Nothing Earシリーズは、耳をふさぐか、置くだけ充電を使うか、どの接続方式が必要かで候補を分けられます。現行・旧モデルの違いをそろえ、スマホや使う時間に合う機種まで絞ります。
数字のないEarも、Ear (1)も、同じ製品ではありません。ここではEarの8系統を整理し、CMFのイヤホン5系統を別枠で比較します。販売ページを確認した10機種の案内には中古流通のEar (2)も含むため、新品と中古を同じ価格順位にはしていません。

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Nothing Earシリーズの違い|まず8系統の名前と装着方式を分ける
Ear (3)・Ear (3a)・Ear・Ear (a)は耳を密閉する候補、Ear (open)は耳穴をふさがない候補です。旧型のEar (1)・Ear (2)・Ear (stick)まで含めると、数字の順番だけでは機能を並べられません。
耳栓のようなイヤーチップで耳穴を密閉する構造をカナル型と呼びます。ANCは、マイクで捉えた周囲の騒音を減らす機能です。開放型では外の音が自然に入る一方、密閉型と同じ遮音条件では比べられません。
コーデックは、Bluetoothという近距離の無線接続で音を送るときの圧縮方式です。AAC・SBC・LDAC・LHDCはその名前で、音を出す機器とイヤホンの両方が対応する方式を使います。デュアル接続は2台へ同時につなぐ機能で、2台の曲を混ぜる機能ではありません。
Qiは「チー」と読み、対応する充電台へケースを置いて充電する規格です。USB-Cは充電ケーブルを挿す端子の形を表します。無線で音を聴けることと、ケースをケーブルなしで充電できることは別の機能です。
| Earの系統 | 装着の違い | 区別する主な機能 | この記事での扱い |
|---|---|---|---|
| Ear (3a) | カナル型 | 録音機能、LDAC、USB-C充電 | 国内公式カタログ掲載。仕様を比較 |
| Ear (3) | カナル型 | ケースのSuper Mic、置くだけ充電 | 国内公式掲載・販売案内あり |
| Ear | カナル型 | 2024年の数字なしモデル。LHDC 5.0と置くだけ充電 | 国内公式掲載・販売案内あり |
| Ear (a) | カナル型 | LDACと小型ケース。置くだけ充電は非対応 | 国内公式掲載・販売案内あり |
| Ear (open) | 耳に掛ける開放型 | 耳穴をふさがないフック構造 | 国内公式掲載・販売案内あり |
| Ear (2) | カナル型 | LHDC 5.0、2台同時接続、Qi充電 | 旧型。実見した販売は中古 |
| Ear (stick) | 耳穴を密閉しない半開放型 | 筒形ケースとつまんで押す操作、更新後のノイズ低減 | 旧型。公式資料で仕様を比較 |
| Ear (1) | カナル型 | タッチ操作、ANC、Qi充電 | 旧型。公式資料で仕様を比較 |
「現行」は、今回の国内公式カタログで掲載を確認できた範囲を指します。公式サポートが残っていることと、新品をいつでも購入できることは別です。また、現在のカタログから見つからない旧型を、この事実だけで恒久的な販売終了と断定していません。
名前の中の(a)は、Earのイヤーチップや色を表す記号ではありません。たとえばEarとEar (a)は充電や音の調整機能が異なる別モデルです。Ear (3a)もEar (3)と同じケースを色だけ変えた製品ではなく、録音と充電の仕様を別に読む必要があります。
販売案内10機種を同じ軸で比較|接続・充電・電池時間
置くだけ充電を残したいならEar (3)・Ear・旧Ear (2)が候補になります。耳をふさがずLDACも使いたいなら、今回の開放型ではCMF Clip Proが該当し、Ear (open)はAAC・SBCの構成です。
表の時間は音楽再生時の公称最大値を「イヤホン単体/ケース込みの合計」で記し、通話時間や、充電なしで聴き続けられる時間とは分けています。Ear (3)の充電欄は公式の「ワイヤレス充電」という表記、EarとEar (2)はQiの表記に合わせています。
| 機種 | 装着 | 対応コーデック | 2台同時接続 | 充電 | ANCオフの単体/合計 | 現在価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Ear (3) ホワイト | カナル型 | AAC・SBC・LDAC | 対応 | USB-C+ワイヤレス | AAC:10/38時間 | ¥25,824 |
| Earホワイト | カナル型 | AAC・SBC・LDAC・LHDC 5.0 | 対応 | USB-C+Qi | 8.5/40.5時間 | ¥14,800 |
| Ear (a) ブラック | カナル型 | AAC・SBC・LDAC | 対応 | USB-C | 9.5/42.5時間 | ¥12,100 |
| Ear (open) ホワイト | フック式の開放型 | AAC・SBC | 対応 | USB-C | 8/30時間 | ¥18,000 |
| Ear (2) ホワイト(中古流通) | カナル型 | AAC・SBC・LHDC 5.0 | 対応 | USB-C+Qi | 6.3/36時間 | 出品状態も確認:¥12,980 |
| CMF Clip Proダークグレー | 挟む式の開放型 | AAC・SBC・LDAC | 対応 | USB-C | 10/32.5時間 | ¥12,800 |
| CMF Buds Neoホワイト | カナル型 | AAC・SBC | 対応 | USB-C | AAC:11/52時間 | ¥3,800 |
| CMF Buds Pro 2ダークグレー | カナル型 | AAC・SBC・LDAC | 対応 | USB-C | 11/43時間 | ¥9,800 |
| CMF Buds 2ダークグレー | カナル型 | AAC・SBC | 対応 | USB-C | 13.5/55時間 | ¥7,800 |
| CMF Buds 2aダークグレー | カナル型 | AAC・SBC | 対応 | USB-C | 8/35.5時間 | ¥6,000 |
この表は価格の安い順でも、音質の良い順でもありません。イヤホンの再生時間は音量や機能の設定で変わります。とくにLDACを使う場合は、AACの値をそのまま利用時間の目安にせず、後半の設定別比較で読み替えます。
国内公式に掲載されるEarの5系統|上位・廉価・開放型の違い
Earの購入候補は、ケースの通話機能、音の調整、充電方法、装着構造のどれを残すかで分かれます。すべてを上位・下位の一本の順番へ並べるより、必要な機能を一つずつ当てはめる方が選択を進められます。
Ear (3)|TALKボタンとケースのSuper Micを使う人向け
Ear (3)は、ケース側のSuper Micという通話用マイクを使いたい人が候補に残すモデルです。置くだけ充電にも対応しますが、LHDC 5.0を使いたい人は数字なしのEarとの違いに注意が必要です。
通話中はケースのTALKボタンを長押しするとSuper Micが起動し、放すとイヤホン側へ戻ります。2回押して連続使用、1回押して終了という操作も用意されています。ケースを取り出して口元へ近づける使い方なので、手を一切使わずに会話することが主目的なら、この特徴を使う場面は減ります。
通話以外の音声記録を扱うEssential Spaceは、一部のNothing端末に限られる機能です。iOS・Androidでは音声アシスタントの起動などになり、アプリによって使えない機能もあります。また、2台同時接続中はSuper Micの起動に時間がかかる条件があります。スマホとパソコンをつないだまま使うなら、ケースのマイクだけでなく、この併用条件も選択に含めます。
ケースは71.4gで、Earの51.9gより19.5g重くなります。イヤホン片側も5.2gで、Earの4.62gとは異なります。幅と高さはどちらのケースも55.5mmですが、形の大きさが近いことだけでは携帯時の重量まで同じとは判断できません。
AACでANCを切った単体最大時間は10時間、入れると5.5時間です。ワイヤレスでフル充電する公称時間は120分、USB-Cでは70分と示されます。置くだけ充電とケースのマイクを一緒に使いたい人に向き、接続方式としてLHDCが必要な人や、軽いケースを優先する人にはEarが別の候補になります。
Nothing
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Ear|LHDC 5.0とQi充電、細かな音の調整を残す
数字なしのEarは、LDACに加えてLHDC 5.0を使い、Qi充電も残したい場合の候補です。Ear (1)の略称として読まず、2024年の独立したモデル名として選びます。
音を出す部品であるドライバーは11mmで、振動板にセラミックを採用しています。8バンド、つまり8つの周波数帯を調整できる先進的なイコライザーと、自分の聴こえ方へ音を合わせるパーソナルサウンドプロファイルも用意されます。イコライザーは低音や高音など帯域ごとの音量を調整する機能で、調整の細かさを必要とするかがEar (a)との選び分けになります。
ケースは55.5×55.5×22mm、重量51.9gです。Ear (a)のケースは横長で39.6gなので、薄さだけでなくポケットの開口部へ入れた形も変わります。一方、EarはQiでケースを充電できます。机の上で充電台を使っている人にとっては、ケースの12.3gの差より、毎回ケーブルを挿さずに済む条件が決め手になることがあります。
ANCオンの単体最大値は5.2時間で、Ear (a)の5.5時間より短い仕様です。調整機能が多いから電池も長い、という関係ではありません。QiやLHDC、細かな音の調整を使う人に向き、AAC中心で充電台を使わず、持ち運びの軽さを優先する人はEar (a)から検討できます。
Nothing
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Ear (a)|LDACと2台接続を残し、ケースを軽くする
Ear (a)は、LDACと2台同時接続が必要で、Qi充電やEarの先進的な音質調整までは使わない人の候補です。公式仕様にデュアル接続があるため、「(a)だから同時接続できない」とは判断できません。
ケースの寸法は47.6×63.3×22.7mm、重量は39.6gです。Earより横に長い一方、ケース重量は軽くなります。イヤホン片側は4.8gなので、ケースが軽いことと、耳に付けた片側の重量が軽いことは別に読みます。色の違いで同じ機種を複数候補として数える必要もありません。
単体最大9.5時間、ケース合計42.5時間はANCを切った条件です。ANCオンでは単体5.5時間、合計24.5時間になります。普段ANCを入れっぱなしにするなら、箱の42.5時間ではなく、まず単体5.5時間が予定する一回の利用を満たすかで考えます。
USB-Cでケースを充電し、ワイヤレス充電には対応しません。ケースの保護等級もIPX2で、EarのケースのIP55とは異なります。IPは防塵・防水の試験に基づく保護等級で、前の数字は粉塵、後ろの数字は水への保護を表し、Xはその項目の等級を示していないという意味です。
軽いケースとLDACの両方を求める人に向き、充電台へ置く習慣を維持したい人や、LHDCで接続する目的がある人には数字なしのEarが残ります。イヤホン本体とケースには別の等級が付くため、耳に付ける側の耐水性をケースにもそのまま当てはめない選び方になります。
Nothing
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Ear (open)|フックで支え、耳穴をふさがず聴く
Ear (open)は、耳穴へイヤーチップを差し込まず、耳に掛けるフックで支える構造を選ぶ人向けです。騒音を遮ることやLDACでの接続を優先する場合には、同じEarでも別の系統になります。
片側は8.1g、ケースは幅125.9mm・高さ44mm・厚さ19mmで、ケースだけの重量は63.8gです。Earのケース幅55.5mmと比べると70.4mm長くなります。薄いから同じ小さなポケットへ収まるとは限らず、バッグの横長の区画へ入れるかを考えやすい寸法です。
接続はBluetooth 5.3で、AACとSBCに対応します。デュアル接続やつまむ操作はありますが、LDACを追加するためにアプリの設定を探す機種ではありません。単体最大8時間、ケース合計30時間は、開放型としてそのまま読む値で、密閉型のANCオフと遮音条件をそろえた順位ではありません。
周囲の人へ話しかけられる作業中など、耳穴を開けたままにする目的がはっきりしている人に向きます。電車で周囲の騒音を抑えて聴くことが主目的なら、開放構造を選んでから音量で補うより、ANC付きのカナル型を先に比べます。開放型でも、音楽の音量や周囲の環境によって外の音の聞き取りやすさは変わります。
Nothing
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Ear (3a)|録音機能とUSB-C充電を軸に見る
Ear (3a)は、オーディオスナップショットや通話録音を特徴とする、Ear (a)とは別のモデルです。Ear (3)のケースのSuper Micやワイヤレス充電を、そのまま引き継ぐ製品としては選べません。
公式のオーディオスナップショットでは、イヤホンをつまんで最大1分の音声をイヤホンへ保存し、開始前30秒から保存する設定も案内されています。整理や共有には専用アプリのNothing Xを使います。会話の声を相手へ送るマイク機能と、音を保存する機能は目的が異なるため、Ear (3)のTALK操作とは分けて考えます。
Bluetooth 6.0、AAC・SBC・LDAC、デュアル接続に対応し、片側は4.53gです。ケースは64.8×48.95×22.8mm、40.92gで、Ear (a)と同じ横長ケースでも寸法は一致しません。イヤーチップは4サイズの構成なので、旧型の付属品が同じ組合せで入ると決めつけずに比較できます。
AACでANCオフなら単体10時間・合計42時間、ANCオンなら6時間・25時間です。一方、LDACでANCオンは単体4.5時間・合計20時間になります。充電はUSB-Cで、Qiは非対応です。録音を使う目的や利用端末の対応を確かめたい人に向き、置くだけ充電を必須にする人はEarやEar (3)へ戻る分岐になります。
録音を使う場合は、相手へ保存する目的を伝えてから操作し、共有前に保存された内容を自分で確かめる使い方が基本です。すべてのスマホ・通話アプリで同じように録音できるとは、ここでは保証しません。
旧Earから買い替える前に|失う機能と中古の状態を分ける
旧型が手元で目的を満たしていれば、新しい番号だけを理由に買い替える必要はありません。接続・充電・操作のうち残したい条件を決めると、買い替えで機能が減る組合せも見つかります。
Ear (1)|タッチ操作とQi充電からの変更を考える
Ear (1)は、タッチやスライドによる操作とQi充電を備える旧型です。数字なしのEarへ買い替えると、名前が短くなるだけでなく、接続方式や操作方法も変わります。
公式の旧製品資料では、11.6mmのドライバー、片側4.7g、AAC・SBC、Bluetooth 5.2が示されています。ケース込みの最大値はANCオフ34時間、オン24時間です。現在の新品で同じ時間が出るという意味でも、長く使った個体の電池状態を示す数字でもありません。
Ear (1)からEar (a)へ進めばLDACやデュアル接続が選択の材料になりますが、Qi充電は残せません。逆に、いまの不満が充電台との組合せだけでなく電池の劣化なら、同じ旧型の中古へ戻るより、新品で置くだけ充電を使えるEarやEar (3)の条件を比べる理由が生まれます。
Ear (stick)|開放構造と追加されたノイズ低減を区別する
Ear (stick)は、耳穴を密閉しない半開放型と、回して開く筒形ケースを選ぶ旧型です。イヤーチップで密閉するEar (a)へ替える場合は、電池や価格以前に装着構造が変わります。
片側4.4g、12.6mmドライバー、単体最大7時間・ケース合計29時間という仕様です。公式の現在の旧製品ページには、Nothing Xから使うNoise reductionというノイズ低減機能と、先進的なイコライザーが掲載されています。発売時の説明だけを根拠に「ノイズを減らす機能は一切ない」とは書けません。
接続はBluetooth 5.2で、コーデックはAAC・SBCです。ケースはUSB-Cで充電し、Qiには対応しません。密閉型の旧Ear (1)と同じ充電方式を持つとは限らず、筒形ケースを充電台へ置くだけで充電できる製品ではありません。
ただしノイズ低減の機能が追加されても、イヤーチップで耳穴を密閉する形へ変わるわけではありません。開放感を残す買い替えなら、耳の上へ掛けるEar (open)と、耳を挟むCMF Clip Proが候補になります。stickと同じ装着感になるとは保証せず、支える位置がどこへ移るかを見て選びます。
Ear (2)|LHDCとQiが必要なら仕様を残し、中古状態を別に読む
Ear (2)は、LHDC 5.0とQi充電、2台同時接続を備える旧型です。これらを使っている所有者にとっては、Ear (a)やEar (3)がすべての点で上位になるわけではありません。
対応方式はAAC・SBC・LHDC 5.0で、LDAC対応を前提に選ぶ機種ではありません。公称再生時間は音量50%の音楽再生で、ANCオフ単体6.3時間・ケース合計36時間、ANCオン単体4時間・合計22.5時間です。Qi対応のケースと、イヤホンIP54・ケースIP55の組合せも、Ear (a)との比較材料になります。
今回照合したホワイトの商品ページでは、中古商品としての出品を確認しました。旧型の操作や接続を保つために中古を探す場合は、左右一組・ケース・イヤーチップなどの付属状態と、出品者が説明する電池や外観の状態を読みます。箱にある最大時間を、その個体が現在も満たすという根拠にはできません。
同じLHDCとQiを新品で維持したいなら、数字なしのEarが直接比較しやすい候補です。一方、価格だけを優先して中古のEar (2)を選び、消耗品の状態を予算から外す人には向きません。下の商品案内も中古流通の確認先として配置し、新品価格の保証や購入の推奨順位を示すものではありません。
Nothing
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CMFのイヤホンは別枠で比較|5系統の違い
CMFはNothingの別ブランドで、Earの数字違いではありません。今回の5系統では、開放型とLDACを組み合わせるClip Pro、ケース操作を持つBuds Pro 2、単体時間を重視するBuds 2など、必要な条件から候補を残せます。
CMF Clip Pro|耳を挟む開放型とケースのスマートダイヤル
Clip Proは、耳をふさがないイヤーカフ型でLDACを使いたい人の候補です。耳の上を通るEar (open)のフックとは、支える位置が異なります。
片側5.92gで、Ear (open)の8.1gより2.18g軽い仕様です。ただし重量差を、そのまま締め付けや快適さの順位にはできません。耳に挟む構造の合い方や、眼鏡・髪・耳飾りと触れる場所を考える比較になります。ケースは52.1×26.69×51.01mm、38.81gで、Ear (open)の横長ケースとは収納時の形も違います。
AAC・SBC・LDAC、デュアル接続、単体最大10時間・ケース合計32.5時間に対応します。合計36時間という案内はロングバッテリーライフモードの値なので、表では通常の32.5時間を使っています。LDACを選ぶときも、通常値をすべての設定で約束する数字とは扱いません。
ケースのスマートダイヤルは、回転による音量や押す操作をカスタマイズできます。本体の長押しでは右で音量アップ、左で音量ダウンという操作もあります。耳を挟む構造とケース操作を使いたい人に向き、外の騒音をANCで遮ることが第一目的の人は、CMFのカナル型へ分けて比較します。
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CMF Buds Neo|AAC・SBCとケース合計52時間を軸にする
Buds Neoは、AAC・SBCで聴き、USB-C充電と2台同時接続を使うカナル型の候補です。LDACや、ケースのダイヤルで音量を操作することを必要条件にする人には合いません。
2026年10月に国内発表されたモデルで、12.4mmドライバー、4基の通話用マイク、最大35dBのANCを備えます。dBは音の大きさなどを表す単位ですが、メーカーが掲げる最大低減量だけで、すべての騒音を同じ割合で減らせるわけではありません。装着条件や対象となる音の違いもあるため、ほかの機種との順位には使っていません。
公式サポートのAAC・音量50%の条件では、ANCオフが単体11時間・合計52時間、オンが単体8時間・合計30時間です。合計52時間はケースで充電を挟む値であり、一回の連続使用が52時間になる意味ではありません。ケースのつまみはストラップを取り付けるためのもので、Buds Pro 2のスマートダイヤルと同じ音量操作とは区別します。
Bluetoothの版は、国内発表が6.0、個別の公式サポートが5.4と異なります。本記事では、版の数字を確定した購入優位として採用しません。確認できたAAC・SBCとデュアル接続を条件に候補を判断し、Bluetooth 6.0であること自体を必須にする場合は、この記載差が解消するまで保留する選び方になります。
ケースはワイヤレス充電非対応で、防水仕様でもありません。イヤホン本体のIP54とケースを分ける必要があります。USB-Cで充電し、イヤホンをケースへ戻すたびに充電できる使い方に向き、QiやLDACが目的なら別の機種を選びます。
CMF by Nothing
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CMF Buds Pro 2|LDACとスマートダイヤルを使う
Buds Pro 2は、カナル型でLDACを使い、ケースから音量などを操作したい人向けです。Earの透明ケースを選ぶことより、ケース側の操作機能が目的になる候補です。
11mmの低音用ドライバーと6mmの高音用ドライバーを組み合わせています。ドライバーが二つあることは設計上の違いであり、実際に聴いた音質が単一ドライバーの機種より上だと判定したものではありません。AAC・SBCに加えてLDACへ対応する点が、Buds 2やBuds 2aとの接続上の区別になります。
ケースは53.4×53.4×23mm、46gで、イヤホン片側は4.9gです。Buds 2のケース41.5gと比べると4.5g重くなりますが、スマートダイヤルという操作の追加があります。ポケットや机の上でケースを手に取って操作するか、スマホ側の音量ボタンで足りるかで、この差の価値が変わります。
公称最大値はANCオフ単体11時間・合計43時間、オン単体6.5時間・合計26時間です。ケースで操作する機能とLDACを使う人に向き、AAC中心でケースを操作せず、単体の長い電池時間を優先する人はBuds 2も比べられます。販売名の「2025年モデル」などから、確認できていない内部部品の改善まで推測していません。
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CMF Buds 2|単体13.5時間と装着検出を重視する
Buds 2は、AAC・SBCで聴き、充電ケースへ戻せない一回の利用時間を長く取りたい人の候補です。今回の10機種では、ANCオフの単体最大値が13.5時間と長い仕様になっています。
ANCオンでも単体最大7.5時間・ケース合計32時間です。ANCオフの合計55時間だけでなく、この7.5時間を使うことで、騒音低減を入れた長い移動の予定と比較できます。Buds 2aのANCオン単体5時間に対して2.5時間長い、公称条件での差です。
イヤホン片側4.5g、ケース53.3×53.3×23mm・41.5gで、インイヤー検出を備えます。これは耳に装着している状態を検知する機能です。重さとは別に、イヤホンを外したときの再生操作をどこまで自動化したいかで比較する項目になります。
USB-C充電で、ワイヤレス充電には対応しません。単体時間と装着検出を使う人に向き、LDACでの接続やケースのスマートダイヤルを使うことが条件ならBuds Pro 2へ進みます。名称の「Pro」が付かないことだけで、電池や装着検出まで下位だと一括りにする必要はありません。
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CMF Buds 2a|片側4.28gと基本機能の組合せを選ぶ
Buds 2aは、AAC・SBC、ANC、2台同時接続という基本的な機能を使い、片側重量も抑えたい人の候補です。Buds 2より単体時間が短いため、現在価格と一回の利用時間を合わせて選びます。
片側4.28gで、Buds 2の4.5gとは0.22gの差です。ケースは54.7×54.7×23mm・42.75gなので、イヤホン片側が軽いこととケースも小さいことは一致しません。机の上で開く場所や持ち運ぶケースの大きさを考える場合は、両方の寸法と重量を別々に読みます。
ANCオフは単体8時間・ケース合計35.5時間、オンは単体5時間・合計23時間です。12.4mmドライバーと4基の通話用マイクを備えますが、ドライバー径がBuds 2の11mmより大きいことだけで音質を決められません。音の調整にはNothing Xのカスタムイコライザーなどを使う構成です。
短めの移動や、途中でケースへ戻せる使い方に向きます。たとえばANCを使いながら公称5時間を超える連続使用を予定するなら、同じCMFでもBuds 2の7.5時間という条件を先に比べます。単純な価格差ではなく、途中に充電を挟めるかが候補を分けます。
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接続はスマホとの組合せで決まる|LDAC・LHDC・2台同時接続
イヤホン側のLDACやLHDCの表記だけでは、その方式で接続できると決まりません。スマホ側が共通対応し、実際の接続でその方式を使うことが必要です。
iPhoneでは充電・操作・装着の差を先に比べる
iPhone本体の標準Bluetooth接続で使う場合、LDAC対応だけを購入の決め手にせず、AACなど共通する方式で比べます。音楽サービスのロスレス設定と、イヤホンへ送る無線の方式は別です。
ロスレスは元の情報を失わずに扱う音声データの方式ですが、曲をロスレスに設定してもBluetooth区間が自動で同じ状態になるわけではありません。したがってiPhone中心なら、Qiが要るか、ケースを操作するか、耳穴をふさぐかという違いの方が、使い方を直接変える場合があります。
たとえばEarとEar (a)をAACで使うなら、LDACの有無は両者の区別になりません。Qi、LHDCを使う別端末の有無、ケースの形、音の調整機能が比較に残ります。反対に、LDAC対応のAndroidも一緒に使う人には、同じイヤホンを二つの端末で使う目的が生まれます。
Androidでは「対応」と「現在の接続」を分けて確認する
Androidで高音質の接続を使うときは、スマホの対応コーデックと、Nothing Xで選んだ機種の設定をそろえます。Bluetoothの版だけを見てLDACやLHDCが使えるとは判断しません。
LHDCを必要とする組合せなら、今回のEar系ではEarとEar (2)が候補です。Ear (3)・Ear (3a)・Ear (a)はLDACの構成なので、同じ「ハイレゾ対応」という言葉でも方式の名前は一致しません。ハイレゾは高い音声仕様を扱う区分であり、すべての対応機種が同じ無線方式を持つ意味ではありません。
Nothing Xで対象機種を選び、本体の更新や高音質設定を確認したうえで、スマホ側の接続表示と対応方式を照合します。音が途切れる場合も、新しいイヤホンを買う前に、使用中の方式と場所で症状が変わるかを切り分けられます。Android側の表示名や伝送量を詳しく知りたい場合は、LDACの対応確認・設定と音切れ対策で、スマホ側の操作まで続けて確認できます。
2台同時接続は、一方を止めてもう一方へ切り替えるための機能
スマホとパソコンへつなぐ場合は、再生を止める側と始める側を分けます。登録した二つの機器を表示できるだけでなく、目的の音へ切り替わるところまで試すことが、設定完了の目安になります。
Ear (2)の公式説明でも、二つへ接続していても再生する音は一台からとされています。仕事のパソコンで再生を止めてスマホの音楽へ移る用途と、パソコンの会議の声にスマホの伴奏を重ねる用途は別です。後者が必要なら、今回のイヤホンのデュアル接続だけで完結する前提を外す必要があります。
2台接続を設定する場合は、それぞれの機器と先に接続を作り、Nothing Xのデュアル接続で切替対象を見ます。その後、一方の再生を止めて他方を再生する流れまで試すと、登録されただけの状態と、目的の切替ができる状態を区別できます。LDACなどとの併用条件や切替の挙動は、対象型番と更新後の案内に合わせます。
充電と電池持ちの読み方|単体時間・合計時間・設定を分ける
充電を挟まず何時間使うかはイヤホン単体、充電台へ置けるかはケースのワイヤレス充電対応で選びます。「ケース込み最大時間」を一回の利用時間に置き換えないことが、長い移動や会議で候補を外す基準になります。
USB-C端子があっても、有線イヤホンとして使えるとは限らない
今回の比較でいうUSB-Cはケースを充電する経路です。端子があるという理由で、パソコンへケーブルを挿せば音も有線で届くと推測していません。

イヤホン本体はケースの充電端子で電池を補い、ケースはUSB-Cや対応するワイヤレス充電台から電力を受けます。スマホからイヤホンへ音を送るBluetoothとは、役割も経路も異なります。ケースを充電していることと、イヤホンで音楽を再生できることを一つの機能として読まないようにします。
Ear (3)ではUSB-Cで70分、ワイヤレスで120分というフル充電の公称時間が示されます。置くだけ充電はケーブルを挿す動作を減らせますが、この機種で充電の完了まで速くなる方法ではありません。出発前に短時間で電池を補う目的と、机で定位置へ戻す目的では、使う経路を分けられます。
充電できないときは、ケースへ電力が入らないのか、片側のイヤホンへ電力が渡らないのかを分けます。前者はUSB端子の汚れと別のケーブル・充電器、後者はイヤホンとケースの接点の汚れや収まりを調べる順です。条件を変えても改善しなければ、電池の劣化と断定して買い替える前に対象機種のサポートへ症状を伝えます。
同じAAC・ANC条件で比べると、残る候補が変わる
Ear (3a)の単体最大10時間とEar (3)の10時間はAAC・ANCオフの値です。ANCを入れると前者6時間、後者5.5時間になり、LDACでANCオンなら4.5時間と3.5時間へ変わります。

| 単体の音楽再生条件 | Ear (3a) | Ear (3) |
|---|---|---|
| AAC・ANCオフ | 最大10時間 | 最大10時間 |
| AAC・ANCオン | 最大6時間 | 最大5.5時間 |
| LDAC・ANCオフ | 最大6時間 | 最大5.5時間 |
| LDAC・ANCオン | 最大4.5時間 | 最大3.5時間 |
仮に充電できない移動が5時間あるとします。公称値との単純比較では、AAC・ANCオンなら両者が5時間以上ですが、LDAC・ANCオンならどちらも5時間未満です。Ear (3a)は0.5時間、Ear (3)は1.5時間足りない計算になります。これは実機の余裕時間を測った結果ではなく、使いたい設定の値で候補をふるいにかける例です。
ケース合計の差も設定で変わります。Ear (3a)のAAC・ANCオフ42時間は、LDAC・ANCオンでは20時間です。一つの製品の中でも22時間の差があるため、別機種の最大値同士を見ただけで、普段の設定でどちらが長いかまでは決まりません。
ケースを使える休憩と、通話が続く時間を分ける
途中でイヤホンをケースへ戻せる日と、耳に付けたまま使う日は、見る数字を変えます。また、音楽の再生時間は通話時間の代用にはなりません。
たとえばClip Proは音楽再生の単体最大10時間に対し、通話は単体6.5時間という仕様です。Ear (3)もAAC・ANCオフの音楽10時間に対し、ANCオフの通話は5時間です。長い会議を目的にする場合に音楽の10時間だけで選ぶと、条件を取り違えます。
高速充電の「10分で10時間」なども、イヤホンのみかケースとの併用か、ANCを切った条件かを分けて読みます。Ear (3a)ではイヤホンのみの5分充電は最大1時間、10分充電で最大10時間はイヤホンとケースの条件です。短い休憩で戻せる時間に、そのまま合計の再生時間を足す計算はできません。
使う場面から候補を残す|三つの買い替え例
機能表を読んだあとは、残したい条件を二つ以上重ねると候補が絞れます。ここでは予算の順位を作らず、接続・装着・充電が変わる三つの例へ当てはめます。
iPhoneで聴き、置くだけ充電を使い続けたい
この条件なら、新品の候補は数字なしのEarとEar (3)です。Ear (a)やEar (3a)へ替えると、置くだけで充電する目的を満たせません。
Ear (1)やEar (2)を使っていて、手持ちの充電台へ戻す習慣を維持するケースです。Ear (3)のSuper Micが要るならそちらを残し、ケースの軽さやLHDC対応の別端末も使うならEarを残します。iPhone中心という条件では、LDACだけを理由に二つを選び分ける必要はありません。
耳穴をふさがず、対応AndroidではLDACも使いたい
今回の開放型の中では、CMF Clip Proがこの二つの条件を満たします。ただし、耳を挟む構造が本人に合わない場合は、音の方式と装着のどちらを残すか決める必要があります。
Clip Proへ絞っても、耳を挟む形が本人に合うかは仕様表だけでは決まりません。挟む位置が合わなければ、LDACを必須から外してEar (open)のフックを試すか、耳穴をふさぐ構造へ条件を変える分岐になります。音の方式を優先するのか、支える構造を優先するのかを、ここで一つ選べます。
スマホも買い替え、Ear (2)のLHDCが使えなくなった
新しいスマホがLDAC対応・LHDC非対応という想定なら、Ear (2)をAACなどで使い続けるか、LDAC対応機へ替えるかを先に決めます。スマホの交換だけで、イヤホンも必ず交換する必要が生まれるわけではありません。
LDACを追加する目的があり、耳を密閉する構造を残す場合、Ear・Ear (3)・Ear (a)・Ear (3a)・CMF Buds Pro 2が候補になります。ここから置くだけ充電も残すならEarとEar (3)、USB-C充電でよければ残りも比較に残せます。旧型と同じ機能の保存から、新しい端末で使う機能の選択へ判断を切り替える例です。
Nothing Earシリーズでよくある疑問
ブランドの所在地、音質の評価、旧型の販売状況は、接続や充電の仕様とは別の問いです。仕様で分かる範囲と、実際に聴いたり販売条件を確かめたりする部分を分けて答えます。
Nothing Earはどこの国のブランドですか?
Nothingは英国・ロンドンを拠点とするブランドです。ブランドの拠点と製造国は別なので、購入する個体の製造表示まで同じ意味にはなりません。
Nothing Earの音質はどのくらいですか?
コーデックや調整機能は比較できますが、音質の順位は仕様だけでは決まりません。この記事は未試聴のため、装着と好みによる聴こえ方は断定しません。
NothingのEar Stickは販売終了しましたか?
国内の現行一覧では確認できず、旧型として扱っています。旧公式ページの在庫表示だけで恒久終了とは断定せず、新品・中古の出品条件を分けて見ます。
出典・参考資料
- Nothing:国内のイヤホン掲載一覧
- Nothing:Ear (3a)の接続・充電・録音と電池仕様
- Nothing:Ear (3)のSuper Mic・TALK操作と設定別の再生時間
- Nothing:Earのコーデック・Qi・音質調整・寸法
- Nothing:Ear (a)の接続・電池・ケース仕様
- Nothing:Ear (open)の構造・収納寸法と接続
- Nothing:Ear (1)の旧製品資料
- Nothing:Ear (stick)の構造と現在案内される追加機能
- Nothing:Ear (2)の同時接続・Qi・保護等級
- Nothing:Ear (2)の音量・ANC条件別の電池時間
- Nothing:旧Ear (1)とEar (2)の比較欄
- Nothing:CMF Clip Proの装着・操作・コーデック
- Nothing:CMF Buds Neoの個別仕様と取扱説明
- Nothing Technology Japan:CMF Buds Neoの国内発表
- Nothing:CMF Buds Pro 2のドライバー・ダイヤル・電池
- CMF:Buds Pro 2の対応コーデック
- Nothing:CMF Buds 2の単体時間・装着検出
- Nothing:CMF Buds 2aの重量・接続・電池
- Nothing:Ear (a)のワイヤレス充電非対応
- Nothing:Ear (3a)のワイヤレス充電非対応
- Nothing:CMF Buds 2のワイヤレス充電非対応
- ソニー:AAC・SBC・LDACの役割
- Apple:音源のロスレス設定とBluetoothの区別
- Nothing:充電できない場合の端子・接点・電源の切り分け
情報確認日:2026年11月2日。製品の公表仕様と販売ページを比較しており、音質・装着感・電池時間を実測した記事ではありません。






