Gretsch(グレッチ)のギターは、StreamlinerやElectromaticという「シリーズ」、JetやFalconという「モデルの系統」、ホロウやセンターブロックという「胴の構造」を分けると整理できます。Jet=入門用、Falcon=すべて同じ大きさ、と覚えるより、商品名のどの部分が何を示すかを知る方が購入候補を探しやすくなります。
この記事では主要シリーズと形の関係を一覧にし、G2420・G2622・G5420Tなど販売を確認できた電気ギター10機種を比較します。新しいSynchromaticやPremier Jet、アコースティック系の位置付けも扱います。メーカー仕様に基づく案内で、実機の試奏順位ではありません。

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
- Gretschの種類はシリーズ・ファミリー・構造の3軸で整理する
- 主要シリーズ一覧|StreamlinerからCustom Shopまで
- 形とファミリー一覧|Jet・Falcon・Nashvilleは何が違う?
- ホロウ・センターブロック・チェンバードの構造を比べる
- 型番の読み方|Gの数字・T・SKUを注文仕様へ照合する
- 販売を確認したGretschの電気ギター10機種を比較する
- ピックアップとつまみの違いを、曲中の使い方へ対応させる
- アコースティック系はRancher・Jim Dandy・Rootsを別に見る
- 購入候補は形を決めてから、構造と操作で2本へ絞る
- Gretschの種類と型番でよくある質問
- 出典・参考資料
Gretschの種類はシリーズ・ファミリー・構造の3軸で整理する
最初にシリーズで仕様のまとまりをつかみ、次に好きなファミリーと胴の構造を選びます。この3つは親子関係だけで並ぶ分類ではなく、一つの商品に重なって付く情報です。
| 分類 | 何を表すか | 代表例 | 名前から決められないこと |
|---|---|---|---|
| シリーズ/コレクション | 仕様や企画のまとまり | Streamliner、Electromatic、Synchromatic、Professional | 胴の大きさ、個体重量、全モデル共通のピックアップ |
| ファミリー | モデルの系統やデザイン | Jet、Falcon、Nashville、Broadkaster | 価格の上下、全製品共通の内部構造 |
| ボディ構造 | 空洞と木材の支え方 | Hollow Body、Center Block、Chambered | 音色の好み、実際に扱える最大音量 |
| 個別モデル名・製品番号 | 注文する仕様 | G2622、G5420T、10桁のSKU | 届く一本の調整状態や重さ |
例えば「G2622 Streamliner Center Block Double-Cut with V-Stoptail」なら、Streamlinerがシリーズ、Center Blockが構造、Double-Cutが形、V-Stoptailが弦を留める部品の情報です。長い商品名を役割ごとに区切ると似たモデルの差が分かります。ピックアップは弦の振動を電気信号に変える部品、電装はそれと音量・音質を調整する回路などの総称です。トーンは音の明るさ、マスターは全体、個別は各ピックアップへの操作を指し、ブリッジは胴側で弦を支える部品です。
一方、「Electromatic Premier Jet」はElectromaticの中のJet系です。Premierという語や新しい商品名だけを見て、従来のG5230Tと同じピックアップやアームが付くと判断できません。公式のSeries、Body、Electronics、Hardwareという仕様欄を読むと、商品名から分からない部分を補えます。
公式サイトにはAcoustic CollectionやRoots Collectionもあります。これらを電気ギターの価格順の最下段へ並べると、楽器の役割まで取り違えます。まずアンプで使う電気ギターを探すのか、弾き語り用のアコースティック系を探すのかを分け、その中でシリーズを見ます。
主要シリーズ一覧|StreamlinerからCustom Shopまで
価格を抑えた候補から探すならStreamliner、選べる電装や形を広げるならElectromaticが出発点です。伝統的なホロウの仕様を比較する場合はSynchromaticとProfessionalも加え、Custom Shopは特別な製作を求める枠として見ます。
| 系列 | 探すときの役割 | 確認できる例 | 比較の焦点 |
|---|---|---|---|
| Streamliner | 費用を抑えてGretschの形と操作を選ぶ | G2420、G2622、Jet | ホロウか中央補強型か、固定かアーム付きか |
| Electromatic | 複数の電装・構造から具体的な一本を選ぶ | G5420T、G5655TG、G5230T、Premier Jet、CVT | Filter’Tron、Broad’Tron、P-90、Spheraなどの違い |
| Synchromatic | Falcon/Nashvilleのホロウ仕様を比較する | Synchromatic Falcon、Nashville | 胴厚と弦長、指板・ピックアップ |
| Professional | 復刻志向や演奏機能を絞って選ぶ | Falcon、Nashville、Tennessean、Broadkaster LX、Vintage Select | モデルごとの補強、電装、弦交換・調弦の部品 |
| Custom Shop | 特別な仕様・製作者による楽器を探す | アーティストモデル、特別リクエストの製作 | 一本ごとの仕様と注文条件 |
Streamliner|G2420とG2622では構造から違う
Streamlinerは、同じ系列内でホロウとセンターブロックを選べます。今回のG2420系とG2622系はBroad’Tron BT-3Sを搭載する世代なので、ピックアップ名をそろえたまま胴の違いを比較できます。
G2420は厚さ70mmのホロウ、G2622は44.45mmのセンターブロックです。数字が近い型番でも、G2622をG2420の色違いとして扱えません。また、現行案内にはStreamliner Jetもあり、この系列を大きなf字孔付きの楽器だけと捉えると候補を落とします。
旧在庫や中古では、同じG2420T・G2622でもBT-3Sになる前の仕様が混ざります。系列名だけで現行の押し引き式コイルスプリットまで付いていると考えず、販売品のピックアップ名と操作欄を照合します。最初の一本で切替を使いたい場合は、ここが世代を見分ける実用的な条件です。
Electromatic|ホロウ・小型・Jet・CVTを一括りにしない
Electromaticは、価格だけでなく構造と電装の選択肢が広い系列です。今回の10機種でも、G5420TのFT-5E、G5655TGのBlack Top Broad’Tron、G5210T-P90のP-90Eは異なるピックアップです。
G5420TとG5422TGはClassic Hollow Body、G5655TGはCenter Block Jr.、G5230TはチェンバードのJetです。さらにPremier JetにはSphera Twin Sixと固定ブリッジが採用されています。「Electromaticだからこの音」「上位だからアーム付き」という一つの説明では選び分けられません。
新しいラインにはJet ClubやCVT、通常のギターより低い音域を扱うBaritoneもあります。Baritoneは胴の形だけを変えた商品ではなく、調弦や弦長まで確認する種類です。普段の6弦ギターと同じ感覚で注文したいなら、シリーズの中でも通常モデルと区別して商品名を読みます。
Synchromatic|FalconとNashvilleを比較する新たな軸
Synchromaticは、現在の主要系列を把握する際に外せないホロウの選択肢です。FalconとNashvilleを、Professionalとは別の系列として比較できます。
公式の両モデルは厚さ63.5mmで、エボニー指板とHi-Fidelity Filter’Tronを案内しています。指板は弦を押さえるネック表側の板です。一方、Nashvilleは24.6インチ、Falconは25.5インチの弦長で、弦を支える両端の設計上の間隔が違います。同じ系列と厚さでも、左手が移動する間隔や張りの条件まで同じではありません。
したがって、Synchromaticを単にElectromaticとProfessionalの間の金額と覚えるより、欲しいファミリーで何が変わるかを見る方が有用です。Falconの外観を選びたい人と、Nashvilleの寸法を選びたい人では比較の出発点が異なります。本文の10本は販売確認できた別の候補であり、この2機種を同じ商品カードへ置き換えてはいません。
Professional|復刻志向と演奏機能をモデル単位で見る
Professionalでは、Vintage Selectなどの復刻志向と、現在の演奏に合わせた部品構成を分けて読みます。同じファミリーでも、年代を意識したモデルと現在のNashvilleなどで仕様が変わります。
現在のProfessional Nashvilleは16インチ幅・24.6インチ弦長、Falconは17インチ幅・25.5インチ弦長を案内しています。両方とも63.5mm厚ですが、PRO-FT Filter’TronやArc-Toneという内部補強を備える仕様です。胴厚をそろえても、外形と弦長の差は残ります。
弦を通しやすいString-Thru Bigsby、弦を固定する機能のあるロッキングチューナー、付属ハードケースなどは、使う場面を想像しやすい比較項目です。高価格の理由を装飾だけへまとめず、弦交換、調弦、持ち出しで必要な仕様を一つずつ選びます。反対に、欲しい形に合わない一本を系列の高さだけで優先する必要はありません。
Custom Shop|一本ごとの製作仕様を読む
Custom Shopは、熟練の製作者による特別な楽器を求める場合の枠です。通常品の共通仕様表を一段上へ移しただけの系列としては扱いません。
公式では伝統的なモデルの現代的な製作に加え、アーティストモデルや特別なリクエストによる一本を紹介しています。検討するときは製作者、個別仕様、製作・販売条件の確認が中心になります。一般的なGretschの種類を知りたい段階なら、まず通常系列で形と構造を決める方が候補を整理しやすくなります。
形とファミリー一覧|Jet・Falcon・Nashvilleは何が違う?
Jetは比較的コンパクトな輪郭、FalconやNashvilleはGretschを代表するホロウ系の姿から探す入口になります。ただしファミリー名は内部構造を一律に保証する名称ではありません。
| ファミリー・形 | 見分ける入口 | 一緒に読む仕様 |
|---|---|---|
| Jet | 胴の片側がくぼむSingle-Cutなど、比較的まとまった輪郭 | チェンバード、ピックアップ、固定/Bigsby、系列 |
| Penguin | 小ぶりな外形と特徴的な装飾の系統 | 電気ギターかPenguin Acousticか |
| Falcon | 大きめの輪郭や華やかな装飾で知られる系統 | ホロウ/Center Block、胴幅・弦長、色 |
| Nashville/G6120 | 伝統的なシングルカットのホロウ系を探す入口 | 系列・世代、ピックアップ、内部補強 |
| Tennessean | 現行Professionalの例は16インチ幅・63.5mm厚 | 復刻年式の指定、胴厚や電装など個別仕様 |
| Country Gentleman | G6122T-62の例は51mm厚、描かれたf字孔を持つ密閉型ホロウ | 復刻年式・版による構造や操作の違い |
| Broadkaster | LXやJr.などセンターブロック系から探せる | 通常/Jr.、カット形状、ピックアップ |
| CVT | 左右にくぼみを持つ別の輪郭 | 通常のギター/Baritone/Bass |
Single-Cutはネックの付け根の片側、Double-Cutは両側にくぼみを作った形です。高いフレットへの手の入り方を考える材料になりますが、くぼみの数だけでネックの握りやすさや弦の張りまで決まりません。形の好みを選んだ後、ネックと胴の接合位置も実物で見ます。
Falconという名前には、公式一覧でホロウのほかCenter Blockの限定モデルもあります。またWhite Falconという通称だけでは、黒など別の仕上げを持つFalcon全体を説明できません。「白い大きなフルアコ」を探すのか、「Falconの装飾で中央補強型」を探すのかを商品名へ具体化できます。
Jr.は小型系を見つける手掛かりですが、短い弦長の子ども用という意味ではありません。例えばG5655TGは14インチの胴幅を持つCenter Block Jr.です。右腕が回り込む大きさを減らしたいのか、左手の指を広げる間隔を減らしたいのかで、調べる寸法が変わります。
Country GentlemanのG6122T-62は、穴を実際に開けたf字孔ではなく模した表示を持ち、TV Jones Classicを2基備えます。対して現在のProfessional TennesseanはPRO-FTを搭載し、16インチ幅・63.5mm厚です。この2例なら胴厚と電装を具体的に比べられますが、同名の全世代へ共通の仕様として広げず、Vintage Selectの復刻年式まで残して選びます。
ホロウ・センターブロック・チェンバードの構造を比べる
胴の左右に大きな空洞を残して中央を支えるのがセンターブロック、木材をくり抜いて空間を設けるのがチェンバードです。ホロウにも板を支える補強があり、「中に木があるかないか」だけでは区分できません。

G2420系のホロウにはParallel Tone Barsという平行の補強があり、G5420T・G5422TGにはTrestle Blockブレーシングがあります。ブレーシングは胴内部で板を支える材のことです。後者にBlockという文字があっても、メーカーはHollow Bodyとして分類しています。中央の大きな支えを持つG2622と同一の構造と扱いません。
G5655TGでは、さらにセンターブロック自体を軽量化するための空間を設けた仕様が示されています。Chamberedという語が補強材の説明に現れる場合もあるため、単語一つを拾って全モデルをJet型へ分類する読み方はできません。何をくり抜いているかを文脈ごとに読みます。
G5230TやPremier Jetは、マホガニー系の胴に空間を設けたチェンバード構造です。大きなf字孔が見えないことを理由に、内部が完全に詰まったソリッドだと決めることはできません。外観の穴、公式の販売カテゴリ、実際の内部構造という別の情報を分けるのが要点です。
増幅した音が胴や弦へ戻り、再び拾われて特定の音が鳴り続ける現象をフィードバックと呼びます。構造はその扱いに関わりますが、中央補強型なら発生しない、ホロウなら自宅でも使えないという二択ではありません。歪みと音量を普段の設定へ近づけ、アンプとの距離や向きも含めて試すと、使える条件を判断できます。
Gretsch以外も含めて中央補強型を比較したい人は、胴の大きさと操作で選ぶセミアコ10機種の比較へ進めます。ホロウの構造を先に選び、他社の標準型・薄胴・小型を見たい場合は、フルアコのボディサイズと電装の比較が参考になります。
型番の読み方|Gの数字・T・SKUを注文仕様へ照合する
型番は候補を探す手掛かりとして使い、最後はシリーズ・構造・ピックアップ・部品を公式表へ照合します。先頭の数字や末尾の文字だけで、価格や全仕様を確定する読み方には限界があります。

G2・G5・G6だけで現在の全製品を分類しない
今回の例ではG2420・G2622がStreamliner、G5420T・G5230TがElectromaticです。ProfessionalにはG6122T-62やG6128T-59などG6から始まるモデルがあります。ただし、これをすべての年代・楽器種類へ適用する完全な解読規則として使うことはできません。
例えばG5021E Rancher PenguinはAcoustic Collectionの製品です。G5から始まるという理由だけでElectromaticの電気ギターへ分類すると誤りになります。Premier Jetのように、商品名がGから始まる短い型番ではなく名称中心で案内される現在のモデルもあります。
数字を使って検索した後は、公式表のSeriesとBody Shapeを先に見ます。さらに「Classic」「LTD」「Vintage Select」などの語を残したまま比較すると、旧世代や限定品を通常モデルへ置き換えにくくなります。中古で短い型番しかない場合は、販売店へ仕様や年式の追加情報を求める理由になります。
T・TG・LHは意味のある手掛かりだが仕様表が確定情報
今回のG2622とG2622Tでは、T付きがBigsbyを備えます。G5422TGではBigsbyと金色の金属部品が商品名でも示され、LHは左利き用のモデルを探す手掛かりです。
Bigsbyはアームで弦の張りを変えて音程を揺らす機構です。Tがあるかを見れば今回の対になるモデルを探しやすくなりますが、Bigsbyの具体的な形式や、ブリッジがどう固定されるかまではT一文字から分かりません。金色部品の有無も、実物写真とHardwareの欄を対応させます。
G5210T-P90のP90は、今回のモデルで搭載するピックアップを区別する重要な部分です。型番後半を省いてG5210Tだけで注文候補をまとめると、目的の音を拾う方式が不明になります。色名以外にも情報があるため、購入直前は商品名の末尾まで読みます。
製品番号とシリアル番号を混同しない
SKUという製品番号は色や仕様を区別する番号、シリアル番号は手元の一本を識別する番号です。Gretschの公式表にあるModel Numberも、短いG型番とは別の長い製品番号として照合します。
例えばG2622 Gunmetalの公式番号は2817050568です。同じG2622でも色が変われば、照合する製品番号が変わります。一方、届く個体の重さや調整状態を確かめるには、販売店がその一本を測った情報や個体の状態説明が必要です。商品番号が一致することだけでは、その確認を済ませたことになりません。
通販では商品名、色、左右、世代、製品番号、付属品の順に照合します。写真が代表画像の場合には色名を、旧仕様と現行が混在する場合にはピックアップ名を優先して見ます。数字を読む目的は年表を暗記することではなく、注文したい一本と案内の仕様を一致させることです。
販売を確認したGretschの電気ギター10機種を比較する
10本はホロウ、センターブロック、Jetの違いを見渡せる候補です。価格順や音質順位ではなく、近い機種を並べて比較できる順にしています。色違いだけで商品数を増やしていません。
| モデル | 系列・構造・胴厚 | ピックアップ | 弦の固定・操作・特徴 | 取得価格 |
|---|---|---|---|---|
| G2420 Streamliner Claret Burst | Streamliner/ホロウ・70mm | BT-3S×2 | Chromatic II固定/コイルスプリット | ¥69,800 |
| G2420T Streamliner Brandywine | Streamliner/ホロウ・70mm | BT-3S×2 | Bigsby/コイルスプリット | ¥91,630 |
| G2622 Streamliner Gunmetal | Streamliner/センターブロック・44.45mm | BT-3S×2 | V-Stoptail固定/コイルスプリット | ¥77,157 |
| G2622T Streamliner Steel Olive | Streamliner/センターブロック・44.45mm | BT-3S×2 | Bigsby/コイルスプリット | ¥80,023 |
| G5420T Electromatic Classic Two-Tone Anniversary Green | Electromatic/ホロウ・70mm | FT-5E Filter’Tron×2 | Bigsby B60/高音補償付きマスター音量 | ¥104,788 |
| G5422TG Electromatic Classic Snowcrest White | Electromatic/ホロウ・57mm | FT-5E Filter’Tron×2 | Bigsby B60/金色部品 | ¥141,923 |
| G5655TG Electromatic Center Block Jr. Cadillac Green | Electromatic/Center Block Jr.・44.45mm | Black Top Broad’Tron×2 | Bigsby B70/胴幅14インチ | ¥138,000 |
| G5230T Electromatic Jet FT Cadillac Green | Electromatic/チェンバードJet・47mm | Black Top Filter’Tron×2 | Bigsby/個別音量+マスター | ¥89,600 |
| G5210T-P90 Electromatic Jet Two 90 Vintage White | Electromatic/チェンバードJet・47mm | P-90E×2 | Bigsby B50/シングルコイル | ¥82,478 |
| Electromatic Premier Jet Robusto Burst | Electromatic/チェンバードJet | Sphera Twin Six×2 | LockDown固定/個別No-Loadトーン | ¥87,400 |
胴厚はメーカーの公称値で、突起を含むケース用の最大寸法ではありません。Premier Jetの胴厚は今回の公式表で確認できず、空欄を写真から推測していません。個体重量も未実測なので最軽量ランキングにはしていません。価格は表と商品カードの取得値を使い、付属品は注文条件で確認できます。以下のSoft C、Classic C、Thin Uは、握るネック裏側の断面形状の呼称です。
G2420|アームなしのホロウを選ぶ
G2420は、厚みのあるホロウでBT-3Sの切替を使い、アーム機構は必要としない人の候補です。G2420Tとの比較では、まずアームを使う表現があるかを決められます。
平行トーンバーを持つ合板メイプルの胴に、Soft C形のナトーネックとローレル指板を組み合わせます。Classic系のG5420Tへ予算を上げる前に、同じ70mm厚でも内部補強とピックアップが違うことを見比べる基準になります。
Chromatic IIは弦の末端を固定する部品で、音程を揺らすアームではありません。ホロウの姿を選びつつ音程の揺れを必須にする人には、G2420の外観だけでは目的を満たせません。今回の商品案内はClaret Burstです。
Gretsch
G2420 Streamliner Claret Burst
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥69,800
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 11:56時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
G2420T|ホロウとアーム、分割切替を一緒に使う
G2420Tは、ホロウでBigsbyを使い、BT-3Sのコイルスプリットも試したい人に向きます。今回のBrandywineはBT-3Sを搭載する世代として確認しています。
コイルスプリットは、2つのコイルを組み合わせるハムバッカーの働かせ方を切り替える機能です。マスター音量の押し引きで操作し、前後それぞれの音量と全体の音量を分けて扱えます。曲中に全体音量を変えることと音色切替を近い位置で行いたい場合に、機能の価値があります。
ただし、アームを使わない人には機構が増えます。弦交換やアーム操作まで含めて選ぶ必要があり、前後それぞれに独立したトーンつまみを求める構成でもありません。
Gretsch
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥91,630
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 13:50時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
G2622|薄めの中央補強型と固定式を選ぶ
G2622は、センターブロック構造にマスター音量と分割切替を組み合わせたい人の基準です。アームなしの固定式なので、同世代のG2622Tと用途を分けやすくなります。
44.45mm厚の合板メイプルの胴とBT-3Sを備え、前後の音量比率を作った後にマスターで全体を動かせます。例えば伴奏でネック側を多めに混ぜ、ソロ前に全体だけ上げたい場合には、この操作のまとまりが選ぶ理由になります。
商品案内のGunmetalは、固定のV-Stoptailを持つ国内販売品です。中央補強を選んでも大きな胴の張り出しまで小型化されるわけではないため、コンパクトさが主目的ならJr.系も比較対象に残します。
Gretsch
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥77,157
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 13:50時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
G2622T|中央補強型にBigsbyを加える
G2622Tは、G2622の構造とBT-3Sの操作を選びながら、アームも使いたい人の候補です。今回のSteel Oliveを、G2420Tと同じホロウとして扱わないことが選び分けの出発点です。
公称厚44.45mm、Soft C形ネック、ローレル指板という仕様を確認できます。G2420Tとの比較なら、ピックアップと分割切替を共通の条件にして、70mmのホロウと44.45mmのセンターブロックを抱え比べられます。
アーム機構を使いたくないならG2622が残ります。また、Bigsby付きという共通点だけでG5655TGを同じ小ささの色違いと考えず、Jr.の胴幅とピックアップまで比較すると、追加費用の使い先を決められます。
Gretsch
G2622T Streamliner Steel Olive
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥80,023
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 11:56時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
G5420T Electromatic Classic|補強とFT-5Eを選ぶ
G5420T Classicは、GretschのホロウでFT-5E Filter’Tronを選びたい人に向きます。G2420Tと同じ70mm厚でも、内部補強と電装が異なります。
今回のTwo-Tone Anniversary GreenはTrestle Blockブレーシング、Classic C形メイプルネック、Bigsby B60を備える仕様です。マスター音量には、下げたときの高音の減り方を補うトレブルブリード回路があります。
一方、BT-3S世代のStreamlinerにあるコイルスプリットを、このClassicへ自動的に期待できません。色や装飾だけでなく、ピックアップを替えた基本音と、使うつまみを選ぶための予算差と考えると比較が具体的になります。
Gretsch
G5420T Electromatic Classic Two-Tone Anniversary Green
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥104,788
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 11:56時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
G5422TG|同じFT-5Eで薄さとダブルカットを選ぶ
G5422TGは、G5420Tと近い電装を保ち、57mm厚とダブルカットの形を選ぶ候補です。ホロウが欲しいものの、70mm厚の張り出しが気になる人に比較する理由があります。
厚さの差は公称値で13mmです。FT-5E、Trestle Block、Classic C形ネック、Bigsby B60は共通するため、胴厚と輪郭を主な違いとして試せます。今回のSnowcrest Whiteは金色の金属部品を備えます。
薄くなったことだけで、センターブロック構造へ変わるわけではありません。金色部品や白い外観を選ぶ価値と、胴の支え方を選ぶ条件を分けます。中央補強型を必須にする用途ならG5655TGなどへ比較を移します。
Gretsch
G5422TG Electromatic Classic Snowcrest White
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥141,923
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 11:56時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
G5655TG|Center Block Jr.とBroad’Tronを選ぶ
G5655TGは、14インチ幅の小ぶりな中央補強型で、Bigsbyも使いたい人の候補です。大きなホロウの外形が身体に合わないときに、Gretschの別構成を試せます。
厚さ44.45mmの胴に、空間を設けたスプルースのセンターブロック、Black Top Broad’Tron、Thin U形ネック、Bigsby B70を組み合わせます。G2622TのSoft CとBT-3Sから、胴の大きさだけでなくネックや電装も変わります。
そのため、Jr.だからG2622Tの音と操作をそのまま縮小した楽器ではありません。BT-3Sの分割切替を目的にしている人や、FT-5Eを指定して探す人には別の候補が合います。商品案内はCadillac Greenです。
Gretsch
G5655TG Electromatic Center Block Jr. Cadillac Green
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥138,000
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 11:56時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
G5230T|Jetの輪郭とFilter’Tron系を選ぶ
G5230Tは、Jetの輪郭でBlack Top Filter’Tronとアームを使いたい人の候補です。大きなホロウを選ぶこととは別に、Gretschの電気ギターを探せます。
マホガニーの胴に空間を作りメイプルトップを組み合わせるチェンバード構造で、公称厚は47mmです。Thin U形ネック、ローレル指板、前後の音量に加えてマスター音量とトーンを持つ仕様です。
Black Top Filter’TronとG5420TのFT-5Eでは、ピックアップの具体名も異なります。同じJetの輪郭でP-90を使う次のG5210T-P90と比べると、アームを共通条件にして音を拾う方式の差へ集中できます。アームが不要で固定式を選びたい人は、このG5230Tより後述するG5220やPremier Jetを比較先にします。
Gretsch
G5230T Electromatic Jet FT Cadillac Green
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥89,600
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 11:56時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
G5210T-P90|同じJet系でシングルコイルを選ぶ
G5210T-P90は、Jetの形とBigsbyを保ちながらP-90Eを選びたい人に向きます。GretschのピックアップをすべてFilter’Tronと考えないための、違いが明確な候補です。
P-90はコイルを一つ使うシングルコイルの方式です。このモデルは2基を搭載し、チェンバードのマホガニーとメイプルトップ、Thin U形ネック、Bigsby B50を組み合わせます。G5230Tと形の系統をそろえて、振動を拾う方式へ比較を移せます。
ハムバッカーと同じ雑音の打ち消し方を前提にはできません。ノイズの少なさを最優先する用途なら、照明や電源機器のある環境でも確かめます。Vintage Whiteの写真が好みでも、商品名のP90を省いて選ばないことが大切です。
Gretsch
G5210T-P90 Electromatic Jet Two 90 Vintage White
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥82,478
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 11:56時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
Electromatic Premier Jet|固定式と新しい操作構成を選ぶ
Premier Jetは、Jet系の外形でアームを使わず、前後それぞれのトーンを調整したい人の候補です。従来の「個別音量2つ+マスター音量・トーン」とは操作の配分が変わります。
Robusto Burstの公式仕様はSphera Twin Sixハムバッカー2基、マスター音量と独立したNo-Loadトーン2つ、固定のLockDown Locking Bridgeです。ブリッジは胴側で弦を支える部品です。指板はエボニーで、低いフレット側から高い側へ丸みが緩くなるコンパウンドラジアスを採用します。10〜14インチはその曲面の半径で、弦長の値ではありません。
トーンは音の明るさを調整するつまみで、No-Loadは最大位置で通常のトーン回路を経由しない仕組みです。トーンを前後別に使いたい人には選ぶ理由がありますが、前後の音量比率を個別つまみで作る従来型の操作が必須なら合いません。マスターは全体、個別は各ピックアップに対する操作を指します。
Gretsch
Electromatic Premier Jet Robusto Burst
▶ Gretsch公式サイトで製品情報を見る¥87,400
Amazon.co.jp 調べ ・ 2026年11月4日 11:56時点
※価格および在庫状況は変更される場合があります。
※Amazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。
ピックアップとつまみの違いを、曲中の使い方へ対応させる
音の好みを比べる前に、ピックアップの種類と手元で変えたい設定を決めます。GretschにはFilter’TronだけでなくBroad’Tron、P-90、Spheraなどがあり、つまみの数が同じでも役割は共通とは限りません。
Filter’TronとBroad’Tronは、コイルを2つ組み合わせるハムバッカー系の名称です。ただし同じ名称の中にもBT-3S、FT-5E、Black Topなどの違いがあります。出力の強さや明るさを名前から厳密な数値へ変換せず、同じアンプ・近い音量で弾いて聴く対象として扱います。
今回のStreamlinerで伴奏とソロを切り替えるなら、通常状態とコイルスプリットで音量がどう変わるかまで試します。切替後の聞こえ方が小さくなった場合、それをそのまま曲中に使えるかは別の判断です。
Premier Jetでは、例えば前側は高音を抑え、後側は明るくして切替スイッチで使い分ける音作りができます。曲の途中で二つの基本音を往復する人なら、この具体的な設定を作ってから弾くと、個別トーンの役割を試せます。
トーンスイッチを持つモデルと、つまみで連続的に変えるモデルも別です。公式の基本操作ガイドは複数の配列を紹介しているため、ブランド共通のつまみ配置が一つだけあると覚えず、試奏では対象モデルの配列と手の動きを対応させます。見た目を眺める段階から、曲中にどこを触るかへ選択を進められます。
アコースティック系はRancher・Jim Dandy・Rootsを別に見る
弾き語り用のGretschを探す場合は、電気ギターのJetやFalconの表から離れ、Acoustic CollectionやRootsの中で用途を選びます。装飾や名前が似ていても、振動を拾う方式と接続する機器が異なります。
Rancherにはアコースティック系のモデルがあり、Rancher Penguinは小型のパーラーサイズと電気出力を組み合わせた例です。G5021EはFishman Presys IIIを搭載し、音量・音質とチューナーを手元で扱います。電気ギターPenguinの小さい色違いとして選ぶ製品ではありません。
Jim Dandyは、持つ大きさや素朴な外観からアコースティック系を探す入口です。Rootsにはリゾネーターなどもあり、金属の共鳴部を使う楽器やウクレレまで、通常の6弦ギターと同じ前提では比較できない種類が含まれます。欲しい弦数、調弦、アンプへ出す必要の有無を先に分けると、系列名だけで迷い続けずに済みます。
アンプへ出すなら、出力端子だけでなく内蔵プリアンプの電源と接続先を考えます。プリアンプは、拾った音を後の機器へ渡しやすく整える回路です。磁気ピックアップの電気ギター用の音作りと、アコースティック系の音を整える構成を同じにするかは、実際の目的で選びます。
購入候補は形を決めてから、構造と操作で2本へ絞る
見た目が気に入った一本から始めても、最後に構造と操作を照合すれば候補を具体化できます。予算を増やす前に、何を変えたいのかを一つ選ぶと比較の意味が明確になります。
| 希望する条件 | 最初に比べる2本 | 決め手 |
|---|---|---|
| 厚みのあるホロウ、BT-3Sを使う | G2420/G2420T | アームが必要か |
| 薄めの中央補強型、BT-3Sを使う | G2622/G2622T | 固定V-StoptailかBigsbyか |
| FT-5Eのホロウを選ぶ | G5420T/G5422TG | 70mm単一カットか57mm両側カットか |
| Bigsby付きJetの電装を選ぶ | G5230T/G5210T-P90 | Filter’Tron系かP-90か |
| Jetでアームと操作構成を選びたい | G5230T/Premier Jet | Bigsbyと個別音量か、固定式と個別トーンか |
例えばG5420Tの外観が好きでも右腕が持ち上がるなら、同じ電装のG5422TGで13mm薄い公称厚を比べられます。それでも胴幅が気になるなら、G5655TGへ候補を移します。ただし後者ではホロウからセンターブロック、FT-5EからBlack Top Broad’Tronへも変わるので、解決したい寸法と引き換えに変わる仕様を把握できます。
アームなしで前後の個別音量を残したい場合は、G5220 Electromatic Jet BT with V-Stoptailも公式仕様の比較先です。固定式と個別音量2つ・マスター音量・トーンを備えますが、ピックアップはBlack Top Broad’Tronで、G5230TのFilter’Tronとは異なります。この追加例は国内の販売確認10本へ数えておらず、購入先は別に確認する必要があります。
最後に、移動するならケースの適合と付属条件を加えます。胴幅だけでなく、厚さ、ネック支持、ヘッド周り、Bigsbyを押さえ込まない空間を照合します。手持ちのアンプやケーブルが使える人と、最初からそろえる人では不足品が違うため、本体価格に必要な物だけを足した総額で候補を残します。
Gretschの種類と型番でよくある質問
迷いやすい点は、シリーズ名と内部構造を同一視すること、小型ボディを短い弦長と決めること、同じ型番を同じ世代と扱うことです。
Gretschはホロウのギターだけですか?
ホロウ以外にもセンターブロック、チェンバードのJet、CVT、アコースティック系などがあります。f字孔のある大きな外観だけをブランド全体と考える必要はありません。
ElectromaticとStreamlinerは価格だけの違いですか?
ピックアップ、内部補強、ネックや操作なども変わります。今回ならBT-3SのG2420TとFT-5EのG5420Tを比べると、同じ70mm厚とBigsbyを共通条件にして、補強と電装の差を確認できます。
小さなJr.なら手の小さい人にも合いますか?
Jr.は胴の小型化を探す手掛かりで、指を広げる間隔まで短いことを意味しません。左手が悩みなら弦長とネックの厚さ、右腕が悩みなら胴幅・厚さを別に確認します。
同じ型番の中古なら現行仕様と同じですか?
世代でピックアップや補強、操作が違う場合があります。商品名に加え製品番号、年式、電装の写真と説明を対応させ、現行の機能を過去の一本へ自動的に当てはめない選び方が必要です。
出典・参考資料
- Gretsch Japan:現行製品・シリーズ・ファミリー一覧
- G2420の構造・電装/G2420T Brandywine
- G2622 Gunmetal/G2622T
- G5420T Anniversary Green/G5422TG Snowcrest White
- G5655TGの寸法・構造/G5230T Cadillac Green
- G5210T-P90の公式仕様/Premier Jet Robusto Burst
- Synchromatic Nashville/Synchromatic Falcon
- Professional Nashville/Professional Falcon
- G5021E Rancher Penguin/Custom Shop
- Gretschギター基本操作ガイド
- Professional Tennesseanの寸法・電装/Country Gentleman G6122T-62の胴厚・f字孔
仕様・販売情報の確認日:2026年11月4日。価格・在庫・付属品は販売条件で変わります。本文図は構造や分類を説明する概念図で、特定モデル内部の正確な設計図ではありません。表紙は生成したイメージで、商品写真は各カードを参照してください。






