「スラップベースが どうしても で きない 」 「音が うまく鳴らない 」 「指が 痛くなるだけ」 ──そんな悩みを 抱えていません か ? スラップは ベーステクニックの中で も 特に 難易度が 高く、 多くのベーシストが 最初に つまずく壁で す。 私も 最初は 全く音が 出ず、 何度も 挫折しか けました。
でも 安心してください。 スラップが で きない 理由に は 明確なパターンが あり、 正しいアプローチで 練習すれば必ず弾けるように なります。 この記事で は、 スラップが で きない 原因を 徹底的に 分析し、 段階的な練習方法を 具体的に ご紹介します。
この記事で は、 ベーススラップで きない 練習を 厳選してご紹介します。
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なぜスラップベースはこんなに難しいのか

まず最初に、 スラップが 難しい理由を 理解しておきましょう。 これを 知ること で、 自分が どこで つまずいている のか が 見えてきます。
通常の指弾きとは根本的に異なるテクニック
スラップベースは、 普通のフィンガーピッキングと は 全く違う動きを 要求されます。 親指で 弦を 叩く 「サム」 と、 人差し指や 中指で 弦を 引っ張る 「プル」 と いう2つの動作を 組み合わせる必要が あります。
通常のベース演奏で は 「弦を 押さえて音を 鳴らす」 と いう動作に 慣れています が、 スラップで は 「弦を 叩く」 「弦を 引っ張る」 と いう全く新しい筋肉の使い方を 覚える必要が ある ので す。
複数の要素を同時にコントロールする必要がある
スラップを 成功させるに は、 以下の要素を 同時に 意識する 必要が あります :
- 右手の親指の角度と動き – 正確に弦を叩く
- 左手のミュート – 不要な弦の音を消す
- プルの動作 – 弦を引っ張って離す
- リズムキープ – サムとプルのタイミング
- 力加減 – 強すぎず弱すぎない適切な力
これらを 最初か ら全部完璧に こなすのは 不可能で す。 だか らこそ、 段階的な練習が 重要に なるので す。
スラップができない5つの典型的な原因

多くの人が スラップで つまずく原因に は、 明確なパターンが あります。 自分が どれに 当ては まるか チェックしてみてください。
1. 親指の動かし方が間違っている
最も 多い間違いが、 親指の動か し方で す。 多くの初心者は、 親指全体を 大きく動か して叩こうと します が、 これで は 正確性が 失われます。
正しい動き: 親指の付け根(手首に 近い部分)を 支点に して、 親指の先端だけを 回転させるように 動か します。 まるで ドアノブを 回すような感覚で す。 腕全体や 手首か ら大きく振り下ろすので は なく、 親指だけを コンパクトに 動か すこと が ポイントで す。
2. 叩く場所が適切でない
弦のどこを 叩くか も 重要で す。 ネックの終わり(最終フレット)付近を 叩いている 人が 多いので すが、 ここで は 音が 鳴りに くいので す。
最適な位置: ネックの終わりか ら5〜10センチほどボディ側に 入った位置、 だいたいピックアップの真上あたりが 最も 音が 鳴りや すいポイントで す。 ベースの機種に よって微妙に 変わるので、 自分のベースで 一番良い音が 出る場所を 探してみてください。
3. ミュートができていない
スラップで は、 弾いていない 弦か らノイズが 出や すくなります。 特に 開放弦を 叩いたと きに、 他の弦が 共鳴して不要な音が 鳴ってしまうので す。
左手のミュート: 押さえていない 弦に は、 左手の指を 軽く触れさせてミュートします。 例えばE弦(4弦)を 叩くと きは、 A弦・D弦・G弦に 左手の指を 軽く置いておきます。
右手のミュート: 親指で 弦を 叩いた後、 すぐに 弦の上に 親指を 置いてミュートする のも 重要で す。 叩きっぱなしに する と、 音が 伸びすぎてしまいます。
4. 力が入りすぎている
「強く叩けば大きな音が 出る」 と 思って力任せに 叩いていません か ? 実は、 スラップは 力で は なく 「スピード」 と 「正確性」 が 重要なので す。
力が 入りすぎると、 以下の問題が 起こります :
- 音が歪んで汚くなる
- 指が痛くなる
- 動きが遅くなり、 速いフレーズが弾けない
- すぐに疲れてしまう
解決策: リラックスした 状態で、 弦に 当たる瞬間だけ力を 入れる 感覚を 掴みましょう。 野球のバッティングと 同じで、 スイングの途中は 力を 抜き、 インパクトの瞬間だけ力を 込めるイメージで す。
5. プルの動きが理解できていない
サム(親指で 叩く)は なんと か で きても、 プル(指で 引っ張る)で つまずく人は 非常に 多いで す。 プルは 人差し指や 中指で 弦を 引っ張り上げ、 指板に 当てて音を 出すテクニックで す。
よくある 間違い: 弦を 真上に 引っ張りすぎて、 指板に 強く当たりすぎてしまう。 または、 引っ張る力が 弱すぎて音が 出ない。
正しい動き: 弦を 指で 引っ掛けたら、 斜め上(身体側)に 引っ張ります。 引っ張る距離は 5ミリ程度で 十分で す。 弦が 指板に 「パチン」 と 当たる音が 理想的で す。
確実に上達する段階的練習法

ここか らは、 スラップを 確実に マスターする ための具体的な練習方法を ご紹介します。 必ず順番通りに、 焦らずステップを 踏んで ください。
ステップ1: サム(親指)だけの練習(1週間)
最初は サムだけに 集中しましょう。 プルは 一切考えなくてOKで す。
練習方法:
- メトロノームをBPM60に設定
- E弦(4弦)の開放弦だけを、 4分音符で叩く
- 「親指の先端で叩く→すぐにミュート」 を繰り返す
- 5分×3セット、 毎日続ける
チェックポイント:
- 毎回同じ音量で鳴っているか?
- 変なノイズが混ざっていないか?
- 肩や腕に力が入っていないか?
メトロノームは 練習の必須アイテムで す。 スマホアプリで も 良いで すが、 専用機の方が 視覚的に も わか りや すく、 チューナー機能も 付いている ので 便利で す。
ステップ2: サムの位置を変える練習(1週間)
同じ弦の開放弦が 安定して鳴るように なったら、 次は 全ての弦で 練習します。
練習方法:
- E弦→A弦→D弦→G弦の順に、 それぞれ4回ずつ叩く
- 各弦で同じ音量・音質を目指す
- 慣れてきたらBPM70、 80と徐々にテンポアップ
注意点: 細い弦(G弦)ほど叩きに くいで す。 特に G弦は 音が 小さくなりが ちなので、 他の弦と 同じ音量が 出るまで 練習しましょう。
ステップ3: プルだけの練習(1週間)
サムが ある 程度で きるように なったら、 今度は プルだけを 練習します。 サムと プルは 別々に 完全に マスターしてか ら組み合わせるのが コツで す。
練習方法:
- G弦(1弦)の開放弦を、 人差し指でプル
- メトロノームBPM60で4分音符
- 「引っ掛ける→引っ張る→離す」 の動作を丁寧に
- 慣れたらD弦でも同じ練習
音が 出ない と きは :
- 引っ掛けが浅すぎる → 指の腹でしっかり弦を引っ掛ける
- 引っ張る方向が間違っている → 真上ではなく斜め上(身体側)に引く
- 引っ張る距離が短すぎる → もう少し大きく引っ張ってみる
ステップ4: サムとプルの組み合わせ(2週間〜)
いよいよサムと プルを 組み合わせます。 最も シンプルなパターンか ら始めましょう。
基本パターン1: E弦サム → G弦プル
- E弦を親指で叩く(サム)
- G弦を人差し指で引っ張る(プル)
- これを交互に繰り返す
- BPM60の8分音符から始める
最初は ゆっくり、 「サム・プル・サム・プル」 と リズムを 口に 出しなが ら練習する のが おすすめで す。
基本パターン2: サム・サム・プル・プル
慣れてきたら、 連続する サムと プルに も 挑戦しましょう。 E弦を 2回叩いてか ら、 G弦と D弦を 1回ずつプルする、 と いう組み合わせで す。
ステップ5: 実際のフレーズに挑戦
基本動作が で きるように なったら、 簡単なフレーズを 弾いてみましょう。 スラップの名曲を 完コピする 必要は ありません。 まずは 自分で 簡単なフレーズを 作って練習する のが 効果的で す。
おすすめの練習フレーズ:
- E弦の開放弦とA弦7フレットを使ったシンプルなリフ
- オクターブ奏法(E弦とD弦の同じ音程)のスラップ
- ゴースト・ノート(ミュートした音)を混ぜたグルーヴ
教則本が ある と、 段階的に 練習で きるフレーズが 豊富に 載っている ので 上達が 早くなります。 DVD付きのも のを 選ぶと、 プロの手の動きを 見なが ら学べるので 特に おすすめで す。
スラップ練習でやってはいけない3つのこと

1. いきなり速いテンポで練習する
「好きな曲と 一緒に 弾きたい」 と いう気持ちは わか ります が、 これは 逆効果で す。 遅いテンポで 正確に で きない こと は、 速いテンポで は 絶対に で きません。
むしろ、 遅いテンポで の練習こそが 最も 重要で す。 BPM60で も 遅すぎること は ありません。 正確な動きを 身体に 覚え込ませること が、 最終的な上達へ の近道で す。
2. 長時間ぶっ続けで練習する
スラップは 通常の演奏と は 違う筋肉を 使うため、 や りすぎると 指や 手首を 痛めます。 特に 親指の付け根や 人差し指は 痛めや すい部位で す。
理想的な練習時間: 1回15分程度を、 休憩を 挟みなが ら1日2〜3セット。 合計30〜45分程度が 適切で す。 痛みを 感じたらすぐに 休憩しましょう。
3. 基礎を飛ばして難しいフレーズに挑戦する
有名なスラップベーシストの超絶技巧に 憧れる 気持ちは わか ります が、 基礎が で きていない 状態で 難しいフレーズに 挑戦しても 時間の無駄で す。
変なクセが ついてしまうと、 後か ら修正する のは 非常に 大変で す。 最初の1〜2ヶ月は 地味で も 基礎練習に 徹する こと が、 長期的に は 最も 効率的な上達法で す。
スラップ練習に役立つアイテム

道具が 全てで は ありません が、 適切なアイテムが ある と 練習効率は 格段に 上が ります。
メトロノーム・チューナー
既に 紹介しました が、 メトロノームは 必須で す。 正確なリズムで 練習しない と、 スラップのグルーヴ感は 絶対に 身に つきません。
練習用アンプ・ヘッドホンアンプ
アンプを 通さない と、 スラップの本当の音は 確認で きません。 特に 自分の音のバランスや ミュートが うまくいっている か は、 アンプを 通して初めてわか ります。
夜間や 集合住宅で の練習に は、 ヘッドホンアンプが 便利で す。 ベースに 直接挿すだけで、 ヘッドホンで 聞きなが ら練習で きます。
弦高調整
弦高(弦と フレットの距離)が 高すぎると、 スラップは 非常に 難しくなります。 逆に 低すぎると、 プルで 弦が フレットに 当たりすぎてしまいます。
ベースの弦高調整は 自分で も で きます が、 不安な場合は 楽器店で 調整しても らいましょう。 「スラップを や りたい」 と 伝えれば、 適切な高さに セットアップしてくれます。
よくある質問と回答

Q: どのくらいの期間で弾けるようになりますか?
個人差は あります が、 毎日30分程度の練習を 続ければ、 1ヶ月で 基本的なサム・プルの組み合わせが で きるように なります。 3ヶ月続ければ、 簡単なスラップフレーズが 弾けるように なるで しょう。
ただし、 これは あくまで 目安で す。 焦らず自分のペースで 続けること が 最も 重要で す。
Q: 親指が痛くなります。 何か間違っていますか?
最初は 誰で も 少し痛くなります が、 強い痛みが 続く場合は 以下を チェックしてください:
- 力が入りすぎていないか
- 親指の爪が長すぎないか(短く切る)
- 叩く角度が急すぎないか(弦に対してやや平行に)
- 長時間練習しすぎていないか
適度な練習なら、 2週間ほどで 親指に 「タコ」 のようなも のが で き、 痛みは 軽減されます。
Q: フレットを押さえながらのスラップができません
開放弦のスラップが で きるように なってか ら、 フレットを 押さえた状態で のスラップに 挑戦しましょう。 いきなり両方は 難しすぎます。
左手で しっか りフレットを 押さえる力と、 右手で スラップする 動作を 同時に 行うのは、 か なり高度な技術で す。 焦らず段階を 踏んで ください。
Q: どんな音楽ジャンルの練習曲がおすすめですか?
スラップは ファンク、 フュージョン、 ロック、 ポップスなど幅広いジャンルで 使われます。 自分の好きなジャンルの曲で 練習する のが 一番で す。
ただし、 最初は シンプルなスラップパターンが 使われている 曲を 選びましょう。 複雑すぎるフレーズは 後回しに して、 まずは 基本パターンが 繰り返される 曲で 練習する のが おすすめで す。
まとめ: スラップ上達への道のり
スラップベースは 確か に 難しいテクニックで すが、 「で きない 」 のに は 必ず理由が あり、 その理由を 一つずつ解決していけば、 誰で も 必ず弾けるように なります。
この記事のポイントを おさらいしましょう:
- スラップは通常の演奏とは全く違う動きなので、 最初は誰でも苦労する
- 親指の動き、 ミュート、 プルなど、 複数の要素を段階的にマスターする
- 力ではなく、 正確性とスピードが重要
- 焦らずゆっくりしたテンポから練習する
- 毎日短時間の練習を続けることが上達の秘訣
今日か ら、 まずは ステップ1のサム練習を 始めてみてください。 メトロノームに 合わせて、 E弦の開放弦を 叩くだけで す。 たった5分で も 良いので、 毎日続けること が 大切で す。
1週間後、 2週間後、 1ヶ月後と、 確実に 上達している 自分に 気づくは ずで す。 スラップが で きるように なると、 ベース演奏の世界が 一気に 広が ります。 グルーヴィーで ファンキーなサウンドを、 あなたの手で 奏で られる 日は 必ず来ます。
諦めずに、 楽しみなが ら練習を 続けてくださいね。 応援しています !


