートの組合せが入口です。声・メロディー・低い音のどれが好きかで、楽しむ曲を選べます。
出典・参考資料
- UNIVERSAL MUSIC:Aviciiのベスト日本盤・収録曲
- UNIVERSAL MUSIC:Clarity、Toulouseなどの曲目・名義
- UNIVERSAL MUSIC:Stay The Night、Rattle、Greyhoundなどの曲目
- UNIVERSAL MUSIC:Summer、Break Free、Heroesなどの曲目
- UNIVERSAL MUSIC:Jonas Blue、Let Me Feelなどの名義とMIXの収録版
- UNIVERSAL MUSIC:Zedd『True Colors』の原曲とボーナス曲
- エイベックス:Jumper、Countdownなどの曲目とMIX CDの仕様
- Sony Music:FadedとFaded(Restrung)の収録曲表記
- Sony Music:Firestoneの参加歌手とKygoの音楽の方向
- Warner Music:David Guetta「Titanium」へのSiaの参加
- Warner Music:Bangarangの曲名・参加者
- Warner Music:KSUKE × AMBER「BREATHE AGAIN」
- Revealed:Jumperの共作者と曲の紹介
- Revealed:2013年のCountdown
- Hardwell公式:Countdown 2026の別作品名
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曲目、アーティスト名、紹介CDの仕様は2026年10月3日に確認しました。タイプ分け、音から受ける印象、聴く順番は編集部の提案です。最新のランキングや低音量の測定結果を示すものではありません。


