曲のキーを調べるサイト・アプリ8選【無料】キー検索・BPM測定ガイド

ミュージック

結論から言うと、曲のキー検索は有名曲ならTunebat、手元のMP3/WAVならVocalRemover.orgやOpenMusic、練習しながら確認するならMoisesやChordifyが便利です。BPM測定だけならTap BPM、DJやDTMで本格的に使うならMixed In KeyやDAWも候補になります。ただしBPMは70/140のように半分・2倍で出ることがあり、キーはCメジャー/Aマイナーのような平行調で分かれることがあります。重要な曲は2つ以上のツールで照合しましょう。

まず結論:目的別に選ぶキー検索・BPM測定ツール

  • 曲名だけで調べたい:Tunebat
  • MP3/WAVを解析したい:VocalRemover.orgOpenMusicLANDRSomio
  • BPMだけ測りたい:Tap BPM/BPMカウンター/メトロノームアプリ
  • 練習しながらキーを変えたい:MoisesChordify
  • DJでキーを合わせたい:Mixed In Key/rekordbox/Serato DJ
  • 正確に確認したい:DAW/耳コピ/最後のコード確認

「キーがわかるサイトを探している」「MP3のBPMを無料で測定したい」という人も、この記事の早見表と比較表からすぐに選べます。

  1. まず結論|キー・BPMを調べるサイト・アプリ早見表
    1. 有名曲を曲名検索するならTunebat
    2. MP3/WAVを解析するならVocalRemover.orgやOpenMusic
    3. BPMだけ測るならTap BPM
    4. 練習しながら確認するならMoisesやChordify
    5. DJ・DTMならMixed In KeyやDAW
  2. BPMとキーとは?初心者向けに20秒で理解
    1. BPMは曲の速さ
    2. キーは曲の中心になる音・スケール
    3. BPMとキーが分かると何が便利か
  3. 曲のキーの調べ方5つ|無料サイト・アプリで調べる
    1. 自動解析ツールで調べる
    2. ChordifyやMoisesでコードから確認する
    3. コード譜や最後のコードから推測する
    4. ピアノ・ギターで主音を探す
    5. Camelot表記でDJ向けに確認する
  4. 曲のBPMの調べ方5つ|無料で測定する
    1. 曲名検索で調べる
    2. 音源をアップロードして自動解析する
    3. Tap BPMで手動測定する
    4. DAWに読み込んで確認する
    5. DJソフトで確認する
  5. 曲のキーを調べる無料サイト・アプリ8選【比較表】
    1. Tunebat
    2. VocalRemover.org
    3. OpenMusic
    4. LANDR(key and bpm finder)
    5. Somio
    6. Moises(モイゼス)
    7. Chordify(コードファイ)
    8. Mixed In Key(ミックスドインキー)
    9. Capo(カポ)– iOS向け
    10. DAW・DJソフト
    11. Tap BPM系ツール
  6. key and bpm finderとは?英語ツールの見方
  7. BPMやキーがズレる原因と対処法
    1. BPMが半分・2倍で表示される
    2. CメジャーとAマイナーのような平行調で迷う
    3. 転調している曲のキーをどう扱うか
    4. 生演奏・ライブ音源・テンポ揺れのある曲
    5. 解析結果がツールごとに違う時の判断方法
  8. 目的別おすすめの調べ方
    1. カラオケでキーを変えたい人
    2. ギター・ピアノで練習したい人
    3. 歌の練習をしたい人
    4. DTMで参考曲を分析したい人
    5. DJで曲をつなぎたい人
    6. ダンスでテンポを合わせたい人
  9. 調べたBPM・キーの活用法と音楽理論の基礎
    1. 練習テンポを決める
    2. 自分に合うキーへ移調する
    3. プレイリストやセトリを作る
    4. 曲作り・アレンジの参考にする
    5. キーとダイアトニックコードの関係
    6. 平行調(メジャーとマイナー)の考え方
  10. よくある質問
    1. Q1. YouTubeやSpotifyの曲はファイルなしでBPM・キーを調べられる?
    2. Q2. BPMが70と140の2通りで出るのはどちらが正しい?
    3. Q3. CメジャーとAマイナー、どちらが正しい?
    4. Q4. カラオケでキーを何個上げ下げすればいい?
    5. Q5. スマホだけでBPMとキーを調べられる?
    6. Q6. 無料ツールの解析結果は信用できる?
    7. Q7. 転調している曲のキーはどう書けばいい?
    8. Q8. BPM測定ツールとメトロノームアプリは何が違いますか?
  11. まとめ:BPM・キーの調べ方を使い分けよう

まず結論|キー・BPMを調べるサイト・アプリ早見表

まずは目的別の最短ルートから選びましょう。次の5パターンを覚えておけば、ほとんどの場面に対応できます。

有名曲を曲名検索するならTunebat

アーティスト名と曲名で検索でき、ファイルを用意しなくてもBPMとキーが分かります。Camelot表記も同時に表示されるため、DJ用途にも便利です。マイナーな曲や最新曲が登録されていない場合は、次のアップロード解析に切り替えます。

MP3/WAVを解析するならVocalRemover.orgやOpenMusic

VocalRemover.orgやOpenMusicは、ブラウザに音源をアップロードするだけで数十秒でBPMとキーを推定します。インストール不要でスマホからも使えます。市販曲を無断アップロードせず、自作音源や利用許諾のある音源で使いましょう。

BPMだけ測るならTap BPM

BPM測定だけが目的なら、Tap BPMやBPMカウンターで曲に合わせてタップする方法が手軽です。ファイル不要で、ストリーミングで聴いている曲のテンポもその場で測れます。タップ精度に左右されるため、10回以上タップして平均を取ると安定します。

練習しながら確認するならMoisesやChordify

MoisesやChordifyは、コードやキーを表示しながら再生でき、キー変更やテンポ変更にも対応します。耳コピや弾き語りの練習に向いており、自動解析の誤りに気づきやすいのも利点です。

DJ・DTMならMixed In KeyやDAW

DJで曲をつなぐならMixed In Keyやrekordboxが定番です。Camelot表記でキー管理ができます。作曲・編曲ならLogic ProやAbleton LiveなどのDAWに読み込めば、テンポやキーを細かく確認できます。

「とにかく早く選びたい」人向けの早見表です。自分の目的の行を見れば、最短の方法とツールがすぐ分かります。

目的 最短の方法 おすすめツール BPM測定 キー検索 スマホ 無料 注意点
有名曲をすぐ調べたい 曲名検索 Tunebat 未登録曲は出ない場合がある
手元のMP3/WAVを調べたい 音源アップロード解析 VocalRemover.org / OpenMusic / LANDR / Somio 著作権のある音源の扱いに注意
曲のキーだけ検索したい 曲名検索またはコード確認 Tunebat / Chordify / Moises 一部○ 一部可 同名曲・カバー曲を選ばない
音楽のBPMだけ測定したい Tap BPMまたは自動BPM解析 Tap BPM / BPMカウンター / Tempo-kun × タップ式は自分の精度に左右される
スマホだけで調べたい スマホ対応Webツール・アプリ Moises / Chordify / Tunebat 一部可 無料プランの制限を確認
楽器練習・耳コピをしたい コード表示・キー変更アプリ Chordify / Moises 一部○ 一部可 自動解析なので確認が必要
DTMで参考曲を分析したい DAWに取り込んで解析 Logic Pro / Ableton Live / Cubase / FL Studio 一部○ × 体験版 テンポ揺れは手動調整が必要
DJでキーを合わせたい DJソフト・専用解析ソフト Mixed In Key / rekordbox / Serato DJ 一部○ 一部不可 Camelot表記の理解が必要
key and bpm finderを使いたい 英語ツールに音源をアップロード LANDR / Tunebat / OpenMusic / Somio 一部○ 一部可 C major、A minor、Camelotの読み方を理解する
解析がズレた時に確認したい 耳コピ・コード進行・最後のコード 鍵盤 / ギター / コード譜 × 音楽理論の基礎が必要

料金や無料の範囲は変わることがあります。最新情報は各ツールの公式サイトで確認してください。

BPMとキーとは?初心者向けに20秒で理解

BPMとキーの違いを初心者向けに説明する図

BPM測定は曲の速さを調べること、キー検索は曲の中心となる調を調べることです。どちらも、練習・歌・DJ・作曲の土台になる情報です。

BPMは曲の速さ

BPMは「Beats Per Minute」の略で、1分間に打つ拍の数を表します。数字が大きいほど速い曲です。たとえばゆったりしたバラードは60〜80前後、ダンス系の曲は120〜130前後が目安になります。

キーは曲の中心になる音・スケール

キー(調)は、その曲の中心となる音と音階(スケール)のことです。「Cメジャー」「Aマイナー」のように、中心音とメジャー/マイナーの組み合わせで表します。キーが分かると、その曲で使われやすいコードやスケールの候補を絞れます。ただし、転調や借用和音がある曲では、キーだけで全てのコードを特定できるわけではありません。

BPMとキーが分かると何が便利か

BPMが分かれば、練習のテンポ設定やDJのつなぎがスムーズになります。キーが分かれば、カラオケの移調や、自分の声に合う高さへの調整がしやすくなります。

曲のキーの調べ方5つ|無料サイト・アプリで調べる

曲のキーを調べる5つの方法を示すフロー図

自動解析ツールで調べる

TunebatやVocalRemover.org、OpenMusicは、BPMと同時にキーも表示します。まずは自動解析でおおよそのキーをつかみ、必要なら次の方法で確認しましょう。

ChordifyやMoisesでコードから確認する

Chordifyは曲のコードを自動表示し、Moisesはコード表示に加えてキー変更もできます。表示されたコード進行を見れば、キーの見当をつけやすくなります。コード解析には誤差があるため、最終的には耳でも確かめましょう。

コード譜や最後のコードから推測する

多くの曲は、最後のコードがキーの主和音(トニック)で終わります。コード譜があれば、曲の終わりのコードを見るだけでキーの候補が絞れます。

ピアノ・ギターで主音を探す

メロディを口ずさんで、いちばん落ち着く音を鍵盤やギターで探すと、それが主音(キーの中心音)であることが多いです。耳コピの基本的な確認方法です。

Camelot表記でDJ向けに確認する

DJツールでよく使われるのがCamelot表記です。Camelot表記では、Aがマイナー、Bがメジャーを表します。たとえば8BはCメジャー、8AはAマイナーです。5Aは一般的にはCマイナーなので、Aマイナーと書かないように注意しましょう。隣り合う番号同士はキーが近く、つなげても違和感が出にくい、というのがCamelotの便利な点です。

曲のBPMの調べ方5つ|無料で測定する

無料サイトで曲のBPMとキーを自動解析する手順を示す図

曲名検索で調べる

いちばん手軽なのが曲名検索です。Tunebatにアーティスト名と曲名を入れると、BPMが表示されます。有名曲ならまずこれを試しましょう。

音源をアップロードして自動解析する

手元の音源なら、VocalRemover.orgやOpenMusicにアップロードすると数十秒でBPMが出ます。ブラウザだけで完結し、スマホからも使えます。市販曲の無断アップロードは避け、自作音源や利用許諾のある音源で使ってください。MP3とWAVの違いが気になる人はWAVとMP3の違い・ビットレートの選び方もどうぞ。

Tap BPMで手動測定する

BPMタッパーなどのツールで、曲に合わせてキーやボタンを連打すると、テンポを推定できます。解析がうまくいかない曲でも測れるのが利点ですが、自分のタップ精度に結果が左右されます。

DAWに読み込んで確認する

Logic ProやAbleton LiveなどのDAWに音源を読み込むと、テンポを細かく確認・調整できます。DTMで参考曲を分析したい人向けの方法です。テンポ揺れのある曲は手動での微調整が必要です。

DJソフトで確認する

rekordboxやSerato DJ、Mixed In Keyに曲を取り込むと、BPMが自動で解析されます。DJ用途ではこの方法が定番で、キーと一緒に管理できます。

BPMを測った後に使えるメトロノームアプリ

曲のキーを調べる無料サイト・アプリ8選【比較表】

主要なツールを一覧で比べました。料金・無料範囲・対応形式は変わることがあるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。

ツール 主な用途 BPM測定 キー検索 対応形式 ファイル上限 プライバシー スマホ 無料範囲 注意点
Tunebat 曲名検索/音源解析/DJ・DTM MP3/WAV/FLAC/AAC/OGG/M4A など 公式表示を確認 ブラウザ内解析 一部○ 基本可(Pro機能あり) DB結果とアップロード結果が違う場合あり
VocalRemover.org MP3/WAVからキー・BPMをすぐ確認 音声ファイル 公式表示を確認 サーバーレス・端末から離れない旨の説明あり 市販曲の無断アップロードは避ける
OpenMusic ブラウザでキー・BPMを解析 MP3/WAV/FLAC/AIFF 最大10分・20MB(公式確認) ブラウザ上で処理 一部○ 最新の上限は公式で確認
LANDR key and bpm finder/制作素材 MP3/WAV/OGG/FLAC/AAC 公式表示を確認 ブラウザ内処理の説明あり 一部○ キー/BPM検出は無料、素材は別途 キー検出は推定値・曲により変動
Somio 無料のBPM・キーファインダー MP3/WAV/FLAC/M4A/MP4 など 公式表示を確認 ブラウザ内処理・保存しない旨の説明あり 一部○ AI解析なので結果は目安
Moises 練習/キー変更/テンポ変更/パート分離 公式確認 プランによる 公式確認 一部可 無料プランは回数・機能制限あり
Chordify コード表示/弾き語り/耳コピ 一部○ 公式確認 プランによる 公式確認 一部可 コード解析は誤差あり
Tap BPM / Tempo-kun BPMだけ手動測定 × ファイル不要 なし 音源アップロード不要 テンポが変化する曲には不向き

Tunebat

曲名検索でBPM・キー・Camelot表記をまとめて確認できる定番サイトです。手元のファイルを解析する機能もありますが、まずは曲名検索が手軽です。データベースの結果とアップロード解析の結果が異なる場合があるため、迷ったら両方で確認しましょう。

VocalRemover.org

ブラウザに音源をアップロードするだけで、BPMとキーを自動解析してくれます。ボーカル除去など他の機能も無料で使えます。公式にはサーバーレスでファイルが端末から離れない旨の説明があります。市販曲の無断アップロードは避けましょう。

OpenMusic

MP3/WAV/FLAC/AIFFに対応し、ブラウザ上で処理されるアップロード解析ツールです。公式では最大10分・20MBという上限が示されていますが、変更されることがあるため使用前に公式で確認しましょう。

LANDR(key and bpm finder)

LANDRは制作素材サービスの一部として、key and bpm finderを提供しています。MP3/WAV/OGG/FLAC/AACに対応し、英語表記ながら操作はシンプルです。キー検出は推定値で、曲の複雑さによって変わります。

Somio

SomioはAI系の無料BPM・キーファインダーで、MP3/WAVなど多くの形式に対応します。ブラウザ内で処理し、保存・共有しない旨の説明があります。結果はあくまで目安として扱いましょう。

Moises(モイゼス)

BPM表示・キー検出・ピッチ変更・パート分離など、練習や制作に役立つ機能が揃っています。キーを変えて歌の練習をしたい人にも向いています。無料プランには利用回数などの制限があるため、最新の範囲は公式で確認してください。

Chordify(コードファイ)

曲のコードを自動表示し、再生に合わせてスクロールしてくれるため、弾き語りや耳コピの練習に向いています。コード表示からキーの見当もつけられます。コード解析には誤差があるので、最後は耳でも確認しましょう。

Mixed In Key(ミックスドインキー)

DJ向けにキーとBPMを解析し、Camelot表記で管理できる定番ソフトです。本格的に曲をつなぎたい人向けで、初心者にはやや高機能ですが、キーの相性を見ながらつなげるのが強みです。

Capo(カポ)– iOS向け

iPhoneやMacで、音源からコードやキーを解析しながら練習できるアプリです。再生速度を落としての耳コピにも便利で、楽器練習との相性が良いツールです。

DAW・DJソフト

Logic ProやAbleton Live、Cubase、FL StudioなどのDAWは、音源を読み込んでテンポやキーを細かく確認できます。rekordboxやSerato DJはDJ用途でBPM・キーを自動管理できます。いずれも操作に慣れが必要ですが、精度の高い確認ができます。

Tap BPM系ツール

BPMタッパーやTempo-kunなどは、曲に合わせてタップするだけでテンポを測れます。解析がうまくいかない曲の最終手段として覚えておくと便利です。

key and bpm finderとは?英語ツールの見方

key and bpm finderとは、曲のキーとBPMを調べる英語表記のツール名です。LANDR、Tunebat、Somioなど海外発のサービスでよく使われます。英語ツールでは、C majorはCメジャー、A minorはAマイナー、BPMはテンポを意味します。Camelotと書かれている場合は、DJ向けのキー表記です。英語サイトでも、基本的にはファイルをアップロードし、Key、BPM、Camelotの3つを確認すれば大丈夫です。

英語表記 日本語の意味
Key キー、調
BPM / Tempo 曲の速さ
C major Cメジャー、ハ長調
A minor Aマイナー、イ短調
Camelot DJ向けのキー表記
Upload 音源を読み込む
Analyze 解析する
Results 結果

BPMやキーがズレる原因と対処法

BPMが半分・2倍や平行調でズレた時の対処法を示す図

BPMが半分・2倍で表示される

バラードやハーフタイムの曲では、BPMが半分や2倍で表示されることがあります。どちらも音楽的にはあり得るので、手拍子やドラムのスネアの位置で、体感に合う方を選びましょう。

BPMが70と140で分かれる場合、どちらかが間違いとは限りません。ゆったり感じる曲なら70、細かくノれる曲なら140として扱う方が自然なことがあります。練習では体感に合う方、DAWではグリッドに合う方、DJではミックスしやすい方を選びましょう。

CメジャーとAマイナーのような平行調で迷う

CメジャーとAマイナーは同じ音を使う平行調なので、自動解析でも分かれやすいです。曲の終止感、最後のコード、メロディが落ち着く音で判断します。明るく終わればメジャー、切なく終わればマイナー寄り、というのが目安です。

キーがCメジャーとAマイナーで分かれる場合は、同じ音を使う平行調が原因です。最後のコード、メロディが落ち着く音、サビの印象を確認します。明るくCに戻るならCメジャー、Aに落ち着いて暗い印象が強ければAマイナーの可能性が高いです。

転調している曲のキーをどう扱うか

転調がある曲は、始まりのキー、サビのキー、最後に落ち着くキーを確認します。DJやセトリ用途なら主に使う部分のキーを、楽譜や練習用途なら「Aメジャー→Bメジャー」のように転調を明記すると分かりやすいです。

生演奏・ライブ音源・テンポ揺れのある曲

人が演奏した音源はテンポが少し揺れるため、自動解析では平均的なBPMが表示されます。練習で使うなら、サビなど安定した部分でTap BPMを取ると、実感に近い値になります。

解析結果がツールごとに違う時の判断方法

結果が割れたら、系統の違う3つ目のツールで多数決にする、または耳で最後のコードを確認するのが有効です。無料ツールの結果はあくまで目安と考え、重要な曲ほど複数で確かめましょう。

目的別おすすめの調べ方

曲のBPMとキーを目的別に調べる方法を整理した図

カラオケでキーを変えたい人

まず原曲のキーを調べ、自分の歌いやすいキーとの差で上げ下げを決めます。カラオケの「±1」は半音1つ分に相当します。無理に原曲キーで歌わず、最高音が出やすい範囲に調整しましょう。

ギター・ピアノで練習したい人

ChordifyやMoisesでコードを表示し、テンポを落として練習すると効率的です。キーが分かれば、押さえやすいキーへ移調するのも手です。

歌の練習をしたい人

Moisesなどでキーを変えながら、自分の声に合う高さを探しましょう。BPMを少し落として歌い込むと、音程も安定しやすくなります。

DTMで参考曲を分析したい人

DAWに参考曲を読み込み、BPMとキーを確認してから制作を始めると、テンポ感や雰囲気を再現しやすくなります。テンポ揺れのある曲は手動で調整します。

DJで曲をつなぎたい人

Mixed In KeyやrekordboxでBPMとCamelot表記を管理すると、キーの相性を見ながらスムーズにつなげます。隣り合うCamelot番号同士は相性が良い目安です。

ダンスでテンポを合わせたい人

振り付けや練習では、まずBPMを把握してメトロノーム代わりに使います。Tap BPMで実測すれば、音源のテンポに体を合わせやすくなります。

調べたBPM・キーの活用法と音楽理論の基礎

練習テンポを決める

原曲BPMを基準に、最初はゆっくり、慣れたら原曲速度へ、と段階的に上げると上達しやすいです。無料のメトロノームアプリの比較記事も参考になります。

自分に合うキーへ移調する

歌や楽器で無理のないキーへ移調すれば、表現に集中できます。半音単位で少しずつ試すのがコツです。

プレイリストやセトリを作る

BPMとキーが近い曲を並べると、流れが自然なプレイリストやセトリになります。DJやライブで効果的です。

曲作り・アレンジの参考にする

参考曲のBPMとキーを把握すると、自作曲のテンポ感やコード選びの土台になります。まねるところと変えるところを決めやすくなります。

メロディやコードと一緒に歌詞も作りたい人は、歌詞の書き方|初心者向け構成・作詞のコツ・例文テンプレートも参考にしてみてください。

調べたキーをもっと活かすために、最低限の理論も押さえておきましょう。むずかしく考える必要はありません。

キーとダイアトニックコードの関係

キーとダイアトニックコードの関係を示す図

キーが決まると、その調で使いやすい7つのコード(ダイアトニックコード)の候補が分かります。たとえばCメジャーなら、C・Dm・Em・F・G・Am・Bm(♭5)が基本です。キーが分かると、その曲で使われやすいコードやスケールの候補を絞れます。ただし、転調や借用和音がある曲では、キーだけで全てのコードを特定できるわけではありません。

平行調(メジャーとマイナー)の考え方

CメジャーとAマイナーのように、同じ音の組み合わせを使う関係を平行調といいます。明るい印象ならメジャー、切ない印象ならマイナーと、曲の雰囲気で見分けるのが基本です。

よくある質問

Q1. YouTubeやSpotifyの曲はファイルなしでBPM・キーを調べられる?

曲名検索できる有名曲なら、Tunebatなどで調べられる場合があります。ただし、すべての曲が登録されているわけではありません。以前はSpotify APIのAudio Featuresなどを使ってBPMやキー情報を取得する方法もありましたが、現在は新しいアプリやユースケースで利用制限があるため、初心者が手軽に調べる方法としてはTunebat、Moises、VocalRemover.org、OpenMusicなどの専用ツールを使うのがおすすめです。市販曲や他人の音源を無断アップロードしないようにしましょう。

Q2. BPMが70と140の2通りで出るのはどちらが正しい?

どちらも音楽的にはあり得ます。バラードやハーフタイムの曲では、半分/2倍で表示されることがあります。手拍子やドラムのスネアの位置で、体感に合う方を選びましょう。

Q3. CメジャーとAマイナー、どちらが正しい?

CメジャーとAマイナーは同じ音を使う平行調なので、自動解析で分かれやすいです。曲の終止感、最後のコード、メロディの落ち着く音で判断しましょう。

Q4. カラオケでキーを何個上げ下げすればいい?

原曲キーと自分の歌いやすいキーの差で決めます。半音1つ分がカラオケの±1に相当します。無理に原曲キーで歌わず、最高音が出やすい範囲に調整しましょう。

Q5. スマホだけでBPMとキーを調べられる?

可能です。Tunebat、Moises、Chordify、ブラウザ対応のBPM/キー検出ツールを使えば、スマホでも調べられます。ただし、ファイル形式や無料プランの制限には注意しましょう。

Q6. 無料ツールの解析結果は信用できる?

目安としては十分使えますが、100%正確ではありません。BPMは半分/2倍、キーは平行調や転調でズレることがあります。重要な曲は2つ以上のツールと耳で確認しましょう。

Q7. 転調している曲のキーはどう書けばいい?

基本は、曲の始まりのキー、サビのキー、最後に落ち着くキーを確認します。セトリやDJ用途なら主に使う部分のキーを、楽譜や練習用途なら「Aメジャー→Bメジャー」のように転調を明記すると分かりやすいです。

Q8. BPM測定ツールとメトロノームアプリは何が違いますか?

BPM測定ツールは曲の速さを調べるためのものです。メトロノームアプリは、指定したBPMでクリック音を鳴らして練習するためのものです。練習では、測定したBPMをメトロノームに入れて使うと便利です。

曲のBPM・キーの調べ方を無料ツールやアプリで確認する方法のまとめイメージ

まとめ:BPM・キーの調べ方を使い分けよう

曲のキー検索とBPM測定は、目的に合わせて使い分けるのが近道です。有名曲はTunebatで曲名検索、手元の音源はVocalRemover.orgやOpenMusic、練習はMoisesやChordify、DJ・制作はMixed In KeyやDAW、英語ツールならLANDRやSomio、という形で覚えておきましょう。

そして、BPMは半分/2倍、キーは平行調でズレることがあるため、重要な曲は必ず2つ以上の方法で照合してください。自動解析の結果を鵜呑みにせず、最後は自分の耳で確かめるのが上達の近道です。

BPM・キーを調べた曲は、練習日・譜面・音源・セトリと一緒に管理しておくと便利です。バンドやダンスチームで共有するなら、音楽活動管理アプリのEMMUも活用できます。

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