動画編集スクールを比較|受講総額・添削・学習時間

DTM・制作

広告:この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。広告リンクからの申込み等により、運営者が報酬を受け取る場合があります。

動画編集スクールは、受講料の安さだけでなく、作品を直してもらえる範囲と、仕事や家事の後に確保できる学習時間で選びます。クリエイターズジャパン、忍者CODE、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの3校について、買い切り教材と期間の決まった講座を分けて比べます。

一人で教材を進め、困った箇所を文章で聞きたい人と、画面を見てもらいながら課題を直したい人では、必要な支援が違います。この記事では公式の講座・料金・FAQを照合し、ソフト代を含む予算例、質問と添削の違い、一週間の学習計画まで具体化します。筆者による受講体験談ではありません。

EMMUSでは、バンドの演奏動画や歌ってみた、自作曲のMV(ミュージックビデオ)を自分で仕上げたい人も読者として想定しています。3校はいずれも一般向けの動画編集講座なので、MVを作る目的で申し込む人が相談で確かめる点は、後半の「MV・演奏動画を作りたい人が、相談で確かめること」にまとめました。

教材で学ぶ、文章で質問、作品への指導という支援の違い。
  1. 動画編集スクール3校は、必要な支援の形から選ぶ
  2. 受講総額は、講座代・ソフト代・継続支援を分けて比べる
    1. Premiereの年間契約を「3か月分だけの料金」にしない
    2. サロン、卒業制作、通学費は使う場合だけ足す
    3. 分割払いや補助制度の表示と、契約総額を分ける
  3. 添削は、質問できるかより「何を直してもらえるか」で比べる
    1. 困りごとを三種類に分けると、必要な添削が分かる
    2. 夜に質問を送れることと、その場で答えが来ることは違う
  4. 学習時間は、教材を見る時間と作品を作る時間に分ける
    1. 週8時間を確保する一週間の例
    2. 提出、返答、修正を一つの学習単位にする
  5. 通学とオンラインは、自宅環境と来校条件まで確認する
    1. 手持ちのパソコンで短い作品を一度保存する
    2. 教材を見る端末と、編集する端末を分けて考える
  6. 案件紹介は、学習支援・応募支援・仕事の条件を分ける
    1. 最初の仕事は、制作以外のやり取りも時間に含める
  7. 予算と生活の条件を組み合わせると、候補を絞れる
    1. 予算15万円でも、同じ余裕が残るわけではない
    2. 平日20時に通える人は、移動を含めて制作時間を比べる
    3. 申し込む前に一週間だけ学習を試す
  8. MV・演奏動画を作りたい人が、相談で確かめること
  9. 動画編集スクールを申し込む前のよくある疑問
    1. 独学でもできるなら、スクールを選ぶ意味はありますか?
    2. 受講料が高いほど仕事を得やすくなりますか?
    3. スマートフォンだけで受けられますか?
    4. 購入後に合わなければ返金されますか?
  10. 相談では、見積もりと添削の例と一週間の予定をそろえる
  11. 出典・参考資料

動画編集スクール3校は、必要な支援の形から選ぶ

初期の教材代を抑えて自分で進めたいならクリエイターズジャパン、期限を区切らずチャットで質問しながら進めたいなら忍者CODEの独学プラン、通学とオンラインを組み合わせて制作物への個別指導を受けたいならデジタルハリウッドSTUDIO by LIGが候補です。金額の順番を学習効果の順位に置き換えず、どこで助けが必要かで絞ります。

必要な学び方と候補になるコース
候補 公式案内から分かる学び方 選ぶときの境目
クリエイターズジャパン 動画教材を自分のペースで視聴。LINE等で質問 質問を続ける場合は、2か月目以降のサロン(受講生向けの交流・質問の場)加入と継続費用を考える
忍者CODE・独学プラン 動画教材と無期限のチャットサポート 定期的な個別面談は付かない。文章で困りごとを伝えて進められるか
忍者CODE・案件獲得保証プラン 教材・チャットにメンター(学習相談の担当講師)との相談と条件付きの案件紹介を追加 学習支援と紹介条件に差額分の必要性があるか
LIG・動画編集入門プラン 2か月で課題制作と個別フィードバック(作品への改善点の助言)。通学とオンラインを併用 週8〜10時間の学習目安と最低1回の来校に対応できるか
LIG・動画ディレクター専攻 3か月で編集に加え企画・デザイン・マーケティングも学ぶ 編集操作以外の制作工程も学びたいか。卒業制作は任意の追加受講

例えば、自分のチャンネルの短い動画を月に数本作りたい人は、素材を切る、字幕を付ける、音を整えるところから始められます。一方、企業の紹介映像を企画から担当したい人には、誰へ何を伝えるか、撮影前に何を準備するかも必要です。名前が同じ動画編集コースでも、目指す仕事の範囲を先にそろえると比較しやすくなります。

すでに編集操作ができ、仕事への応募だけで止まっている人は、入門操作を長く学び直すより、作品集や提案文を見てもらえるかが大切です。ポートフォリオとは、自分が何を作れるかを伝える作品集です。完成動画だけでなく、担当した範囲や制作の意図を説明できる形にすることが、授業内容を選ぶ一つの目標になります。

比較対象はこの3校の一般向けコースです。全スクールを順位付けした調査ではなく、学び方の違う候補を同じ軸で調べています。掲載する講座を選ぶ際は、料金の公開範囲、受講形式、質問・作品指導の案内を確認し、確定できない条件を推測で埋めない方針です。

2校については、料金と支援の範囲を個別の記事でも整理しています。サロン代の計算や教材の構成は「クリエイターズジャパンの受講費用とサポート範囲」、独学プランと案件獲得保証プランの差は「忍者CODEの動画編集コース|料金・相談前の確認点」で確認できます。

受講総額は、講座代・ソフト代・継続支援を分けて比べる

下表は受講料の税込表示です。買い切り型と期間の決まった講座を分け、パソコンやソフト、任意の継続サービスをすべて含む金額としては扱いません。使うコースを決めてから、必要な追加費用を足します。

受講料にソフト代、継続支援、通学費を加える予算の組立て。
支払いの入口と、別に予算を置く費用
コース 受講料 別に考える費用・条件
クリエイターズジャパン・ベーシック 79,800円(税込) ソフト、PC、必要ならサロン継続。サロン掲載額は2,480円で税区分は要確認
忍者CODE・独学 98,000円(税込) ソフト、PC。無期限チャットと定期面談は別
LIG・動画編集入門 151,800円(税込)/2か月 使用する複数ソフト、自宅PC、通学費。校舎PCの利用と自宅用契約を区別
LIG・動画ディレクター 385,000円(税込)/3か月 ソフト等に加え、任意の卒業制作1か月は64,900円の追加受講
忍者CODE・案件獲得保証 488,000円(税込) ソフト、PC。紹介される仕事の金額を受講料から先に引かない

クリエイターズジャパンには149,600円のマスタープランも掲載されていますが、今回確認できた情報だけではベーシックとの提供範囲の差を一式で確定できません。安いプランに上位プランの支援がすべて付くと考えず、選択するプランの内容を購入画面でそろえます。本稿の計算はベーシックを対象にします。

Premiereの年間契約を「3か月分だけの料金」にしない

Adobe公式で確認した個人向けPremiere単体は、年間プランの月々払いで月3,280円(税込)です。12回の支払額は39,360円になります。月ごとに料金が引き落とされても一年の契約なので、スクールを3か月受けるから9,840円で終わると見積もるのは適切ではありません。

年間契約を新しく一つ用意し、その契約料まで予算に入れる場合、クリエイターズジャパンは79,800+39,360=119,160円、忍者CODE独学は98,000+39,360=137,360円、案件獲得保証は488,000+39,360=527,360円です。これはパソコン購入費やサロン代などを除く計算で、実際の全費用を保証するものではありません。

すでにPremiereを使える契約を持っていれば、同じ契約を二重に買う必要はありません。今の契約で必要なソフトを利用できる期間と、更新時に支払う額を確認して追加分だけを予算化します。学生向けやスクール経由の購入条件が使える場合も、通常価格から勝手に値引きせず、購入資格と利用期間が確認できてから差し替えます。

LIGの入門プランはPremiere ProとAfter Effectsを扱います。After Effectsは、文字や図形を動かしたり映像を合成したりするソフトです。Premiere単体だけの39,360円を足して、両方のソフトを含む総額にすることはできません。学校が案内する特別価格や複数ソフトの契約額を聞き、自宅で使う期間までそろえる必要があります。

一般の個人契約で複数ソフトを用意する予算例として、Adobe Creative Cloud Proの通常価格は年間プランの月々払いで月9,080円(税込)、12回で108,960円です。PremiereやAfter Effects等を含むこの契約を新規に一年利用するなら、LIG入門は151,800+108,960=260,760円、動画ディレクター専攻は385,000+108,960=493,960円になります。PC・交通費・任意の卒業制作は別です。これは学校指定の必須契約や最安額ではなく、通常価格による予算例です。

動画ディレクター専攻ではPhotoshop、Illustrator等も案内されています。学校経由の特別購入が使える場合は、実際の価格と利用期間が確認できてから上のソフト代を置き換えます。学ぶソフト名の多さだけで決めず、どの課題で使い、自宅でも必要かを明らかにすると、契約を選びやすくなります。

サロン、卒業制作、通学費は使う場合だけ足す

クリエイターズジャパンのサロンは初月無料の案内があり、その後は掲載額2,480円で継続課金されます。販売条件は31日ごとの課金、FAQは月額と日付例を示しているため、暦の月数から回数を決めず、実際の更新回数で計算します。2回有料更新する仮定なら4,960円を加え、上の受講料とPremiereの予算は124,120円になります。

サロン料金の税込・税別は確認した表示で確定できないため、この例は掲載額をそのまま使った参考計算です。無料期間の起点、次の課金日、退会手続き後の扱いを購入時に確認します。教材代を分割している場合、サロンをやめることと教材代の残額は別に管理します。

LIGの動画ディレクター専攻で任意の卒業制作を追加するなら、受講料の掲載額は385,000+64,900=449,900円になります。3か月の基本講座に卒業制作1か月を追加する計算です。自主制作への質問ができることと、卒業制作の追加受講を申し込むことを混同せず、自分の作品集をどこまで作るかで選びます。

通学費も使い方で変わります。仮に1往復800円で月4回、2か月通うなら6,400円です。これは居住地を決めない予算例で、実際は自分の経路と回数に置き換えます。遠方から最低1回来校する人は、月々の交通費より、その一回の移動や必要な宿泊の負担が判断を変える場合があります。

分割払いや補助制度の表示と、契約総額を分ける

忍者CODEは独学プランの10回払いを9,800円ずつ、案件獲得保証プランの20回払いを24,400円ずつとして金利なしを案内しています。これらは受講料を分けて払う方法で、好きな月に停止できる月額講座の説明ではありません。学習が先に終わっても支払い回数が自動的に減るとは考えません。

LIGなどの月々の小さい金額を他校の一括受講料と直接比べず、支払回数、手数料、最終的な合計で並べます。補助制度についても、対象講座であることだけで自分に必ず適用されるとは限りません。ここでは補助を引く前の受講料を基準にし、雇用状況、受講後の進路、必要書類と適用時期は個別に確認する扱いにします。

相談時には、教材・指導の料金、ソフト、自宅PC、継続支援、交通費、支払手数料を分けた見積もりを残しましょう。金額がまだ分からない欄を0円にしないことが大切です。その欄の回答がそろうと、最初の安い表示に引かれたのか、必要な支援まで含めて納得できるのかを判断できます。

添削は、質問できるかより「何を直してもらえるか」で比べる

質問サポートは、操作や学習内容の疑問に答えてもらう支援です。添削は、提出した作品を見て改善点を指摘してもらう支援です。両方を同じ「サポートあり」でまとめると、どこへ費用を払うかが分からなくなります。予約した時間に画面を見てもらう個別相談も、文章を送って返答を待つ方法とは異なります。

操作の疑問、作品の改善、応募の準備で相談内容を分ける。
3校の質問・作品指導と利用範囲
候補 確認できた内容 別に確かめる内容
クリエイターズジャパン LINEの質問、サロン内の相談。販売案内には実践課題の講師添削あり。プラン別の適用範囲は要照合 選ぶプランで添削される作品、提出回数、回答形式と期間
忍者CODE・独学 Slackという業務用チャットで質問可能。受講・サポートは無期限。公式比較表では課題のフィードバックはなし 定期の個別面談はなし。作品の添削が主目的なら、案件獲得保証プラン等と比較
忍者CODE・案件獲得保証 チャットにメンターによる個別相談と、オンラインでの課題の直接フィードバックを追加 面談回数は公式表示に8回と10回の差があるため、契約する内容を確定
LIG・動画編集入門 制作課題に回数無制限のフィードバック。課題以外の制作物への質問も可能 2か月の在籍中に利用する枠、返答までの時間、再提出の扱い
LIG・動画ディレクター 個別指導に加え、3回の制作講評会を案内 講評会の日程と参加方法、自分の作品を見てもらう準備

講評とは、作品を見てよい点や改善点を具体的に説明することです。「映像が単調」という感想だけでなく、「冒頭で目的が伝わっていない」「字幕が背景と重なり読みにくい」のように直す場所まで分かるかを見ます。講師が代わりに完成させるサービスを求めるのか、自分が改善できる説明を求めるのかでも、相談内容が変わります。

クリエイターズジャパンの販売案内には、実践編の課題をコミュニティへ提出し、講師が添削する説明があります。この公開情報と、選ぶベーシックプランでの具体的な対象課題・利用回数・期間が確定していることは別です。購入前にプラン名と利用範囲を合わせます。

困りごとを三種類に分けると、必要な添削が分かる

操作で止まっている人は、例えば「字幕を動かすと別の映像までずれる」という場面を示します。作品の完成度で迷う人は、「30秒の案内動画を作ったが、最後まで見ても何の告知か伝わりにくい」と目的を添えます。仕事への応募で止まる人は、作品集と担当範囲の説明を示します。これらは同じ質問窓口で同じ深さまで対応されるとは限りません。

スクールの無料相談で実際に作品を添削してもらえるとは限りませんが、こうした質問例を一つ伝えれば、受講後のどの支援で扱うかを聞けます。「添削は手厚いですか」という抽象的な問いより、「この種類の完成動画を、途中版から再提出まで見てもらえますか」のほうが、コースの差を判断しやすくなります。

返ってくる形も確認します。文章の箇条書き、音声付きの画面説明、予約した面談では、自分にとって理解しやすい方法が違います。長い文章を読みながら作業できる人ならチャットが使いやすく、画面のどこを触るか分からなくなる人なら、実際の画面を共有して相談できる場に価値があります。

夜に質問を送れることと、その場で答えが来ることは違う

忍者CODEの24時間質問可能という案内は、深夜でも送れることを示します。全時間帯の即時回答を保証する表現としては扱いません。クリエイターズジャパンもいつでも質問を受け付ける一方、FAQ内の基本返信時間は10〜17時と10〜20時で一致していないため、本稿では一方を確定時間として採用しません。

平日の22時から一時間だけ制作する人が、その場の返答を前提にすると、止まった日の学習が進まなくなります。回答待ちの間にできる素材整理や、別の教材の視聴を一つ用意しておくと、文章で質問する学び方を使いやすくできます。即座の相談が必要な人は、通学や面談の予約時間を自分の生活に合わせて確認します。

LIGは校舎でトレーナーによる個別指導を受けられる案内ですが、教室が開いている全時間に動画専門の担当へ即座に相談できるとまでは読み替えません。利用する校舎での担当日、オンライン相談の枠、混雑時の順番を聞けば、学習する時間帯との適合を具体化できます。

学習時間は、教材を見る時間と作品を作る時間に分ける

公式の学習期間は、自分が同じ期間で技能を身に付ける保証ではありません。教材の視聴を終えることと、見本なしで一つの作品を完成できることは違います。下表の目安に、手を動かす時間と添削後の修正時間を重ねて予定を立てます。

週8時間の予定例を平日各1時間と週末各3時間に分ける。
期間の表示と、学習計画へ置き換えるポイント
候補 公式の目安・期間 予定へ入れるときの考え方
クリエイターズジャパン 1日1時間で1か月の学習完了を提案。教材視聴は自分のペース 長引く場合の質問支援の加入条件と更新回数を見込む
忍者CODE・独学 2〜3か月の目安。受講期限は無期限 固定締切がないため、自分で課題の提出・完成予定を置く
LIG・動画編集入門 2か月。週8〜10時間程度、個人差あり 一週間の制作時間を先に確保して、課題の修正を期間内に回す
LIG・動画ディレクター 3か月。任意の卒業制作は追加1か月 入門プランの週8〜10時間をそのまま当てはめず、選ぶ課題で相談

動画を30分視聴した後、同じ作業を自分のパソコンで試すのに何分かかるかを測ってみましょう。説明を止めながら操作したり、素材を探したりするため、動画の長さと学習時間は一致しません。倍速で見られることだけを学習計画の根拠にすると、実際に作る時間が不足しやすくなります。

週8時間を確保する一週間の例

LIG入門の目安を生活へ置き換える例として、火曜日1時間、木曜日1時間、土曜日3時間、日曜日3時間で週8時間を作れます。平日は操作の復習と質問文の整理、休日は課題制作と修正に使う配置です。これは編集上の予定例であり、各校が定めた受講時間割ではありません。

土曜日の3時間は、素材の確認30分、編集90分、見直しと書き出し60分に分ける例もあります。書き出しとは、編集途中のデータを動画ファイルとして保存する工程です。編集画面では問題がなくても、完成ファイルを再生して字幕や音を確認する時間まで予定に入れます。

一方、平日に30分を2回と休日2時間しか取れないなら、合計は週3時間です。週8時間を前提とする例の半分にも届かないので、2か月で同じ課題量をこなせるとは考えません。期間の長い学び方を検討するか、開始時期を繁忙期の後へずらすかを、申込み前に相談するほうが具体的です。

仕事が不規則な人は、使えた時間だけでなく、制作を中断した理由も一週間記録します。予定がずれたのか、パソコンが動かなかったのか、操作が分からず止まったのかで必要な対策が変わります。時間がないと思っていた原因が、実は質問できる場所がなく同じ操作を探し続けたことなら、支援の選び方を変える意味があります。

提出、返答、修正を一つの学習単位にする

添削を受ける講座では、課題を作って提出した日を学習の終わりにしません。返答を読み、直し、必要なら再提出する時間が残っているかまでを一つの単位にします。受講期間の最後に初めて大量の課題を送ると、回答を受けてから作り直す時間が足りなくなることがあります。

具体的には、今週の課題を日曜日に提出し、次の制作日までに届いた指摘を一つずつ試す予定を置きます。ただし、どの学校もその間の返答を保証しているという例ではありません。実際の返信目安と再提出のルールを聞いたうえで、予定の間隔を調整します。

期限のない教材でも、月末に「説明なしで作れた部分」「質問が必要な部分」「次に作る一本」を短く残すと、視聴だけが続く状態に気付きやすくなります。毎回の作品を大きくする必要はありません。同じ短い動画を改善して、なぜ直したかを自分で説明できることも進み方の目安になります。

通学とオンラインは、自宅環境と来校条件まで確認する

クリエイターズジャパンと忍者CODEはオンライン教材を中心とした学び方です。LIGは通学とオンラインの組合せを案内していますが、在籍期間中に最低1回は校舎へ来る機会を設定する条件があります。遠方から完全に自宅だけで完結したい人は、同じオンラインという言葉でまとめず、この来校条件が合うかを先に確かめます。

LIGが運営する校舎は上野、池袋、町田、川崎、大宮、柏です。全国のデジタルハリウッドSTUDIOすべてがLIGの運営ではなく、同じサービスを利用できるとは限りません。申込み先の名称と実際に通う校舎を合わせることが、料金や指導条件を取り違えないために必要です。

共通案内の教室利用時間は平日12〜22時、土日10〜19時です。平日20時に到着できる人には最大2時間の利用余地がありますが、その全時間が個別指導の予約枠になるという意味ではありません。自習できる時間とトレーナーへ質問できる時間を分けて聞くと、仕事帰りの使い方を決められます。

手持ちのパソコンで短い作品を一度保存する

パソコンを買い替える前に、使うソフトの公式の動作条件とスクールが扱う課題を照合します。同じ動画編集でも、短い実写を切りつなぐ作業と、多くの合成やアニメーションを重ねる作業では負荷が違います。高額な機種を一律にすすめるより、手持ちの機種名と保存容量を伝えて確認するほうが、余分な購入を避けやすくなります。

試すときは、手持ちの短い映像を読み込む、不要な部分を切る、字幕を一つ入れる、動画として書き出す、という流れを一度行います。どこで遅くなったか、エラーが出たかを記録すれば、スクールへ相談する内容が明確になります。これは受講前に高度な編集を独学で済ませるという意味ではなく、学習を始められる環境かを見る作業です。

ソフトの無料体験を使う場合は、有料契約へ移る日と解約条件も先に読んでから開始します。例えばPremiere公式は7日間の無料体験と、終了後の有料メンバーシップへの移行を案内しています。機材確認に必要な期間と合うタイミングで試すと、忙しくて起動しないまま体験期間が終わることを防ぎやすくなります。

教材を見る端末と、編集する端末を分けて考える

スマートフォンで教材を見られても、パソコン向けソフトを使う制作課題がスマートフォンだけでできるわけではありません。電車の中では説明の復習、帰宅後はパソコンで実作業、と役割を分けます。学習に使える時間として数えるときも、動画を見ただけの移動時間と、実際に制作できる机の時間を別にします。

オンライン相談で画面を共有する場合は、自分の声、編集画面、動画の音が相手へ届くかを事前に試します。自宅の回線が不安定な時間や、家族がいて声を出せない時間があるなら、予約する相談枠を調整します。通学を選ぶかどうかは距離だけでなく、自宅で集中して質問できるかによっても変わります。

案件紹介は、学習支援・応募支援・仕事の条件を分ける

「案件サポートあり」という一言の中には、仕事の探し方を学ぶ講義、応募文や作品集の添削、募集情報の紹介、条件を満たした人への仕事の紹介があります。どこまで含むかが違うため、スクール名の横に丸を付けるだけでは比べられません。自分が足りないのが制作技術なのか、応募の仕方なのかを整理して選びます。

応募方法の学習、作品集の添削、仕事の紹介は別の支援である。
仕事に向けた支援を読み分ける
支援の種類 受講者が得られること 同じと考えないこと
営業や応募の教材 仕事を探す方法や提案の組立てを学ぶ 自分への仕事の発注
作品集・応募書類の添削 伝わりにくい点を直して応募へ備える 応募先での採用や受注
案件・求人の紹介 条件に合う募集や相談機会を知る 必ず参加できること、継続的な収入
条件付きの案件紹介保証 定められた条件を満たして対象の仕事を紹介される 受講料の値引き、作業をせず受け取る現金

忍者CODEの案件獲得保証プランは5万円分の仕事の紹介を案内しています。公式の注記では、実力判定テストの合格後に業務委託の基本契約を結び、そこから一か月以内に紹介する条件です。紹介された仕事を受けない場合は保証の対象外とされています。独学プランに同じ保証が付くものではありません。

その5万円は、毎月5万円の収入を続けられる保証でも、488,000円の受講料が購入時に50,000円安くなる制度でもありません。紹介後に行う制作、修正、納品の条件を確認して、実務経験を得る機会として評価します。金額だけを差し引いて安く見せると、学習と仕事の両方に必要な時間を見落とします。

LIGは案件への挑戦機会、応募支援、就職・転職に向けた相談を案内しています。動画ディレクター専攻には制作講評会や、任意の卒業制作に関する案内もありますが、それによって全員の仕事や転職先が確約されるという説明ではありません。自分の希望する働き方と、利用できる募集・相談の種類を合わせます。

クリエイターズジャパンの販売案内にある副業や案件獲得の学習内容も、教材を買うだけで仕事が自動的に届く仕組みとは区別します。教材で営業方法を学ぶこと、サロンで相談できること、個別の仕事を紹介されることは別です。選ぶプランに含まれる具体的な支援を確認してから比較します。

最初の仕事は、制作以外のやり取りも時間に含める

仕事を受けるなら、素材を受け取る、依頼内容を確認する、初稿を出す、修正する、最終ファイルを納める、という流れ全体に時間が必要です。編集だけ二時間でできても、相手からの修正依頼へ対応できる時間がなければ約束を守りにくくなります。受講中に作れる作品と、期限付きで引き受けられる仕事は分けて判断しましょう。

納品とは、依頼された形式と条件で完成物を渡すことです。作品集への掲載許可、音源や素材の使い方、修正回数、支払条件も仕事ごとに確認します。授業の課題として使える素材だからといって、そのまま商用の依頼へ使ってよいとは限りません。スクールの紹介案件でも、個別の指示を読まずに一般化しないことが必要です。

予算と生活の条件を組み合わせると、候補を絞れる

ここまでの情報を、よくある四つの生活条件へ当てはめます。以下は受講効果を予測するものではなく、費用・時間・支援から相談候補を選ぶ例です。条件を一つ変えると結論も変わるので、自分の生活に近い部分を使ってください。

相談先を絞るための条件別の例
自分の条件 まず検討する候補 決め手になる確認
PCはある。新規予算15万円程度。自宅で進めたい クリエイターズジャパン・ベーシック、忍者CODE独学 Premiere年間料を加えた残額で、必要な質問支援と追加機材をまかなえるか
週8〜10時間取れる。通学可能で作品へ具体的な指導が欲しい LIG・動画編集入門 二か月の課題量と担当枠が合い、ソフト等を加えた総額が予算内か
企画から映像制作を学び、作品集も作りたい LIG・動画ディレクター専攻 任意の卒業制作を追加するか。仕事に向けて見せる作品をどこまで完成させるか
基礎から学び、条件付き紹介案件にも取り組みたい 忍者CODE・案件獲得保証 面談の内容と保証条件を理解し、紹介後の作業まで時間を用意できるか

予算15万円でも、同じ余裕が残るわけではない

パソコンを持っていてPremiere年間契約を新しく用意する例では、15万円からクリエイターズジャパンの119,160円を引くと30,840円、忍者CODE独学の137,360円を引くと12,640円が残ります。前者は必要ならサロンの継続費用、後者も追加機材などへ充てる前の差額です。残額があるだけで十分とはせず、具体的に不足するものを入れます。

クリエイターズジャパンで2回の有料更新を仮定した参考額124,120円なら、残額は25,880円です。ただし、その更新期間で自分が必要な支援を利用できるかは別の判断です。価格差が小さくても長い質問期間を優先するなら忍者CODE独学が候補になり、早い時期にまとまった制作時間を取りたいなら期間と支援の組合せを変えて考えられます。

平日20時に通える人は、移動を含めて制作時間を比べる

平日20時から校舎へ行ける人は、LIGで自宅より集中できるかを見学時に確かめる方法があります。移動の往復時間を足しても制作時間が増えるなら通学に意味があります。自宅の机で同じ時間を取れるなら、通学が目的化していないかを考えられます。

申し込む前に一週間だけ学習を試す

候補を決めきれない場合は、前述の短い作品の試作を一週間の予定へ入れます。パソコンの動作だけでなく、生活の中でいつ作業できたか、何に迷ったかを記録します。自分が費用を払って解決したい困りごとを見つけるための試行です。

操作を調べれば進められたが構成に迷うなら、作品への添削を重視できます。説明を読んでも画面上の場所が分からないなら、画面共有や対面指導を重視できます。パソコンを開く時間自体がなかったなら、まず開始時期や生活の予定を調整します。この違いが分かるだけでも、無料相談で必要なコースを絞りやすくなります。

MV・演奏動画を作りたい人が、相談で確かめること

自作曲のMVや、バンド・弾き語りの演奏動画を作る場合も、素材を切る、字幕を入れる、音を整える、書き出すという基本の操作は同じです。違いが出るのは、映像を曲に合わせて組み立てる部分です。今回比べた3校のコースは一般向けの講座なので、MVを題材にした課題があるとは考えず、次の作業を教材や指導で扱えるかを相談で聞きます。

  • 曲に合わせたカット:拍や小節の区切りで場面を切り替える。音の波形を見ながら切る位置を決める操作を学べるか
  • 複数の映像の同期:スマートフォン2台などで撮った演奏を、音を基準に同じタイミングへそろえる方法を扱うか
  • 歌詞テロップ:歌に合わせて歌詞を表示する。文字を動かして見せる演出まで求めるなら、After Effectsを学ぶコースか
  • 縦長の書き出し:YouTubeの横長に加えて、ショート動画向けの縦長も作るか
  • 自分の素材の提出:自分で撮った演奏映像や自作曲を、課題や添削の素材として使えるか

相談では「自作曲の3分のMVを、スマートフォン2台で撮った演奏映像と歌詞テロップで作りたい」のように、完成形を一つ伝えると答えが具体的になります。添削を受けたい人は、自主制作のMVが添削の対象になるか、途中版から再提出まで見てもらえるかを聞きます。

音は、動画編集ソフトで一から整えるより、歌や演奏を録音・ミックスした音源を先に仕上げ、映像をその音源に合わせる進め方が扱いやすくなります。録音から動画の投稿までの流れは「スマホだけで歌ってみたの作り方」で確認できます。カバー曲の演奏動画を公開する場合は、編集の技術とは別に曲の権利の確認が必要です。投稿先ごとの考え方は「歌ってみたの著作権を3ステップで判定」で整理しています。

動画編集スクールを申し込む前のよくある疑問

独学でもできるなら、スクールを選ぶ意味はありますか?

操作説明を読むだけで進められる人にとって、すべての入門支援が必要とは限りません。作品の弱点を指摘してほしい、学ぶ順番を整理したい、質問先が欲しいといった困りごとが具体的になれば、どの支援へ費用を払うかを選べます。

受講料が高いほど仕事を得やすくなりますか?

本稿の公式資料だけで、受講料と受注率の関係は確認できません。料金差には面談、受講形式、課題や制作範囲などが含まれます。必要な支援の内容で比べ、紹介制度を利用する場合は条件を個別に確かめます。

スマートフォンだけで受けられますか?

教材の視聴と制作課題を分けて考えます。今回の比較ではパソコン向けのPremiere Pro等を使うため、スマートフォンで動画を見られることだけでは、課題制作まで完結できるとは判断できません。

購入後に合わなければ返金されますか?

クリエイターズジャパンのFAQは返金制度なし、忍者CODEは原則として支払い後のキャンセル・返金に対応しない旨を案内しています。忍者CODEは自社都合で教材を見られない場合等について別途対応を説明しています。LIGも含め、自分に適用される申込条件を支払い前に読み、受講開始後に試せばよいと考えずに判断します。

相談では、見積もりと添削の例と一週間の予定をそろえる

相談先を二つ程度に絞ったら、同じ条件で回答をもらいましょう。作りたい動画、使っているパソコン、週に制作できる時間、使える予算を伝え、受講料以外を含む見積もりと、作品への指導方法を具体化します。安い表示額から決めるのではなく、自分が使う支援まで含めて選べる段階へ進めます。

予算、見てもらいたい作品、一週間の予定を同じ条件で相談する。

例えば「自分の紹介動画を作りたい。平日2時間と休日6時間を確保できる。Premiereは未契約で、完成前の作品を見てもらいたい」と伝えると、教材だけで進められるか、個別指導が必要かを相談できます。説明が分からない項目は、契約するコース名と料金表へ書き戻してから比較しましょう。

広告:クリエイターズジャパンの講座内容と申込み条件

動画編集スクール【クリエイターズジャパン】

広告|クリエイターズジャパンの講座案内



忍者CODEの独学プランを見る(公式サイト)/案件獲得保証プランを見る(公式サイト)

LIGの動画編集入門プランを見る(公式サイト)/動画ディレクター専攻を見る(公式サイト)

情報確認日:2026年10月1日。料金・募集内容・支援条件は変更される場合があります。

出典・参考資料

EMMU APP
音楽・ダンス活動をスマートに

EMMUは、音楽やダンス活動を支援するアプリです。
バンド・吹奏楽・合唱・ダンスチームの練習日程、出欠確認、
演奏曲、譜面、音源、動画、連絡を簡単に整理して共有。